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醜い怪物と美少女の物語①・愛との出会い

りりぃブログ

ジャンル:ドラマ/ロマンス

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キャラクター

アラールナ・ラットリー

ヒロイン

身長:168cm

年齢:13歳

誕生日:6月16日

メインカラー:紫色、青色

性格:人懐っこい、寂しがりや、優しい。

好きなもの:本。

嫌いなもの:いじめ。

趣味:料理、絵を描く

フィンランドに住む、13歳の少年。

紫色のロングヘア、青色の目をしている

ハラリア学校の5年生。

いつかは恋人とオーロラを見たいと思っている。

有名なお金持ちだが、両親は家事や妹の世話で忙しく自分で料理をする。

小さい頃から胃が弱く、お腹を痛めたりすることが多い

6歳上の姉、10歳下の妹がいる、実は20歳上の兄がいる。

兄はアラールナが小さい頃に家を出ていった。

セルックス・ゼート

主人公

身長:185cm

年齢:15歳

メインカラー:茶色、黄色

誕生日:10月15日

好きなもの:美しい女

嫌いなもの:ぶりっ子

性格:ぶっきらぼう、優しい。

アラールナの恋人。

アラールナと同じ学校に通う。

茶色の髪と黄色の目をしている。

学校でモテている男子だが、正体は人狼である。

背が高く、アラールナより2歳年上。

10歳上の姉がいる。

アラールナと同様、恋人とオーロラを見たいと思っている。

キャリーシャ・ラットリー

アラールナの姉

身長:170cm

年齢:19歳

メインカラー:すみれ色、青色

性格:頑張り屋、妹想い。

好きなもの:妹

嫌いなもの:いたずら

趣味:家事

妹想いのアラールナの姉。

両親が家事ができない代わりに、自分が妹の世話をしている。

ハラリア高校の3年生。

すみれ色のロングヘアと青色の目をしている。

リラクシア・ラットリー

身長:178㎝

年齢:29歳

誕生日:5月7日

メインカラー:赤、緑

好きなもの:家族

嫌いなもの:浮気

趣味:縫い物

性格:頑張り屋、家族想い

アラールナの母親。

仕事が忙しく、あまりアラールナをかまってあげていない。

仕事がない時はお出かけに行っている。

赤毛のロングヘアと緑の目をしている。

ラックス・ラットリー

身長:188cm

年齢:32歳

誕生日:3月13日

メインカラー:茶色

好きなもの:家族

嫌いなもの:イヌ

性格:家族思い、しっかり者

趣味:マンガを描く

アラールナの父親。

茶色の髪と目をしている。

しっかり者だが、ビビりな面もある。

犬が苦手、マンガを描くのが好き

ステーシャ・ラットリー

身長:80cm

年齢:3歳

誕生日:8月3日

性格:人懐っこい

好きなもの:姉。

嫌いなもの:ピーマン

メインカラー:すみれ色、青色

アラールナとキャリーシャの妹。

キャリーシャと同様、すみれ色の髪と青色の目をしている。

姉たちとは違い、髪はボブヘア。

あらすじ

フィンランドに住む少女アラールナは独りぼっちの毎日を送っていた

いつかは恋人とオーロラが見れると思っている。

ある日、アラールナは同じ学校に通う、セルックスに恋をする

しかし彼の方はアラールナに近づこうとしない。

どうにか仲良くしようとするアラールナ、しかし彼の衝撃の正体を知る。

人狼と少女のダークな恋が始まる

気になる彼

朝早くから起き、洗面所に向かう。

私はアラールナ・ラットリー、13歳、ハラリア学校の5年生。

いつかは恋人とオーロラを見たいと思っている。

家では独りぼっちの時間が多い、その割には友達は多い。

アラールナ「ぷはー。」

タオルで顔をふく。

キャリーシャ「変わって。」

お姉ちゃんのキャリーシャが入って来た

アラールナ「朝食用意しとくよ。」

キャリーシャ「ありがとう。」

お姉ちゃんは家の家事をしている。

両親は仕事が忙しいからだ。

私には10歳下の妹がいる

ステーシャ「お姉ちゃん、おなか減った。」

アラールナ「今用意するから。」

可愛い妹がいるっていいな。

それと優しいお姉ちゃん。

パパとママは朝早くからいない。

キッチンに向かい、冷蔵庫から、卵、ソーセージ、パンを取り出す。

両親が料理ができない代わりに、私とお姉ちゃんがつくっている。

朝ごはんを食べたら、ステーシャを保育園に連れて行く。

アラールナ「目玉焼きがいい?それともオムレツ?」

ステーシャに聞いた

ステーシャ「オムレツ。」

アラールナ「了解。」

卵を割り、泡立て器で混ぜ始めて、フライパンで焼く。

キャリーシャ「私はソーセージを焼いておくね。」

アラールナ「ありがとう。」

オムレツが焼けたら、お皿に盛り付ける。

アラールナ「いただきます。」

オムレツを一口、ほおばる

キャリーシャ「美味しくできてる。」

アラールナ「良かった。」

朝食を終えて、着替えをして、バックを背負い、外に出た。

アラールナ「行ってくるね。」

キャリーシャ「行ってらっしゃい。」

学校に向かってる途中、友達のラルーナ・キャリマンと会った

ラルーナ「おはよう。」

アラールナ「おはよう。」

ラルーナ「今日は放課後どうする?」

アラールナ「さあね。」

学校に着いた、問に入り、教室に向かう。

アラールナ「おはよう。」

スラー「おはよう。」

スラーことスラーリ・ウォールが手を振った

アラールナ「おはよう。」

スラー「学校終わったら、ドーナツ食べに行かない?新しいところできたんだって。」

アラールナ「いいね。」

私はドーナツが大好き、よく家で作るお菓子だ。

リアン「授業を始めます。」

ラルーナ「はい。」

席に座って、筆箱を取り出した。

人狼のモテ男子

リアン「1時間目の授業は終わりです。」

アラールナ「ふう。」

スラー「ねえ、アラールナ。」

スラーが突撃話してきた

アラールナ「何か?」

スラー「この学校のモテモテ男子の事で。」

誰?転校生かな?

アラールナ「誰なの?転校生?」

スラー「前から、この学校に通ってる、背が高くて、茶色の髪をしてる。

女の子が近づいても、相手にしないんだって、さぼりが多いだって。」

アラールナ「ふーん。」

そういう子がいるんだな。

スラー「私達より、2歳年上なの。」

その子は7年生なんだ。

会ってみたい

アラールナ「名前は?」

スラー「セルックスっていうらしい。」

アラールナ「どこのクラス?」

スラー「そこまでは知らないの。」

私の運命の人かも、休み時間の時に探してみよう。

スラー「次の授業が始まるよ。」

アラールナ「うん。」

ランチの時間になり、食堂に向かった。

アラールナ「今日はどうしよう。」

まずは粉チーズがかかったサラダをトレーにおく。

アラールナ「サンドイッチがある。」

3種類のサンドイッチを手に取る

ラルーナ「私も。」

それとペンネが入ったトマトスープも手に取った

アラールナ「美味しそう。」

席に向かったら、すみっこの方に座っている、男の子に気づいた。

アラールナ「?誰?」

ラルーナ「あの子がセルックスだよ。」

本当に背が高い、茶色のサラサラの髪と黄色の目をしてる。

むすっとした顔をしてる

アラールナ「気になるな。」

私はセルックスが座っている席のとなりのテーブルに座った

セルックス「なんだよ!お前!」

突撃怒鳴ってきた。

アラールナ「座っちゃ悪かった?」

セルックス「別のところに行け!」

追い出されってしまった、ますます気になる。

どうしたんだろう?

しょうがなく、空いている席に座った。

でも、どうしてもあの子が気になってしょうがない。

この出来事で私はセルックスの事で頭がいっぱいになった。

ダークな恋

休み時間、私はセルックスを探していた

アラールナ「セルックス!セルックス!」

どこにもいない、教室かな?

7-Aの教室に入った。

アラールナ「やっぱり。」

席に座って、本を読んでいる

アラールナ「入っていいかな?」

セルックス「勝手に入るなよ!」

さっきと同じだ

アラールナ「そんなに怒らないでよ、あなたがセルックス・ゼート?

かっこいいって聞いたから、来たけど。」

セルックス「またかっこいい、飽きるほど聞いた言葉だ。」

アラールナ「ねえ、良かったら、今日は満月だし、お月見しない?」

満月と聞いた瞬間、セルックスは震え出した

セルックス「満月…ぶるぶる。」

どういう事か分からなかった、満月って聞いたら、どうして?

アラールナ「美味しい、お団子を用意するんだけど?」

セルックス「絶対に行くか!」

アラールナ「あら、そう。じゃあさ、放課後、ドーナツ食べに行くんだけど。」

セルックス「ゴクリ。」

アラールナ「行く?」

セルックス「行かない。」

アラールナ「そう、じゃあまたね。」

セルックス「…」

放課後、3人とドーナツを食べに行った

アラールナ「美味しそう、どれにしようかな?」

スラー「迷う。」

紅茶のドーナツやギャラクシーのドーナツ、トリプルのチョコのドーナツ。

50種類ぐらいあって、悩む。

スラー「私、紅茶クリームとハニークリームのドーナツにする。」

ラルーナ「私も。」

アラールナ「じゃあ、私はギャラクシーとトリプルチョコドーナツください。」

写真を撮ってる人がいっぱいいる、セルックスも連れて行けばよかった。

アラールナ「美味しそう。」

トリプルチョコのドーナツをほおばった。

チョコの味が口に広がった。

中にチョコクリームも入ってる

アラールナ「美味しい!感動した。」

スラー「こんなに人気があるわけだ!」

2個のドーナツを一瞬で平らげた。

アラールナ「また行こうね。」

スラー「じゃあ。」

家に帰っている、途中、セルックスを見かけた

アラールナ「セルックス!偶然だね。」

セルックス「またお前かよ。」

アラールナ「お前って言わないでよ、私の名前はアラールナ・ラットリー。」

セルックス「お前のあだ名はアラルだな。」

アラールナ「あだ名を付けてくれるの!ありがとう!」

セルックス「じゃあ。」

アラールナ「じゃあね。」

家に前に付き、カギを取り出して、家に入る。

アラールナ「ただいま。」

てっ言っても誰もいない、部屋の明かりをつけた。

アラールナ「はあ、セルックスのことがどうしても気になる。」

時計を見る、4時30分。

アラールナ「何しようかな?」

今日はお月見をするし、お団子の材料でも買いに行こうかな。

冷蔵庫の中もなくなってきたし、買い出しに行こう

外に出て、スーパーに向かう。

アラールナ「なに、買おうかな?」

トボトボ、歩いていたら。

キャリーシャ「あれ?アラールナ?どうしたの?」

学校帰りのお姉ちゃんと会った

アラールナ「買い出しに。」

キャリーシャ「一緒に行く?」

アラールナ「うん。」

お姉ちゃんと一緒にスーパーに向かった。

アラールナ「着いた。」

キャリーシャ「今日の夕食、何にする?」

アラールナ「何にしよう。」

スーパーを見ていると、またまたセルックスと会った

アラールナ「セルックス、また会ったね。」

セルックス「…」

キャリーシャ「クラスメイト?」

アラールナ「うんうん、7-Aだよ。」

キャリーシャ「アラールナの姉のキャリーシャです。」

セルックス「…」

アラールナ「偶然、夕食の用意を買いに来たの。」

キャリーシャ「じゃあね。」

その場をさった

アラールナ「今日の満月楽しみだね。」

キャリーシャ「そうね、夕食は骨付きチキンにする?」

アラールナ「いいね。」

スーパーで夕食の材料とお団子の材料を買って。

家に帰った。

キャリーシャ「私、ステーシャを迎えに行くから。」

アラールナ「先に帰ってるね。」

謎のとおぼえ

7時半。

ステーシャを連れたお姉ちゃんが帰ってきた。

アラールナ「お帰り。」

私はチキンを焼いていた。

キャリーシャ「ありがとう。」

ステーシャ「お腹すいた。」

アラールナ「ママとパパもうすぐ帰ってくるって。」

キャリーシャ「そう。」

アラールナ「早く帰ってこないかな?」

二人の噂をしていると。

ガチャリ、ドアが開く音がした

リラクシア「ただいま。」

ラックス「待たせたな。」

アラールナ「お帰り!」

二人に勢い力抱き着いた

キャリーシャ「お帰り。」

ラックス「ただいま、ステーシャ。」

ステーシャ「お帰り、パパ。」

アラールナ「ご飯作っておいたよ。」

リラクシア「助かるわ、夕食にしましょうか。」

ラックス「今日は特別な満月だから、早めに帰って来たよ。」

席に着き、夕食を食べ始めた

リラクシア「上手く、焼けてるわね。」

アラールナ「お月見ようのお団子も作っておいたよ。」

ラックス「楽しみだ。」

チキンと一緒にライスを口に入れた

アラールナ「ジューシー!」

ステーシャ「お姉ちゃん、お肉切って。」

ステーシャがナイフを差し出してきた

アラールナ「いいよ。」

チキンを食べやすい大きさに切ってあげた。

ステーシャ「ありがとう。」

アラールナ「どういたしまして。」

夕食を終えて、ベランダに行って、お月見を始めた。

アラールナ「綺麗だね。」

リラクシア「ホントに。」

ステーシャ「お姉ちゃん、おんぶ。」

キャリーシャ「いいよ、よいしょっと、見える?」

ステーシャ「まん丸。」

ラックス「どうするアラールナ、狼男がいたら。」

狼男?なんでそんな?

アラールナ「さあね。」

ラックス「都市伝説だけどな。」

お月見ようのお団子をみんなで食べた。

アラールナ「美味しい。」

そして、その時だった。

ウウォーン

アラールナ「!何?」

リラクシア「空耳じゃない?」

ママたちは聞こえてないみたい。

アラールナ「気のせいか。」

お風呂に入って、歯を磨き。

ベットに入る。

アラールナ「おやすみなさい、お姉ちゃん。」

キャリーシャ「おやすみなさい。」

ある真夜中、午前2時ぐらいの時

ウオーン

またとおぼえが聞こえた

アラールナ「?何?」

窓をみあげると、狼の影が見えた

アラールナ「はあ。」

私は気を失ってしまった

朝起きると、ベットにいた

リラクシア「大丈夫?どうしてたおれてたの?お腹を痛めた?」

アラールナ「いや、寝ぼけてたんだよ。」

リラクシア「じゃあ、行ってくるわね。」

アラールナ「私も行く準備をしよう。」

噂になったとおぼえ

あのとおぼえから次の日になった。

学校で噂が広まった

スラー「あのとおぼえなんだったんだろうね。」

アラールナ「うん。」

ラルーナ「ホントに。」

アラールナ「なんだったんだろう。」

オオカミの影がすごく気になる。

狼男?都市伝説だから、信じられない。

アラールナ「席に座ろう。」

ラルーナ「うん。」

授業が始まった

休み時間になり、7年生の教室に向かった。

アラールナ「セルックス?」

セルックス「やあ。」

アラールナ「昨日のとおぼえのこと、何か知らない?」

セルックス「…満月きれいだった?」

アラールナ「きれいだったよ、すっごく。」

セルックス「この前はごめん、仲良くなりたかっただけで。」

アラールナ「いいよ、気にしないで。」

セルックス「ドーナツ食べに行かない?」

アラールナ「いいよ、楽しみにしてる。」

ほんとは優しいんだ、仲良くなれてよかった。

ワクワクしながら、教室を出た。

二人だけのお茶

放課後、セルックスを誘って、ドーナツ屋に向かった。

セルックス「友達を誘わなくていいの?」

アラールナ「いいの、よく行ってるし。」

セルックス「そう、オシャレだね。」

アラールナ「どれにする?私はキャラメルクリームとクッキークリーム。」

セルックス「僕も同じ。」

アラールナ「出た、同じやつ頼む。」

セルックス「そうか?」

アラールナ「いただきます。」

セルックス「あん。」

キャラメルのドーナツを一口ほおぼった

セルックス「美味い!初めて食べた。」

アラールナ「初めてなの?いくつだっけ?」

セルックス「15だ。」

アラールナ「13。」

セルックス「ハハハハハ。」

アラールナ「フハハハハハ。」

二人で笑いまくった。

言いたくない秘密

セルックス「美味しかったよ、ありがとう。」

アラールナ「私。」

セルックス「なんだい?」

アラールナ「セルックスが…」

セルックスの黄色の目を見て、答えた。

アラールナ「セルックスが好きなの。」

好きと言ってしまった

セルックス「ごめん、君とはいられない。」

アラールナ「え?」

セルックス「暗くなってる、もう帰るよ。」

アラールナ「ちょっと。」

セルックスは速足で去っていった

アラールナ「私も帰ろう。」

家のドアの前に着き、ドアを開けた

アラールナ「ただいま…誰もいない…」

なんだか寒気がする。

アラールナ「今日は何を食べよう。」

お姉ちゃんは今日は塾がある。

時計を見ると7時半。

冷蔵庫から、レトルトのパスタソースを取り出して、パスタをゆで始めた。

アラールナ「君とはいられない…なんで?」

セルックスの言葉が気になってしょうがない。

アラールナ「ゆであがった。」

麵をお皿に盛り付ける、ソースをかけた

アラールナ「いただきます。」

昔から、家で一人の時はこうやってご飯を作っている

アラールナ「上手くゆでてる。」

パスタを巻きながら、独り言をしていた。

アラールナ「ごちそうさま。」

皿を洗って、お風呂の準備をした

辛い過去

翌日、休み時間の時にセルックスの教室に行った。

セルックス「やあ、アラールナ。」

アラールナ「私のあだ名はアラルじゃなかったの?」

セルックス「いや、ニックネームはできるだけ付けたくない。」

前のセルックスと違う、こんなに優しかったんだな。

アラールナ「昨日のことなんだけど、どういうことなの?」

するとセルックスは5秒ぐらい黙って

セルックス「僕は実はおお。」

アラールナ「おお?」

おおと言いかけた時に口を閉じた

セルックス「何でもない。」

アラールナ「今日は放課後、どこに行く?」

セルックス「いいところがある。」

アラールナ「楽しみにしてる。」

どんなところだろう。

教室を出た時にばったりとラルーナと出くわした

ラルーナ「あなた、セルックスが好きでしょ?」

その言葉にギクッとした

アラールナ「ばれちゃた?」

ラルーナ「だって、顔が赤くなってる。」

ラルーナは私のこと分かってるな

アラールナ「今日も放課後、遊びに行くの。」

ラルーナ「アラールナの恋を応援するよ。」

こんないい友達がいるのに、ネガティブなことに目を向けきゃダメだ!

よし!家に帰ったら、やりたい事リストを描こう!

アラールナ「なんか、自身が出てきた!」

ラルーナ「じゃあ、楽しんでね。」

学校が終わり、セルックスが門の前に立っていた。

セルックス「やあ、美人少女。」

美人少女?何それ?

アラールナ「そんなこと、初めていわれた。」

セルックス「君にピッタリなスイーツのお店がある。」

アラールナ「本当に!めっちゃ楽しみ!」

学校から北の方に歩いて行った。

アラールナ「どこにあるの?」

セルックス「まあまあ。」

遠い所にあるって、期待しちゃう。

セルックス「ここさ。」

アラールナ「はあー・・・」

みとれてしまう。

お店の色はレインボー、カンバンには「ようこそ、夢のギャラクシー。」と書いてある

お店の屋根にはもこもことしたクリームが載ってあるカップケーキ絵がついている

アラールナ「感動。」

目が丸くなってしまう。

セルックス「入るよ。」

中に入ると、ピンク色のワンピースを着た、お姉さんがたっていた

セルックス「やあ、姉さん。」

アラールナ「姉さん!」

セルックス「姉のエラミ―だ。」

エラミー「また来てくれたの、ありがとう。」

セルックス「同じ学校のアラールナ・ラットリー。」

エラミー「きれいな彼女ね。」

彼女!

セルックス「彼女なんて、まだ出会って1週間もたたないよ。」

エラミー「席に案内するわ。」

お姉さんの見た目は濃いピンク色の髪、紫色の目をしている。

身長は弟のセルックスと比べたら低め。

髪はお団子に結んでいる。

エラミー「ここよ、メニューよ。」

アラールナ「ありがとう。」

見たことのない、スイーツがいっぱい

バタークリームに付けて食べる、スティックケーキ

世界一のマカロンタワー、レインボークリーム添えの厚焼きホットケーキ。

気になるのがいっぱいある。

セルックス「僕はスティックケーキにするけど。」

私はホットケーキとスティックケーキ、どっちにしようか悩んでいる。

アラールナ「ねえ、ホットケーキとスティックケーキシュアしない?」

セルックス「いいよ、シュアなんて初めてだよ、友達が少なくて。

話す相手がいなかった。」

アラールナ「私がいるじゃん、ネガティブなこと言っちゃだめ。」

セルックス「そうだった、アラールナ、僕と一緒にいたら。」

アラールナ「何?」

セルックス「君の命が危ないかも。」

アラールナ「なんで?」

エラミー「お待たせ。」

アラールナ「美味しそう。」

セルックス「いただきます。」

セルックスはスティックケーキをバタークリームに付けて食べた

セルックス「美味しい、ダブルバターだ。」

アラールナ「このクリームの味すごくおいしい。」

セルックス「交換しよう。」

アラールナ「スティックケーキいただます。」

ふんわりしている、バタークリームとあう。

アラールナ「美味しい。」

セルックス「こっちも。」

食べ終わって、お会計をしてお店を出た。」

セルックス「ありがとう、今日も。」

アラールナ「うん。」

セルックス「じゃあ。」

アラールナ「うん。」

愛する人の恐ろしい正体

そのお店から家まで時間がかかった、もう暗くなっていってる。

アラールナ「ママが心配してる、早く帰らなきゃ。」

その時だった、目の前に茶色の何かが現れて

しゅいん!

アラールナ「何!」

その物体は、二本足で立った、狼だった。

目がセルックスと同じ黄色

狼「グルルルル」

アラールナ「キャー!来ないで!」

だけどその狼は襲って来たんじゃないと、分かった

後ろを振り向くと、そこにはナイフを持った男の人が立っていた

狼「がうう!」

狼はその男に襲い掛かった

男「ギャー!」

アラールナ「はああ…」

見てられなかった、その狼は何なのか?そしてどうして助けるの?

男「…」

男は殺されていた。

狼がこっちを見ている

アラールナ「誰なの?」

狼「…」

アラールナ「狼男?誰なの?あなたはいったい誰?」

黙って聞いていた、目をよーく見てみた。

どう見てもセルックスの目

アラールナ「もしかして…セルックス?」

そういったとたん、狼は去っていった

アラールナ「…」

次の日、休み時間。

セルックスの教室に行った

セルックス「はあはあ。」

顔が青ざめている、顔に傷がある。

おかしい。

アラールナ「セルックス、昨日の帰り、狼が現れたの。」

セルックス「…」

アラールナ「私を刺そうとした男がいて、狼は私を助けてくれたの。」

セルックス「…」

アラールナ「知らない?」

セルックス「来い!」

アラールナ「どこ行くの?」

手を引っ張って、教室を出た

アラールナ「ここって、なんで理科室?」

理科室の老化に連れてきた

セルックス「話してもいいんだな?」

アラールナ「うん。」

涙が出そうなセルックス

セルックス「さっき言ってた狼が。」

アラールナ「うん。」

セルックス「あれが僕。」

一瞬無言になった、分かってた。

アラールナ「分かってたよ…」

セルックス「嫌いになっただろ?」

アラールナ「うんうん。」

首を振った

セルックス「あんな僕が愛してごめん…」

アラールナ「気にしてない。」

セルックス「噓をつかなくていい、じゃあな。」

アラールナ「待って!」

セルックス「狼男を好きになるってことだぞ?狼男になったら君を食っちゃう。」

アラールナ「待って!」

セルックス「…」

やっぱり、あの狼がセルックスだったんだ…

これって失恋?そんなわけがない。

出会って1週間がやっと立ったところなのに…

私は家に帰ることにした。

アラールナ「あはー!」

帰り道、ショックのあまりで泣いてしまった。

大好きなセルックスにあんなこと言われて。

涙が次々とこぼれてゆく…

アラールナ「なによ!」

ポケットからハンカチを取り出して、涙を吹いた

アラールナ「あはー!はあ…」

そこへ偶然ラルーナとスラーが通りかかった

ラルーナ「どうしたの!」

スラー「何で泣いてるの?」

なにも言えなかった…

アラールナ「あのね。」

セルックスのことをすべて話した

ラルーナ「あの時のとおぼえはセルックスだったの?」

スラー「だから目が狼みたいな黄色なの?」

アラールナ「どうすれば?」

ラルーナ「聞いてみなよ、セルックスは冗談で言っただけだと思うし。」

スラー「話してみなよ。」

アラールナ「うん。」

そうだ、セルックスは本気で言ったんじゃない。

家に帰ったら、電話してみよう。

涙の仲直り

家に帰り、部屋に入り、受話器を手に取る。

アラールナ「お願い出て…」

プルルルル

セルックス「はい?」

セルックスだ、よかった。

アラールナ「私だよ。」

セルックス「ここまでしても?」

アラールナ「当たり前でしょ、話し合おうよ。」

10秒くらい静かになった

セルックス「さっきのは本気じゃない、でも獣の僕なんかでいいの?」

いかにも泣きそうなセルックス。

アラールナ「いいの、狼であろうと関係ない…」

セルックス「君はやさしいね。」

アラールナ「え?」

セルックス「色んな学校行ってたんだけど、君みたいな女の子はいない。

昔はあんな怒りんぼうじゃなかった、でも変わり者だからっていじめられて。」

いじめられてたの?かわいいそう。

アラールナ「そうなの?」

セルックス「生まれた時から狼男なんだよ、小さい頃から家をめちゃくちゃにしてる。」

私となんか似てる、私は生まれた時から胃が弱くて、お腹を痛めたり、

時には吐いたり、入院したりしている。

アラールナ「私も、生まれた時から胃が弱いの。」

セルックス「胃が弱い?」

アラールナ「お腹を痛めたり、吐いたり、入院になることもあった。」

セルックス「治らない?」

アラールナ「今は大丈夫だけど、いつ悪くなるか分からない。

お腹を痛めた時は食力もないし、運動も、歩くことも苦労。」

セルックス「君も苦労してるんだね。」

アラールナ「今は私一人なの、家に来てくれない?」

セルックス「いいよ。」

アラールナ「あなたに会いたくて。」

恋人の似顔絵

ピンポーン、チャイムの音が鳴り

ドアが開いた

セルックス「やあ、いい家だね。」

アラールナ「クッキー食べる?」

セルックス「手作り?」

アラールナ「うん、最速で作った。」

セルックス「ありがとう。」

アラールナ「上がって。」

セルックス「一人なの?」

アラールナ「昔から独りのことが多い、ママとパパは共働き。

お姉ちゃんは塾があるし。」

セルックス「僕のうちも。」

アラールナ「似た者同士だね。」

セルックス「クッキーいただくよ。」

アラールナ「私、上に行ってくる。」

セルックス「何を?」

アラールナ「いいから。」

私は部屋に行き、色鉛筆とシャーペン、紙を持って降りた

アラールナ「あなたの似顔絵が書きたかったの。」

セルックス「似顔絵を描いてくれるの?生まれて初めてだ。」

アラールナ「いい絵を描くよ。」

シャーペンを握り、輪郭を描いた。

次に目を描き、口、鼻を描く。

そして最後に髪。

アラールナ「どうかな?」

セルックス「うまいね!感動するよ。」

アラールナ「ありがとう。」

セルックス「宝物にするよ。」

アラールナ「そこまで?」

思い出の写真

外はだいぶ暗くなってきた、それでもお姉ちゃんは帰っていない。

セルックス「暗くなってきたな、そろそろ帰ろう。」

とっ言った時に

セルックス「!」

アラールナ「どうしたの?」

窓を見ると、真ん丸な満月が出ていた。

まずい、セルックスが家を暴れたら困る!

アラールナ「セルックス!」

私は落ち着かせようとセルックスに抱き着いた、けど…

セルックス「あああ…」

手遅れだった…セルックスの体が狼男になってゆく…

セルックス「グルルルル。」

アラールナ「きゃー!」

ザキリ!

アラールナ「キャー!」

手を切られてしまった。

アラールナ「セルックス!」

セルックス「がうるる!」

セルックスは家の中を荒らし始めた、花瓶や棚まで。

バリン!ガッシャー!

セルックスは私の部屋に入って、部屋を荒らし始めた。

アラールナ「セルックス!やめて!」

バリン!

その時、1枚の写真が落ちた。

セルックス「!」

アラールナ「え?」

その写真を見ると、一緒にカフェに行った時の写真だ。

その写真をみたセルックスは暴れるのをやめた

セルックス「…」

アラールナ「思い出したの?」

セルックス「…」

アラールナ「思い出の写真…宝物にしてる。」

涙が出てきた…

私はどうして獣を愛しているんだろう…

獣であろうと関係ないから?

セルックス「…」

アラールナ「セルックス…」

シュイン!セルックスは窓から飛び出して、姿を消した

アラールナ「セルックス…」

家の中がめちゃくちゃだ。

ママに何といえば…

そう思った時にドアが開く音がした。

リラクシア「!何なのこれ!」

キャリーシャ「アラールナ!大丈夫?」

アラールナ「…」

何といえば。

リラクシア「さっき、窓から狼が飛び出したのが見えたけど…」

アラールナ「あれが私の恋人。」

リラクシア「え!」

全て説明した。

リラクシア「彼が家をこんなことに!」

アラールナ「セルックスを許してあげて!悪気があってやったんじゃない!」

リラクシア「彼を連れてきなさい!」

アラールナ「はい…」

セルックスの悩み、アラールナの夢

セルックス「…」

リラクシア「あなたが部屋をめちゃくちゃに?」

セルックス「…そうです、やりました…」

リラクシア「どうしてくれるの!」

アラールナ「…」

リラクシア「あなたも彼のことを説得できないの?」

アラールナ「手遅れだったから。」

リラクシア「もういいわ、家は何とかする、仕事は休みね。」

セルックスは外に出た。

セルックス「僕のことを嫌いになったらろ?」

アラールナ「そんなことないよ!一言も。」

セルックス「家をあんなめちゃくちゃにして嫌いになんておかしいだろ?」

アラールナ「気にしないで。」

セルックス「お前のかあさんやさしいな。」

どういうことなの?

アラールナ「やさしいって?」

セルックス「うちの母さんならあれだけではすんでない。」

アラールナ「セルックスのお母さんってどんな?」

その質問の答えは意外だった。

セルックス「継母だよ、産みの母さんは知らない。」

そうなんだ、かわいいそう。

セルックス「赤ちゃんの時に離婚したんだってさ。」

私も20歳も年の離れた、お兄ちゃんがいる。

でも私が小さい頃に家を出ていったらしい。

新しい生き方を知って行った。

アラールナ「私もお兄ちゃんがいるよ、20歳も年が離れた。」

セルックス「家を出ていったから。」

アラールナ「そう!よくわかったね。」

セルックス「じゃあ。」

お兄ちゃんに会ってみたいな。

セルックスも同じ気持ちだろう。

セルックスのところでは

フラール「あの子遅いわね!」

セルックス「ただいま。」

玄関のドアを開けた。

フラール「どこ行ってたの!」

セルックス「友達の家に。」

フラール「こんな時間まで。」

はあ、うるさい母さん、産みの母さんはどんな顔だろう?

フラール「ご飯さめちゃうでしょ!はやく食べなさい!」

セルックス「また、カレーライス?」

フラール「食べられるだけ幸せよ。」

フェル「お帰り、セルックス!」

父さんは母さんとは逆ですごく息子想いでやさしい。

母さんは父さんとラブラブなのに僕の前ではきびしい。

カレーライスを食べながら思った

セルックス「なあ、母さん。」

フラール「何か?」

セルックス「友達とデートにショッピングモールに行くんだ。」

フラール「それで?」

セルックス「おこずかいを…」

母さんが頭をベシッとたたいてきた

セルックス「いった!」

フラール「バカ!なんでそんなのを!」

なんでダメなんだよ!

セルックス「こうなると思った…」

セルックスの母、アラールナの兄。

今日は日曜日、気晴らしに新しくできたカフェに行くことにした。

アラールナ「いい天気。」

トボトボと歩いていたら。

私と同じカフェに行こうとした男の人が見えた。

銀色の髪で緑色の目、背が高い。

見覚えがあった。

アラールナ「お兄ちゃん?」

 

絶対にそうだ!私のお兄ちゃんのサンラー・ラットリーだ!

サンラー「?ちょっと、君。」

お兄ちゃんがこっちに近づいてきた。

アラールナ「お兄ちゃん!」

サンラー「君、もしかして、アラールナ・ラットリーか!」

アラールナ「そう!久しぶり!」

サンラー「気づかなかったよ!あそこのカフェに行くのか?おごってやるよ。」

アラールナ「ありがとう!」

お兄ちゃんがこんなにイケメンだとは。

アラールナ「なんでここに?」

サンラー「ああ、旅行で遊びに来たんだ、久しぶりに来たな。」

アラールナ「いままでどこに行ってたの?」

サンラー「ノルウェーだ、そこである女の子に会ったよ。」

アラールナ「名前は?」

サンラー「たしか、リラーナ・ラット?」

アラールナ「へえ、私も会ってみたいな。」

サンラー「緑色の目をしてたよ、髪は白。」

アラールナ「ノルウェーに遊びに行っていい?」

サンラー「いいとも、楽しいぞ。」

アラールナ「ここがジェラルドカフェか。」

サンラー「キャリーシャとはどうだ?」

アラールナ「仲良くしてるよ。」

サンラー「何にする?」

メニューを見せてきた。

アラールナ「ここの人気メニューの厚焼きフレンチトーストにする。」

サンラー「ドリンクは?兄さんはコーヒーにするけど。」

アラールナ「ホットココア。」

サンラー「まだまだ子供だな。」

アラールナ「てへ。」

セルックスのところでは

フラール「セルックス、お使い行ってきてくれない?」

セルックス「はあ。」

デートプランを考えてたのによ。

しょうがない、行かないと損か。

セルックス「えっと、鶏肉、ルー、人参、ジャガイモ、クリームシチューでも作るのか?」

メモに書いてある商品を探していたら。

ある女性が買い物をしていたのが見えた。

薄紫の髪、赤色の目だ。

写真で見た産みの母さんのメリーラ・ゼートに似ている。

セルックス「母さん?」

近づいてみた。

メリーラ「?どうしたの?」

セルックス「もしかして、メリーラ・ゼート?」

メリーラ「ええ、何か?」

口が動かない、どうしよう。

目の前に母さんがいるのに。

メリーラ「あなた、セルックス?」

セルックス「そうだよ、母さん。」

メリーラ「元気だった!大きくなったわね。」

セルックス「どこに行ってた?」

メリーラ「ニューヨークよ、そこでスタイルの良い、女の子に会ったわ。」

セルックス「そう。」

メリーラ「白色の髪で青色の目だったかしら?名前はユリ・ホワインだったかな?

よく覚えてないけど。」

セルックス「アラールナと一緒に遊びに行きたいよ。」

メリーラ「彼女できたの?すごいじゃない!」

セルックス「お使いに来てて。」

メリーラ「大変ね、クリームシチューでも作るの?」

セルックス「知らないけど。」

母さんに会えて嬉しいのか、体がぶるぶる震える。

ていうか、母さんの身長を越しちゃったな。

母さんが妹みたいに見える。

メリーラ「家に行っていいかしら?」

セルックス「来てよ!」

母さんがニッコリと笑った。

アラールナ「美味しかったよ、お兄ちゃん。」

サンラー「大きくなったな、背も高いし。」

そうかな?お兄ちゃんの方がずっと高いけど。

セルックスよりも高いかも

セルックス「?アラールナ?」

偶然、セルックスと会った。

隣に見たことない女の人が歩いていた。

サンラー「彼氏か?」

アラールナ「うん。」

セルックス「そいつ誰だ?」

アラールナ「お兄ちゃんのサンラーだよ。」

サンラー「君、名前は?」

セルックス「セルックス。」

アラールナ「セルックスも、その人だれ?」

セルックス「母さんのメリーラだよ、遊びに来てたみたいだ。」

メリーラ「はじめまして。」

サンラー「きれいですね。」

メリーラ「あら、嬉しいわ。」

家族との再会

私達の家の前に着いた。

サンラー「緊張する。」

お兄ちゃんが玄関のチャイムを鳴らした。

リラクシア「はーい、!サンラー!」

ママは目を丸くした。

サンラー「久しぶり。」

リラクシア「お帰り!」

ラックス「なんだ?サンラー!来たのか!」

キャリーシャ「何事?って、お兄ちゃん!」

サンラー「キャリーシャ!久しぶり!」

キャリーシャ「お帰り!」

お兄ちゃんが家に来て、大騒ぎになった。

ずっといてくれたら、いいのにな。

アラールナ「お兄ちゃん、お茶入れてあげるよ、それとクッキーも。」

サンラー「大人になったな、彼氏のセルックス、イケメンだし、背も高いし。」

アラールナ「そう?お兄ちゃんの方が…」

サンラー「いいや、俺と変わらないよ。」

セルックス「母さん、ここだよ。」

メリーラ「知ってるわ。」

母さんはドアをノックした。

コンコン

フェル「はい、!メリーラ!帰ったのか!」

父さんが勢い力、母さんに抱き着いた。

メリーラ「久しぶり。」

どうして、母さんと父さんは離婚したのだろう。

僕が狼男で、自分の命が危ないから?

こんなに仲がいいのに。

自分のせいで離婚してないよな。

フラール「誰?」

再婚相手の方の母さんが出てきた

フラール「あなたが…」

母さんが美人なのか、母さんは固まっていた。

メリーラ「セルックスとはどう?」

フラール「優しくしてます。」

セルックス「噓つけ!」

フラール「!」

メリーラ「入っていいかしら?」

フェル「どうぞ。」

セルックス「母さん、座っていいよ。」

イスを出した。

メリーラ「優しいわね。」

セルックス「ねえ、父さん、聞きたいことが…」

フェル「なんだ?」

セルックス「母さんと父さんが離婚したのは?」

父さんは一瞬黙り込んだ。

フェル「ちょっと部屋で話さないか?」

セルックス「いいよ。」

部屋のドアを開け、父さんが椅子に座った

フェル「実は…」

セルックス「実は?」

フェル「父さんも狼男なんだ。」

!父さんが!狼男!俺だけじゃななったのがその時分かった。

何で黙ってた?

セルックス「何で黙ってたんだよ!」

フェル「離婚の原因がそれだ、母さんが狼男だって分かって。」

セルックス「…」

フェル「お前が産まれる予定だった。」

セルックス「それで…」

フェル「母さんが父さんを怖がって、セルックスも狼男に生まれてくるからと

言って、産むのを嫌がってた。」

セルックス「じゃあなんで…」

フェル「母さんは考えたんだ、この子を産んで家を出ると。

母さんは離婚なんてほんとはしたくなかったが。」

セルックス「オレのせいで!」

フェル「お前のせいじゃない!」

セルックス「俺が狼男だから母さんは出て行ったんだろ!」

フェル「そんなこと言うなよ!」

セルックス「もういい!」

俺は家から飛び出した。

アラールナ「これか。」

映画の狼男がどんな感じか確かめたくて、dvdを借りることにした。

アラールナ「誰もいないね。」

テレビにディスクを入れた。

色々見てみたけど、全部ホラーやミステリー、スリラーばっかりだった。

ドラマとかロマンスの映画が一つもない。

短めのdvdを探して、やっと見つけたのがこれ。

「ウルフマンと満月。」という映画、1時間20分。

意外に長いものもいっぱいあった、2時間とか3時間。

さすがにホラー映画を2時間以上見る勇気はない。

映画の舞台は二人のカップル、とてもラブラブでロマンスなのかもと感じたけど。

後からは違った、夫のジョンが狼男になって、そのラブラブカップルはどこに行ったというぐらいだ。

やっぱりセルックスと同じで部屋を暴れてる。

アラールナ「ゴクリ!」

奥さんが殺されそう、殺されそうなシーンでテレビを消した。

アラールナ「ひいいいい!」

ぶるぶると震えた、映画の狼男ってあんなに怖いの!とっ、おもった。

アラールナ「セルックスに教えなきゃ。」

セルックスがどれだけ優しい狼かと伝えにセルックスの家に向かった。

向かってる途中、公園のベンチにセルックスが座ってるのが見えた。

セルックス「…」

アラールナ「セルックス!どうしたの?」

セルックス「母さんが離婚した理由が分かった。」

アラールナ「え?」

涙を出しながら答えた。

セルックス「離婚したのは…俺と父さんが狼男だから!」

バンッとベンチを殴った。

アラールナ「セルックス…」

セルックス「俺が母さんを離婚させたんだ!生まれてこなければよかった!」

アラールナ「そんなことないよ、お母さんが産んでくれたから、私と出会いたんだよ。」

セルックス「そうだけど…」

私はさっき見た狼男の映画のストーリーを思い出した。

人喰いって言ってもおかしくない、暴れまくる。

奥さんを殺す、人を食う。

セルックスはそんなんじゃない!

アラールナ「セルックスは普通の狼と違う!人喰いでもないし、彼女は殺さないし。」

セルックス「何を見たんだよ。」

アラールナ「狼男がメインのホラー映画、最後まで見てないけど。

セルックスはあんなひどい狼男じゃない!」

風が吹いて、二人の髪が揺れた。

セルックス「お前、本当にいいやつだな、あの俺を落ち着かせるなんて。」

アラールナ「見て見なよ、めっちゃ怖かったよ。」

セルックス「頭がいかれそう。」

知らなかった物語

アラールナ「次のデートはどうするの?」

セルックス「ショッピングモールは?」

アラールナ「いいよ、日曜日でいい?」

セルックス「ああ。」

アラールナ「じゃあ、帰るね。」

セルックス「気を付けて帰れよ。」

ドアの前について、扉を開けた

アラールナ「ただいま。」

リビングでお姉ちゃんの泣いている声がした。

アラールナ「お姉ちゃん?」

キャリーシャ「ああああ!切な過ぎる!」

そういうと鼻を思いっきりかんだ。

キャリーシャ「お帰り、お兄ちゃんが懐かしいdvdを借りてくれたから、久しぶりに見てたの。」

アラールナ「何の映画?」

キャリーシャ「これなんだけど、すっごく泣けるのよ。」

狼男と奥さんらしき女の人が写っていた。

「メアリーとアレックスの満月の恋。」という映画、130分

アラールナ「これ、ジャンル何?」

キャリーシャ「ロマンスとドラマよ、小さい頃に何回も見たわ。」

アラールナ「私も見てみよう。」

キャリーシャ「アラールナも気に入るわ。」

どういうところが泣けるのだろう…

ドキドキしながらディスクをテレビに入れた。

音楽はすこしダークだった。

映画を再生した、ストーリーの舞台は寒い寒いシカゴ。

メアリーとアレックスという夫婦がメインの映画。

メアリーが妊娠したのが分かって、それをアレックスが大変喜んだ。

アラールナ「なかなかいいかも。」

その二人はとてもラブラブで狼男の映画だとは思えないくらい。

メアリー「アレックス、男の子か女の子どっちかしら。」

アレックス「どっちでもいいじゃないか。」

妻のメアリーは街で一番の美人。

金髪で目が水色。

メアリー「今日は満月が出るそうよ。」

アレックス「!」

どうやらメアリーはアレックスが狼だということは知らないようだ。

アレックス「俺はいい。」

メアリー「なんで?せっかくの満月なのに。」

アレックス「やらなきゃいけないことがあるから。」

そして夜の9時ぐらいのこと、家に強盗が入って来て、メアリーを殺そうとしていた。

メアリー「キャー!」

強盗「金を出せ!」

メアリー「いやよ!」

ナイフを刺そうとしたとき…

シュイン!どこからか茶色の物体が現れた。

メアリー「!」

狼だ、おそらくアレックスが狼になったのだろう。

アレックス「グルルルル!」

強盗「よせ!」

ブチ!強盗の頭をもぎ取った。

アラールナ「うわ!」

メアリー「はあはあ、誰なの?」

そういうとアレックスが狼の姿のまま、メアリーに抱き着いた。

メアリー「誰?」

メアリーも手を出してハグをした。

メアリー「温かいわ。」

その時のシカゴの季節は冬。

アレックスは無口だった、正体をばらしたくないのかな?

アレックス「くうん。」

いきなり犬のような鳴き声を出した。

そしてアレックスはその部屋から去った。

これはシリーズ物らしい。

お姉ちゃんが言った通り、すごく泣けた。

アラールナ「お姉ちゃん…ティッシュ取って…」

キャリーシャ「やっぱりか、この映画を泣かない人はいないと思う。」

アラールナ「こんな映画があったんだな。」

セルックスもアレックスみたいに守りたいと思ってるのかな?

心の中で思った。

廊下での壁ドン

次の日、セルックスとデートで何をするのか聞きに行った。

アラールナ「授業終わった?入っていい?」

セルックス「デートプランをメモしてる。」

アラールナ「楽しみだな。」

セルックス「ねえ、話したいことがあるんだ。」

こっちを見て言った。

アラールナ「何?」

セルックス「ここだと言いにくい。」

私の手を引っ張って、廊下に出た。

セルックス「アラールナ。」

ドン!セルックスが壁ドンをしてきた。

体が溶けそう。

アラールナ「セルックス…」

セルックス「俺たち、やっぱり付き合おう。」

アラールナ「もちろんイエス…」

セルックスも決めたんだ、私と両想いになると。

これからの毎日の楽しむが増えた。

君に出会て本当に良かった。

エピソード2へ続く

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