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モンスターワールド①魔物にさらわれた少女

モンスターワールドシリーズ

ジャンル:ファンタジー/ロマンス/アドベンチャー

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あらすじ

ニューヨークに暮らす15歳の少女ルフェンルス・ヴァレンダーはトラブルのない平和な生活をしていた。

だが…ある日…ルフェンルスは謎のワイバーンにさらわれてしまう…

連れていかれたその世界はモンスターに食いちぎられる弱肉強食の世界、少女はドウェイン・バーグルスという青年に出会う、ルフェンルスはその青年と親しくなる。

少女はこの世界で生きるすべを学んでいく。

モンスター

あの日まではとっても最高な日常だった…あの世界に連れていかれるまでは…

いったいこの世界はどうなってるの?彼はどうしてここに連れてきたの?もっと教えて!答えて!あなたの秘密を聞かせて!

レフィー「ねえルフェンルス、一緒にご飯食べよう!」

親友のレフィー・ライアンが走ってこっちに近づいて来た。

ルフェンルス「あせらないの!」

と冷たく言った、私はルフェンルス・ヴァレンダー、ラベンダーのウェーブのスーパーロングヘアと青緑色の目が特徴の女の子、趣味は読書で学校が休みの日は家族とお出かけに行くことが多い。

レフィー「最近モンスターが出てくる映画が流行ってるんだって。」

ルフェンルス「またその話?」

レフィーはどうやらモンスターが出てくる映画が好きなんだそう、モンスターなんて本当に存在するのかな?

私とレフィーは食堂に向かった。

レフィー「ルフェンルスは明日も家族とお出かけ行くの?」

ルフェンルス「うーん…考え中かな?」

席に座った。

レフィー「私は家でゴロゴロするけど、いいよねえ…お出かけ…」

レフィーは頬杖をついてウトウトする、私は呆れながら髪をいじる。

ウィルバーク「ライアン、何やってだよ、ヴァレンダーもう来てたのか?」

ルフェンルス「ウィルバーク、休み時間のサッカーどうだった?」

幼なじみのウィルバーク・レジェンドが私の隣に座った、幼なじみって言ってもぶっきらぼうなんだけど…いつもクールでサッカー好きの男子、ぶっきらぼうだけど優しい一面もある。

紺色の目と濃い銀色の髪が特徴、幼稚園の時に知り合って15歳になった今でも同じ学校に通っている。

ウィルバーク「いつも通りだけど。」

ルフェンルス「そっか、今日一緒に帰らない?なんか飲んで帰らない?」

レフィー「ああ!ずるい!私も行く!」

とレフィーがほっぺを膨らませた、その顔を見たウィルバークがプッと吹き出した。

ウィルバーク「なんだよその顔。」

レフィー「なんだって!」

とまたほっぺを膨らませる、私はクスクスと笑う。

レフィー「なんで笑うの?」

とレフィーが呆れたように言った。

ルフェンルス「馬鹿にしてるわけじゃない。」

ウィルバーク「お前は豊かだなぁ…」

ウィルバークが頬杖をつきながら言った。

レフィー「ルフェンルスってかっこいいって思うモンスターいないの?」

ルフェンルス「えっ?」

モンスター…⁉かっこいいって…頭の中に2匹のモンスターが浮かんだ。

ルフェンルス「ワイバーンとドラゴンかな?」

レフィー「「そうなんだ!ワイバーンかっこいいよね!」

と言い目をキラキラさせる、私は頬杖をつきため息をついた。

幼なじみとの下校

ルフェンルス「ウィルバーク!一緒に帰ろう!」

私は走って校門から出た、ウィルバークはこっちに振り返った。

ウィルバーク「いいけど。」

ルフェンルス「なんか飲んで帰らない?」

ウィルバーク「いいけど。」

私とウィルバークは歩き出した、ウィルバークまた背が伸びた?

成長期なのかな?昔は私より背が低かったのに。

ルフェンルス「サッカー部に入るんでしょ?頑張ってね!」

にっこりと笑う。

ウィルバーク「決定じゃないけど、ヴァレンダーはどうするんだよ?部活」

ウィルバークがポケットに手を入れる。

ルフェンルス「私!私はバレーボール部かぁ…テニス部にしようかなって思ってるけど…」

ウィルバーク「へえ…」

ウィルバークはもう片方の手をポケットに入れる。

ルフェンルス「あのカフェでなんか飲まない?」

私とウィルバークはそのお店に入った、ウィルバークはココア、私はレモネードを頼み

席に座る。

ルフェンルス「ここのレモネード好きなんだよね。」

ウィルバーク「妹もここのレモネード大好きだよ。」

ウィルバークには7歳年下の可愛い妹さんがいる、すっごくウィルバークになついてるみたい

私も小さい頃はお兄ちゃんにべったりだったなぁ…

ウィルバーク「お前はやく飲めよ。」

ルフェンルス「へっ!」

ウィルバークはいつの間にかココアを飲み干していた。

ルフェンルス「ごめんごめん!」

私はレモネードを飲み干してカフェから出た、カフェから出た時の事…

イフィーナ「お兄ちゃん!」

ルフェンルス「?」

ウィルバーク「イフィーナなんでここに?」

ああ!この子がウィルバークの妹さんか!腰の下まで伸びているプラチナブロンドヘアと

紺色の目をしている小柄な女の子だった、へえ可愛い妹さん。

イフィーナ「お兄ちゃんを探してたの!」

ウィルバーク「勝手に外に出たらダメだろ。」

とウィルバークが冷たく言う。

ルフェンルス「こんにちは、なんていう名前?」

女の子は親指で自分を指した。

イフィーナ「私イフィーナ・レジェンド!お絵かきが大好きなの!」

ルフェンルス「私ルフェンルス・ヴァレンダー、よろしくね。」

私はイフィーナと握手した、イフィーナは白い歯を見せてにっこりと笑った。

ウィルバーク「ほら、帰るぞ、おんぶしてやるから。」

ウィルバークはしゃがんでイフィーナの方に背を向けた、イフィーナはウィルバークの背中に飛び乗る。

ウィルバーク「帰るぞ、じゃあまた明日な。」

ウィルバークとイフィーナは去っていった。

知らない奴からの置手紙

ルフェンルス「ただいま。」

玄関のドアを開け部屋の電気を付ける、キッチンの明かりをつけた時だった。

ルフェンルス「?置手紙?」

テーブルの上に置手紙が置いてあった、お母さんが書いたのかな?

「ルフェンルス・ヴァレンダー様」、お母さんは「様」なんてつけないけどなぁ…

その手紙を読み始めた。

「ルフェンルス・ヴァレンダーくん、ぜひとも僕たちの世界に来て欲しい、とっても

楽しい世界ですよ…誰よりも幸せにしてあげます、しかしあなた様の家族は連れていけません。

あなた一人で…!ヴァーフェル・キラー。」

ルフェンルス「…」

なにこれ!意味わからないですけど!ていうかヴェーフェルって誰よ!洗脳みたいなんだけど!

私はその手紙を丸めてゴミ箱に捨てた。

ルフェンルス「いたずら電話ならぬいたずら手紙じゃん!あーあ!今からウィルバークにもらった

漫画を読もうとしたのに!」

独り言をしていた時だった…玄関のチャイムが鳴る音がした。

ルフェンルス「こんな時に誰よ?」

玄関のドアを開けると、そこには私服姿のウィルバークとイフィーナが立っていた。

ルフェンルス「どうしたの?」

二人の手には紙袋を持っていた、イフィーナはニコニコ笑って手に持っていた袋を差し出した。

イフィーナ「ケーキ買ってきたの!お母さん達と食べてね!」

私はその袋を受け取った、ケーキ屋に行ってきたの?

ウィルバークの手に持っていた袋を渡してきた。

ウィルバーク「あああ…これ…お前が欲しいって言ってた漫画と本。」

その袋を受け取る、わざわざケーキ屋と本屋行ってたの!

まあさっきは気持ち悪い手紙を読んでイライラしてたし、さっきまでのイライラは煙になって

消えたような感覚だった。

トラブルのない毎日

私はそのあと制服から着替えてウィルバークにもらった漫画を読んでいた。

ルフェンルス「きゃあああ!この漫画キュンキュンしちゃう!」

と独り言をしながら読んでいた、まったくあの手紙は何だったの?

ジェレン「ただいま!」

4歳年上のお兄ちゃんが家に帰ってきた、肩にはタオルをかけていて汗だくになっていた。

ルフェンルス「お兄ちゃん?なんでそんなに汗だくなの?」

お兄ちゃんは白い歯を見せて笑う。

ジェレン「ああこれ?友達のウィズリーとマラソンして帰ったんだよ。」

思わず私は吹き出した、何それ?どんだけ運動好きなの?

ルフェンルス「友達からケーキもらったんだけど…」

ジェレン「ケーキ!」

お兄ちゃんは目を丸くする、お兄ちゃんは甘い物には目がないのだ。

お兄ちゃんは冷蔵庫を開けてケーキの箱を出した。

ルフェンルス「食べるのはママとパパが帰ってから!」

私はソファに寝ころんだまま叫んだ、お兄ちゃん「チェー」とつぶやき

ケーキの箱を冷蔵庫にしまった。

ルフェンルス「まったく!食いしん坊!」

ジェレン「だってマラソンして帰ったから腹減ってるんだよ。」

ルフェンルス「夕食まで待ちなさい!」

20分ぐらい立った。

ラフェンラ「ただいま。」

アンドラ「帰ったよ。」

ママとパパが家に帰ってきた、スーパーで買い物をして来たようだ。

手にビニール袋を持っていた。

ルフェンルス「おかえり。」

ジェレン「おかえり、父さん、母さん。」

ラフェンラ「二人とも今日はアクアパッツァにするわよ。」

ママとパパはスーパーで買った物を冷蔵庫に入れ始めた。

ラフェンラ「あら、このケーキどうしたの?」

お母さんがケーキの箱に気づいたみたい。

ルフェンルス「ウィルバークの妹さんにもらったの、家族と一緒に食べてだって。」

ラフェンラ「あら、ケーキくれたの?また今度お礼しなきゃね。」

アンドラ「二人とも、いい子に留守番してた?」

ルフェンルス「お兄ちゃん!もうすぐあのドラマが始まるよ!」

私はリモコンを手に取ってテレビを付けた、今私とお兄ちゃんは「モンスター・オブ・ランド」

と言う海外ドラマにはまっている、金曜日の夕方に毎週流れている。

ある夫婦がモンスターだらけの世界に連れ去られて、その世界から脱出するストーリー。

ルフェンルス「お兄ちゃん、録画忘れずにね!」

ジェレン「分かってる。」

ラフェンラ「昔は喧嘩ばっかりしてたのに、今ではすっかり仲良しね。」

突然現れた魔物

それは突然の出来事だった…私とお兄ちゃんが学校に行こうとした時…

ルフェンルス「お兄ちゃん…何かこっちに向かってきてる…」

ジェレン「?なんだよ?オオワシか?」

お兄ちゃんはデタラメみたいに思っているみたい、ニタニタ笑っている。

ルフェンルス「いや…もっと大きいよ…」

本当にこっちに向かっている…とてつもなく…巨大な生き物が…

ジェレン「!ルフェンルス!後ろ!」

お兄ちゃんが叫ぶ、後ろを振り向いた時…

ルフェンルス「キャアアアアアアアアアア!」

ウィルバーク「ルフェンルス!」

その生き物が何なのか…なんの生き物なのか分からないまま私は別世界に連れ去られた。

目を開けると…そこは…

ルフェンルス「ん…ん…んんんんんんんんん!」

私は両腕をロープで縛られ、口にはテープを貼られていた。

暗闇の部屋…突然明かりがついた、明かりがついたとたん…衝撃の光景だった…

ゴーレムやフランケンシュタイン、ゴーストなど大勢の妖怪と幻獣が私の目の前に集まっていた。

???「いらっしゃい、ルフェンルス・クレア・ヴァレンダーくん。」

シルバーグレーのストレートヘアで目が赤色、紺色の服に黒色に近い色のズボン、黒色のマントを着ている背が高い男の人が目の前に現れた。

右腕を見てみると…「キラー」と言うタトゥーをしていた、キラー?

はっ!「ヴァーフェル・キラー」あの手紙を書いた人!あれは本当だったの!

ヴァーフェル「名前は知っているね、ようこそ、弱肉強食の‘‘A・S‘‘の世界に。」

弱肉強食のA・Sの世界!

ヴァーフェル「僕がなんのモンスターか?わかるかい?」

私は「いいえ」の合図をする。

ヴァーフェル「じゃあ見せてあげるよ。」

そう言ってその男の人が急にその場からいなくなった、そして小さな女の子を連れて

戻ってきた、そして…ガブリ!

「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

その人は女の子の胸にガブリと嚙みついた、この人…

「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

女の子の叫び声がすごく響く、私は目をつぶりたくなるくらい残酷な光景だった。

その女の子は大量に血液を吸われて息絶えた、その女の子を地面に落とした。

ルフェンルス「んんんんんんんんん!」

ヴァーフェル「これで分かっただろ?私はヴァンパイアだ。」

やっぱり…ポケットからペーパーを取り出して口をふいている。

そしてまたポケットに手を突っ込みナイフを取り出した。

両腕にまかれているロープを切りテープをはがした。

ルフェンルス「はあはあはあはあ!」

ヴァーフェル「この子をあの部屋に連れていけ。」

私は妖怪達に別の部屋に連れていかれた。

謎の青年との出会い

薄暗い廊下に2匹のモンスターと一緒に歩く、このままどうなるの?

この薄暗い廊下の先に何があるの?不安に思う、「ちゃんと前に進め!」とモンスターに背中を押される。

廊下の先には大きな扉がある、ここに入れられるの?モンスターがそのドアを開けようとした時…

グサッ!剣を持った黒い影が現れてモンスターの心臓に刺した、もう一匹のモンスターは怖がって逃げて行った。

ドウェイン「…」

その青年はシルバーグレーのマスクをしていて、腰までの紫色の髪、緑色の目、ミディアムシルバーのジャケット、真っ白な肌、両腕にタトゥーをしている。

その青年は別の部屋に案内してくれた。

ルフェンルス「あなたは誰?」

と私は彼に聞いたけど無視した、大きな扉の前で足を止めた。

扉が自動で開いた、私はその部屋に入った、すっごく広い。

バスルームもシャワールームも豪華でベットも超オシャレだった。

ルフェンルス「あなたは誰?名前は?」

彼の方に振り向く、彼はマスクを取った、彼がマスクを取った瞬間ピカーンっと光って見えた。

かっこいい!

ドウェイン「ドウェイン・バーグルス…」

と小さな声で言った、そして再びマスクを付けた。

ルフェンルス「私は…ルフェンルス・ヴァレンダー…さっきはありがとう…」

ありがとうっと言った瞬間…ドウェインは急にマスクを取って怒鳴って来た。

ドウェイン「ありがとう…⁈なにが!君はこの世界を甘く見てるな!この食いちぎられる世界で

ありがとうだって!この愚かな小娘が!」

と言いまたマスクを付ける。

ルフェンルス「いま…いくつ?」

ドウェイン「19歳。」

19歳、ずっと前からここにいるんだなぁ…

ルフェンルス「あれ?いない?」

ドウェインはいつの間にかいなくなっていた、なんで?もしかして瞬間移動?

ドウェイン「これに着替えろ!」

ふいに後ろから話しかけられた、彼の方に振り向く、ドウェインはラベンダーのドレスを持っていた。

ルフェンルス「えっ?」

ドウェイン「さっさと着替えろ!のろま!」

口悪い奴…私はそのドレスに着替えた、なにか始まるの?ドウェインも白色のスーツに着替えた。

ドウェイン「来い!」

ドウェインは私の腕を引っ張る、さっき妖怪達が連れて行った扉から何か音楽が聴こえる。

その扉も自動で開いた、その扉の先には…

ルフェンルス「結婚式?」

ドウェイン「永遠に年を取らないヴァーフェルと永遠に美しいヘイフィルナのパーティー。」

ヘイフィルナって誰?パーティー?だからドレスを…?

ドウェイン「腹減っただろ。」

私とドウェインはそのパーティーに参加した、テーブルの上にローストビーフやサラダなど

置いてあった、もう一つのテーブルにはスイーツ類やパンなどが置いてあった。

ギュルルルルルルルとお腹がなった。

ドウェイン「プッ!」

ルフェンルス「何?」

ドウェイン「ハハハハハ!」

ドウェインが初めて笑った、なんだろう…この気持ち。

ヘイフィルナ「いらっしゃい、ヴァレンダーさん。」

ルフェンルス「わっ!」

この人がヘイフィルナ?アイスシルバーのウェーブのスーパーロングヘアで青色の目。

色白で白色のドレスを着ていた。

ヴァーフェル「パーティー楽しんでね。」

ヴァーフェルが瞬間移動してヘイフィルナの隣に立った、ヴァーフェルは黒色のスーツを着ていた。

ヴァーフェル「僕たちもうすぐ結婚するんだ、なんと吸血鬼と雪女って言う組み合わせ。」

えええええええええええええええ!婚約者で…雪女なの!

ヴァーフェル「綺麗だね。」

ヴァーフェルがそう言い二人は軽く口づけする、吸血鬼と雪女かあ…

変わった組み合わせ、寒さを感じず年も取らず、肌が冷たい吸血鬼には雪女はピッタリだけど…

ヴァーフェル「ちょいと用事があるから。」

そう言ってヴァーフェルは瞬間移動して去っていった。

ヘイフィルナ「ヴァレンダーさんもドレス似合ってますよ。」

にっこりと笑う、優しそうな雪女、チャラいヴァーフェルとは全然違うなぁ…

バーグルス家の過去

ヴァーフェルとヘイフィルナのパーティーが終わった、私はドウェインと一緒に部屋に戻る。

ドウェイン「ここはモンスター達が暮らす城なんだ、すっごく広いから探検しに行ってみろ。

あっ!言い忘れていたことが!」

ドウェインは私の方に振り向いた。

ドウェイン「ここに住むモンスターは…半分が俺達の敵、半分が俺達の味方だ。」

と言い部屋のドアを開けた。

ドウェイン「入れ!シャワー浴びてこい!髪がパサパサだぞ!」

パサパサ!私は髪を触った、確かにパサパサだ…何でだろう…さっきまでサラサラだったのに…

ドウェイン「お前が先に浴びてこい!女と一緒に入るのはごめんだ!」

リフェン「ドウェインったら!少しは優しくしてあげたらどうなの?」

知らない女の人の声がした。

ドウェイン「姉ちゃん…」

お姉さんいるんだ!ドウェインのお姉さんは私のお母さんと同じくらいの身長で

紫色の目でピンク色のスーパーロングヘアを一つに結んでいた。

リフェン「こんにちは、ヴァレンダーさん、私は2歳上の姉、リフェン・バーグルスよ。」

21歳にしてはすっごく大人っぽい。

ドウェイン「はやく浴びてこい!」

私は一番にシャワーを浴びに行った、2番目はリフェン姉さん、一番最後にドウェインが入った。

リフェン「ヴァレンダーさん、紅茶飲む?」

リフェン姉さんが紅茶をティーカップに注いでくれた。

リフェン「このお菓子も遠慮なく食べて。」

私は紅茶を飲んだ。

ルフェンルス「あれ?いつも飲んでいる紅茶と違う。」

リフェン「そうかしら?ドウェインがごめんね…」

リフェン姉さんが突撃悲しげな顔になった。

ルフェンルス「そんなことないですよ、私の幼なじみもあんな子ですから。」

リフェン姉さんは「うんうん」と首を動かす。

リフェン「ドウェインってね、赤ちゃんの頃に両親が亡くなって、私とドウェインは孤児院で育ったのよ、ご両親を失ってから口の悪い子になっちゃって…でも本当はすっごく仲間想いで…優しい子なのよ…」

そっかぁ…ご両親いないだ…なんで私を助けてくれたのだろう…この世界の事も教えてくれたし

冷たいところあるけど私の事を一番考えてくれてる。

ドウェイン「さっぱりした。」

噂をすればドウェインがお風呂から出て来た。

ドウェイン「姉ちゃん、また俺に内緒で焼き菓子食ってるな!」

ぷぷ、ドウェインも甘い物好きなんだ。

ドウェイン「俺にも食わせろ!」

ドウェインはパジャマに着替えてお菓子を一つ手に取った。

ヴァーフェルはストーカー?

ドウェイン「起きろ!このお寝坊!起きろ!モーニングの時間だぞ!」

グイグイとドウェインに肩を押される。

ルフェンルス「起きるから…」

ドウェイン「ほら!これに着替えろ!」

ドウェインは紫色ののティーシャツと白色のロングスカートを渡してきた。

ルフェンルス「今日はドレスじゃないの?」

ドウェイン「選んだ奴に聞け!」

ドウェインは着替え室に入って着替えを始めた、私もパジャマから着替えた。

ルフェンルス「ドウェイン!あなた私に言っておきながら着替えるの遅いじゃない!」

と着替え室の前に立って言った、そしてドウェインはこう返してきた。

ドウェイン「うるさいな!この服着るのに時間かかるんだよ!お前はスカートとティーシャツだからすぐに着れるからだろ!」

完全に言い訳じゃん!本当にウィルバークそっくり!

ルフェンルス「部屋の前で待ってるから!お腹空いたからはやく来てよ!」

5分くらい立った、やっとドウェインが部屋から出て来た。

ドウェイン「行くぞ、こっち。」

やはり昨日パーティーを開いた部屋が食堂みたい、モンスター達もいるのかな…

ブルっと体が震えた、食堂に着いた、ドアが自動で開いた。

あれ?なんか思ってたのと違う…人間とモンスターが同じ席に座ってるのかと思ったら、

人間達の席とモンスター達の席とわかれていた。

ヴァーフェル「おはよう、ルフェンルス、ドウェイン。」

ヴァーフェルが瞬間移動して私の目の前に立った、両手を広げて今にも抱き着いてきそう…

ドウェイン「こいつにテンプするな!」

えっ?あれって操ろうとしようとしたって事?操って何をするんだろう。

ヴァーフェルはまた瞬間移動した、私は何かあった時のためにドウェインの隣に座ることにした。

私の前の席の女の子は私とドウェインをじーっと見ていた、ヴァーフェルとヘイフィルナ達が

料理を運んできた。

ルフェンルス「ねえ、リフェン姉さんは?」

ドウェインはクスクスと笑った。

ドウェイン「姉ちゃん、子供の世話をしてる。」

ルフェンルス「子供さんいるの!」

ドウェイン「違う違う、この城に住んでいる子供の事、結婚はまだしてないよ。」

ああそっちの事ね…興奮しちゃったよ、リフェン姉さん大忙しだね。

ドウェイン「俺達孤児だったからなぁ…」

ドウェインは頬杖をついた、ドウェインはこの世界で育ったのかな?

ヴァーフェル「君たち何楽しそうに話してるのかな?」

ルフェンルス「!」

ヴァーフェルが私とドウェインの間に入ってきた、あっち行ってよ!

ドウェイン「さっきからなんだよ!このストーカー吸血鬼!」

とドウェインが馬鹿にするように言った。

ヴァーフェル「なんでストーカー呼ばわり?」

ヴァーフェルがドウェインの手を両手で握る。

ドウェイン「そうじゃねえか!冷たい肌だな!」

ドウェインはヴァーフェルの手を払いのけた。

ヴァーフェル「髪が長い男性同士だろ?仲良く…」

ヴァーフェルが言いかけた時…

ヘイフィルナ「あなた!ちょっとこっちに来て。」

ヘイフィルナの声がした、ヴァーフェルは瞬間移動した。

ドウェイン「まったくだ…」

人間とモンスターが共存

モーニングを食べ終わって食堂から出た。

ルフェンルス「なんかいつもより食べられなかったよ、ヴァーフェルがジロジロ見ていたせいか…」

ヴァーフェル「なんだい?さっきくしゃみが出たんだけど?」

ヴァーフェルがドアからひょこんっと顔を出した。

ドウェイン「お前はおしゃべり好きのヴァンパイアか、別名ストーカー吸血鬼にしよう。」

ドウェインが白い歯を見せて笑う。

ヴァーフェル「気に入った。」

そう言って食堂のドアを閉めた。

ルフェンルス「この城の探検してくる。」

私はスキップして城を探検しに行った。

ドウェイン「いいか!怪しそうなやつがいたら近づくなよ!」

私は振り向いてこう言った。

ルフェンルス「言われなくても知ってる!」

そこで私はある女の子に出会ったの…20分ぐらい城を歩いていた時…

「立って!」女の子の声がした、私は走ってその女の子を探した。

ルフェンルス「はっ!あの子だ…」

青緑色の長い髪の女の子が見えた。

ルフェンルス「狼男…⁈」

なんとその女の子は地面に倒れている狼を助けようとしていた、この世界に住んでいる狼男を

なんで?不思議に思うけどその女の子が見てられなくなり、その女の子に近づいた。

ルフェンルス「手伝うよ!ほら立って!」

「ありがとうございます!私の恋人を…」

恋人?なんで恋人が狼に?私と女の子で手分けして保健室に運んだ。

保健の先生はモンスターではなく若い女の人だった、なんと保健室にはリフェン姉さんもいた。

リフェン「どうしたの!エウィサ!」

エウィサ「急に倒れちゃったんです…」

その狼は手術室に運ばれた。

ルフェンルス「あなた、エウィサって言うの?」

手術室で手術されているエウィサの恋人を見ながら聞いた。

エウィサ「あっ!はい!エウィサ・ヘリンです!」

ルフェンルス「私ルフェンルス・ヴァレンダー、彼氏の事詳しく教えて。」

エウィサはしょぼんと落ち込む。

エウィサ「カレカノじゃないです…彼は私の事…ただの女友達だって思ってるみたいだし…」

ルフェンルス「それは失礼、じゃあなんて呼べばいい?」

エウィサ「へブルスって名前です。」

ルフェンルス「いちいち「です」をつけなくていいよ、あなたみたいな子に会えてうれしいし。」

とエウィサの顔を見ながら言った、エウィサがへブルスの事を教えてくれた。

エウィサ「彼はこの世界に住んでいる狼男に嚙まれちゃって、それであんな姿に…そして急に倒れちゃって…医者が言うには「その狼男はある毒をもっていたのではないかと」って、幼なじみなんです…幼稚園の頃から彼の事が好きで…」

ルフェンルス「これ…変かも知れないけど…言っていいかな?」

エウィサ「全然大丈夫」

エウィサはにっこりと笑った、その笑顔がとてもまぶしかった、そう…ドウェインの笑顔みたいに…

ルフェンルス「あんな醜い姿になったも彼の事が好きなの?」

エウィサは一瞬その言葉にひるんだ、そして目から涙まで出ていた。

エウィサ「もちろん…もちろん…今でも好きですよ…嫌いになるなんて想像できない…」

そんな…泣くほど彼の事が好きなんて…私は15人くらい人を好きになっているけど…

泣くほど好きって人はいなかった…なんか私…ドウェインと知り合ってから…なんか変だ…

夜も朝も昼も…ドウェインの事を考えてしまう…見た目を気にしてはダメってお兄ちゃんに言われていたけど…本当だったんだなぁ…

私は彼の儀妹?

へブルスの体調は少しづつ良くなっていった、私とエウィサは保健室から出た。

エウィサ「ありがとう、ヴァレンダーさん!私彼に告白しようって決めました!」

ルフェンルス「「ヴァレンダーさん」じゃなくてルフェンルスでいいよ、あだ名はご自由に。

私と同い年の子ってあなただけなの?」

エウィサ「ううん、私達以外にもいっぱいいますよ、意地悪な子だったり…親切な子だったり…」

ルフェンルス「じゃあまたね。」

私は走って部屋に戻った、部屋に戻るとドウェインとリフェン姉さんがお茶をしていた。

リフェン「お帰り、ヴァレンダーさん。」

ドウェイン「お前、せめて髪を結んで行けよ。」

ドウェインは紫色の長い髪を一つに結んでいた、男の人でも長い髪が似合う人もいるんだ。

私はポケットからゴムを出してポニーテールに結ぶ。

ドウェイン「!なんだよその髪型は!」

ドウェインが急に立ち上がった、そしてこっちに近づいてくる。

ドウェイン「もっと可愛い髪型があるだろ!後ろ向け!」

ドウェインはゴムをほどいて髪を結び直した。

ドウェイン「さっきより可愛くなった。」

私は鏡の前に立った、サイドウィッシュボーンと言う髪型だった。

ドウェインって意外と手が器用なんだ!

リフェン「ヴァレンダーさんはあみこみ似合うのね。」

ドウェイン「お前、顔が赤くなってるぞ。」

えっ!噓!やだやだやだやだ!なんで!

ドウェイン「お前、少しは笑えよ、なんで俺の前ではそんな難しい顔してんだよ!」

ルフェンルス「うるさいな!あなただって笑いなよ!」

私は白い歯を見せて笑った、やっぱりドウェインと一緒にいる時ってなんか変だ…

どうしてだろう…

リフェン「ヴァレンダーさんもおいで。」

リフェン姉さんに誘われた、私はドウェインの隣に座る。

リフェン「ドウェインとヴァレンダーさんってすごく絵になるわ、超リッチなカップルみたい。」

ドウェイン「何がカップルだよ!姉ちゃん!」

リフェン姉さんはクスクスと笑う。

ドウェイン「お前、口にクリーム付いてるぞ。」

ペーパーで口に付いているクリームをふいた、そしてコツンッと私の頭に拳をあてる。

ドウェイン「お前は俺の儀妹だな!」

えっ?妹?だったらこっちも!

ルフェンルス「じゃああなたはヴァレンダー家の長男ね!」

ドウェイン「長男?まあいいか、俺は三男だし…」

エウィサの恋人

この世界で暮らすようになってから一週間ぐらい過ぎた、この世界で暮らすのも悪くはなかった。

この一週間で新しい友達が出来たから、それと…ドウェインがそばにいてくれるから…

ジュリアンヌ「ルフェンルス!朝食を食べに行こう!」

噂をすれば友達のジュリアンヌ・コフィンズが私の肩に手を置いてきた。

背が高くてピンク色の長い髪と桃色の目をした女の子。

ジュリアンヌ「ドウェインとはどうなの?うまくいってる?」

ルフェンルス「その話はやめて!」

そう…私はぶっきらぼうだったり…優しい所もあるドウェインを気になっている。

今までの恋と全然違う…何でだろう…

食堂の前に立った時、ジュリアンヌがなにか不思議な事を言ってきた。

ジュリアンナ「そう言えばこの食堂の近くに誰も入った事がない秘密の部屋があるみたいだよ。

食堂のすぐ右に曲がったらその部屋があるらしい。」

へえ!なんか面白そう!秘密の部屋って事でしょう?

ジュリアンヌ「なんであんたはウキウキしてるのよ!」

ジュリアンヌが私に聞いた。

ルフェンルス「えっ?なんか面白そうだから!」

ジュリアンヌはあきれたようにガックリと肩をおろす。

ジュリアンヌ「あのね!その部屋はすっごく危険って言われてるのよ!その部屋に入ったら生きて帰れないかも!」

そんな怖い声で言わなくても…

ドウェイン「ちょっと邪魔なんだけど。」

後ろを振り向いた、リフェン姉さんとドウェインが立っていた。

ルフェンルス「お腹空いたよ!早く行こう。」

食堂に入り私達は席についた、いつも通りヴァーフェルとヘイフィルナが料理を運んでくる。

ヘイフィルナ「おはよう、ヴァレンダーさん、スピルバングさんも。」

スピルバング?って誰だっけ?もしかしてエウィサの隣に座っている子の事かな?

ふとエウィサの隣の席を見た、肩までのこげ茶色の髪に栗色の目をしたドウェインと同い年くらいの子だった、へブルス・スピルバングって言うんだ、エウィサはその子とうまくいってるのかな?

へブルスはニコニコ笑ってエウィサの頭をなでている。

ヘイフィルナ「ヴァレンダーさんとバーグルスさんってすっごくお似合いね。」

と言い料理をテーブルに置いた、えっ?またその話?

ドウェイン「雪女がそんな事を言うな!」

とドウェインが冷たく言う。

ヴァーフェル「まあまあそんな事を言うなよ。」

とヴァーフェルが彼女の隣に立って言う。

ドウェイン「食べないのかよ、腹減ったんじゃないのか?」

ドウェインが頬杖をつきながら言った。

ルフェンルス「食べるよ!食べるから!お腹空いて死にそうだよ!」

私はパンを手に取り、ちぎって口に入れた。

ドウェイン「ハハハハハ、アフィンそっくり!」

アフィン?初めて聞く名前、誰だろう…

ルフェンルス「アフィン?」

私はドウェインにその子が誰か聞いた。

ドウェイン「バーグルス家の末っ子だよ、妹が2人、姉ちゃんが2人、兄ちゃんが2人いて、

俺はバーグルス家の三男だった。」

大家族だったんだ!すごい!豪華!絶対に超リッチだろうなぁ…!

ドウェイン「リフェン姉ちゃんと俺以外一人残らず殺されたけど…」

ルフェンルス「誰に殺されたの?」

ドウェインは私の耳元で言った。

ドウェイン「この世界に住む最強のワイバーン…」

朝食を食べ終わり食堂から出て部屋に戻ろうとしていた時だった。

へブルス「お前、この世界の事甘く見てるのか?」

エウィサとへブルスが壁に寄り添って何か話していた、私は気づかれないように二人の話を聞いていた。

へブルス「お前はヴァレンダーさんよりも気が弱いんじゃないか?少しは生きるすべを学べばいいだろう。」

へブルスはドウェインと違って落ち着いて話してるなぁ…へブルスは本当に狼男なの?

人間の時は全然狼男だなんて想像できないなぁ…

へブルス「さっきはちょっと言い過ぎた、ごめん。」

そう言いへブルスとエウィサは部屋に入っていった。

心臓を狙われる少女

その女の子と知り合ったのは私が部屋でお留守番している時の事…リフェン姉さんは子供達に

ご飯をあげに行って、ドウェインはとある用事で部屋にいなく、部屋には私一人だった。

外から足音がした、すっごく急いでそうな感じに走っていた。

そして突撃部屋のドアが開いた、誰?まさかモンスター!

ルフェンルス「誰なの!」

と私が叫ぶと部屋に入ってきたのは小さな女の子だった。

アフェリス「ごめんなさい!隠れされてください!」

部屋のドアが閉まった、私はベットから起き上がる。

その女の子は紫色の目で腰までのメタリックブルーの髪をしていた。

ドアの向かうから男の人の声がした、「チェ、逃げられた、まったく。」

ルフェンルス「あなた…名…」

私が言いかけると…

アフェリス「アフェリス・ヒルズンです!」

と恥ずかしそうな顔で名前を言う。

ルフェンルス「ああ…私はルフェンルス・ヴァレンダー…」

アフェリスがヴァレンダーと聞いた瞬間顔がぱあっと輝いた、紫色の瞳がキラキラ光ってまぶしかった。

ルフェンルス「まあまあ、座りなよ、お茶入れてあげるから。」

アフェリスは何度もおじぎをする、なんて上品な子だろう…

アフェリスはソファに座った、私はお湯が入ったティーポットにアールグレイのティーバッグを入れた。

机にコップを2つ並べて、紅茶を注ぐ。

ルフェンルス「でっ…何があったの?うーん…半魚人に追いかけられたとか?」

アフェリス「近いです…半魚人じゃなくて…外見は普通の人間…」

えっ!さっき…冗談で言ったんだけど…外見は普通の人間…

アフェリスが彼の事を話し始めた。

アフェリス「コバルトブルーのストレートヘアで…スカイブルーの目をしてる…外見は優しそうな青年なんですけど…」

ルフェンルス「それで…?」

アフェリス「彼は人間の心臓が好物で…」

人間の心臓!おえっ!ヤバい…彼に出会うと心臓をえぐられるの!想像するだけでゾクッとする…

アフェリス「心臓を欲しくなると…髪も目も真っ黒になる…それは心臓をえぐられるサインです…

私はどうにかして彼から逃げて来たんですけど…彼はこの世界で何人も人を殺してる…」

この世界は本当に弱肉強食だ…ドウェインによると、ここは別世界のアメリカだと言われている。

私達はこの城の外一回も出たことがない、そもそも外に続く扉には鍵がかかっているから。

アフェリス「彼に…彼に…ご両親を殺されたんですよ!」

話が終わったと思ったらアフェリスが急に叫んだ、アフェリスの声が部屋に響く。

ドウェイン「何事だよ!」

ルフェンルス「あっ!おかえりドウェイン!」

私はドウェインに抱き着いた、ドウェインの後ろに立っているへブルスとエウィサがじーっと私達を見ている。

ドウェイン「なんだよ、ルフェンルス…急に…」

あっ!今…「ルフェンルス」って…今までは…「お前」とか「ヴァレンダー」って呼んでたのに。

ドウェイン「あれ?ヒルズンじゃんか。」

ルフェンルス「知り合い?」

ドウェイン「ブラドリン・バッドンから助けた時に。」

ブラドリン・バッドンって言うんだ…心臓好きの…

ルフェンルス「エウィサ、彼とはどうなの?」

私はダメ元でエウィサに聞く、エウィサは顔を真っ赤にする。

エウィサ「彼の目の前で言わないでください!」

私はその言葉にぷっと吹き出した。

会ってはいけない男

ルフェンルス「エウィサの部屋に遊びに行ってくる。」

ランチを食べ終わった後、私はエウィサの部屋に遊びに行った。

エウィサの部屋に向かっている途中…

ルフェンルス「!」

1人の青年が目に入った、もしかしてブラドリン・バッドンだったりして…

コバルトブルーのストレートヘア、スカイブルーの目、手には食べかけのリンゴを持っていた。

そして彼は私に気づいたみたいでこっちに近づいてくる、ひゃあああああ!どうしよう!

ブラドリン「やあ、ルフェンルス・ヴァレンダー。」

彼は黒色がメインの服装だった、私は一歩一歩後ろにさがる、ブラドリンは美味しそうにリンゴをかじる。

ブラドリン「なんで逃げるの?僕は悪者って事?」

悪者じゃないの!だって心臓が好物なんでしょう?

ブラドリンは手に持っていたリンゴを地面に落とした、そしてクンクンと何かのにおいをかいでいる。

彼はゴクリっとつばを飲み込んだ。

ブラドリン「君の心臓は…特別そうだね…」

さっきと声が変わってる…!髪と目が黒色に変わった、血の涙まで出ている。

噓でしょ…本当に心臓をえぐられるの!やだやだやだやだ!もう人生はこれで終わり!

ブラドリン「いただくよ!」

とブラドリンが手を伸ばした時…

ルフェンルス「えっ?」

目を開けると…そこにはマスクを付けたドウェインが立っていた、ブラドリンは地面に倒れている。

ドウェイン「このバカ野郎!」

ドウェインは私の顔を強くビンタした。

ドウェイン「ほら行くぞ!」

ドウェインに手を引っ張られる。

ルフェンルス「彼に何をしたの?」

私が聞くとドウェインは足を止めた。

ドウェイン「さいみんじゅつをかけたんだよ。」

さいみんじゅつ…?なんで?それってドウェインがかけたってことでしょう?

ドウェイン「俺は普通の人間じゃないんだぞ!さいみんじゅつ、瞬間移動、テレポート、

いろんな能力を使える、ブラドリンもそうだよ、武器なしで人間の心臓をえぐる事ができる。」

ルフェンルス「ありがとう…助けてくれて…」

ドウェインは再び私の腕をとる。

ドウェイン「お前は俺がいなきゃダメだな、ルフェンルス、俺が守ってやるから。」

そう言い彼はニコッと笑う、そうか…私は…ドウェインの事が好きなんだ…

もう出会った時から好きだったのかも…ぶっきらぼうな所があるけど…さっきみたいに優しくなる時もある彼が好き…今まで何人も人を好きになっていたけど…この恋は今までとは違う…

私は彼の手を全力でぎゅうっと握りしめる。

炎のワイバーン

ディナーの時間になった、私はドウェインよりもはやく食堂に向かっていた。

ちょっと来るの早かったかな?食堂の扉はまだ開いてなかった、ディナーって…6時からだっけ?

今は4時30分ぐらいだから…まだ時間あるし、散歩しに行こう、食堂のすぐ北に曲がった。

その道は薄暗くて…モンスターの鳴き声も聞こえてくる、前に進めば進むほど、道は更に暗くなっていく。

それに…誰もいないのに…誰かの声が聞こえるんだ…

それにしても…この廊下は長い…ある大きな扉が見えてきた。

ルフェンルス「何の部屋だろう…」

パスワードを入力しないと入れないみたい…「炎のワイバーン…」…なんでか…分からないけど…パスワードが分かってしまった…

「炎のワイバーン・リーラルド」と入力した…扉が開いた、その部屋は…さっきの廊下よりももっと暗い、その部屋に入ると…入り口のすぐそばに、一口サイズのチョコレートが置いてあった。

数個手に取って口に入れた、うわっ…苦い…完全にブラックチョコレートだ…

チョコレートが入ったお皿の隣には懐中電灯が置いてあった、手に取って光を付ける。

ライトを付けた瞬間…恐ろしい物が目に入った…

ルフェンルス「ひっ!」

それは…モンスター達の死骸や骨だった…

バーン!突撃、後ろから大きな音がした、なんと…扉が閉まって…出られなくなってしまった。

私は何度もその扉を叩く、噓でしょ!噓でしょ!

「誰だ…」

ルフェンルス「次は何!」

次は後ろから誰かが近づいてくる…誰…もしかして…いや…そんなわけない…

後ろを振り向くと…

ルフェンルス「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

そこには大きな…赤色のワイバーンが立っていた…このワイバーンが…もしかして…

リーラルド?彼の黄色の瞳に怯えている私が写っている…

彼は口を動かさず…心で会話を取るらしい…さっき食べたチョコレートのおかげか…

私は彼と会話する事が出来た。

ルフェンルス「あなたが…リーラルド?ドウェインの家族を殺した…」

リーラルド「そうさ…」

彼はうなずく。

ルフェンルス「なんで?なんでドウェインとリフェン姉さんだけは?」

リーラルド「君にとって必要な人だからだ。」

ルフェンルス「あなたの親は?」

彼は悲しそうに言う。

リーラルド「バーグルス家の長男に…」

彼は両親の事を話してくれた。

リーラルド「その男はモンスターを狩るのが得意だった…ある日…俺の両親が人間達の街に出かけたんだ…街は炎で覆われた、そこで立ち向かったのは…バーグルス家の長男の「レオヴィルド・バーグルスだ…」

レオヴィルドって言うんだ…

リーラルド「そいつは仲間と一緒に両親を攻撃し始めた、父さんは翼を破られて海に落ちた…

母さんは剣でお腹を刺された…その光景を幼い俺は見ていた…そいつらは戦いに勝って…

すっごく喜んでいた…俺が5歳の頃の事…そして20年後…モンスターと人間の戦争がまた始まった…そして…俺は…「両親の敵だ…」と彼に言い…海に落とした…」

そんな事があったんだ…

リーラルド「そして…生き残ったのが…ドウェインとリフェン・バーグルスだ…二人はこの城で

立派に育ったのだ…それから…ずっとここで…いつもなら…焼き殺してるが…今回は見逃してやる。」

その部屋の扉が再び開いた、私はその部屋から出た…外に出ると…その扉はもう閉まっていた。

もう一度…パスワードを入力したけれど、開かなかった。

ドウェイン「ルフェンルス!お前!どこ行ってんだよ!」

後ろを振り向くとドウェインが走ってこっちに近づいてくる、そして私に抱きつく。

ドウェイン「心配したんだぞ…」

ルフェンルス「ドウェイン?もしかして、半泣き?やめてよ。」

ドウェインの背中をポンポンっと叩く。

ドウェイン「今日はヴァーフェルとヘイフィルナの結婚式だぞ…」

そうだったんだ…だから開いてないわけだ、ドウェインは優しく両手を離す。

ドウェイン「結婚式専用の部屋でやるみたいだぞ。」

ルフェンルス「うん。」

ドウェイン「着替えに行くぞ!」

そう言い私の腕をつかんだ。

永遠の二人の結婚式

私とドウェインはヘイフィルナから紫色のドレスとスーツをもらって、着替え室に入った。

ルフェンルス「どうかな?」

鏡の前に立ちドレスを整える。

ドウェイン「おれの方こそ、おかしいところないか?」

ルフェンルス「ないよ。」

ドウェイン「じゃあ行くか!」

ドウェインはまたもや私の腕を掴む。

ルフェンルス「ドウェイン!速い!」

そう言うと、ドウェインは足を止めた。

ドウェイン「じゃあさらに速くしてあげる。」

ドウェインは私をよいしょっと横に抱っこして…

シュイーン!

ルフェンルス「ひゃああああああ!速い!」

すっごい速さで移動している、風が吹いているようだ、一瞬で目的地に着いてしまった。

ドウェインは私を地面に降ろした。

ルフェンルス「さっきのって…瞬間移動?」

ドウェイン「俺が言おうと思ったのに…」

そう言い髪を指でいじる。

ヴァーフェル「あれ?もう来てたんだ。」

後ろを振り向くと、ヴァーフェルもさっきのドウェインみたいにヘイフィルナを横に抱っこしていた。

ヴァーフェルは青色のスーツ、ヘイフィルナは水色のドレスを着ている。

ドウェイン「俺は込むのが嫌だから。」

ルフェンルス「何それ!」

私はクスクスと笑う。

ドウェイン「なんで笑うんだよ!」

エウィサ「あっ!ルフェンルス!」

エウィサとへブルスもやって来た、エウィサは青緑色のドレスを着ていた。

へブルスは栗色のスーツだった。

エウィサはへブルスの肩に顔を置いた。

エウィサ「へブルスがパーティーに誘ってくれたんです!」

へブルス「やめろよ!恥ずかしいだろ!それにみんなの前でそんな事言うな!」

二人とも…もしかして?ふふっよかったね、エウィサ。

ドウェイン「もうすぐ始まるぞ!」

その部屋に入った、その部屋はとにかく真っ白だった、鳥の羽のようなものが上から振っている。

私達は席に座った、部屋の扉が開いた、初めて見る男の人がヘイフィルナを連れてきた。

ヴァーフェルはいつもならニタニタ笑っているのに…今は神経な顔だった。

ヘイフィルナの水色のドレスが美しい…隣にいる人は誰だろう?ヴァーフェルと同じ

シルバーグレーの髪に赤色のたれ目、黒色のスーツを着ている。

その男の人は私の顔を見てニコッと笑った、数時間ぐらいがたった、夕食の時間になり、テーブル席の真ん中に主役の二人が座り、その前の席に私とドウェインが座った。

運ばれてくる料理はいつもと違くて、すっごく豪華な料理だった。

ルフェンルス「ねえ、ヘイフィルナの隣にいた人って…誰か知ってる?」

ドウェインにさっきの男の人の事を聞くと。

ドウェイン「えっ?初めて見る顔だったけど…」

ドウェインも彼の事…知らないんだ…じゃあ誰だろう?

ヘイフィルナ「まさか、あの子も来てるとはね。」

ヴァーフェル「成長したな。」

二人も彼の話をしている…あの子って言うことは…二人の子供って事?

いやいや…二人は今日結婚したんだ…おかしいよね…

メインディッシュのステーキが運ばれてきた。

ヴァーフェル「君も今日から、ヘイフィルナ・キラーだな。」

ヘイフィルナ「そうね、あっ!そうだ!ヴァレンダーさん。」

ヘイフィルナは私にカメラを渡してきた。

ヘイフィルナ「撮ってくれないかしら?」

ルフェンルス「わ…私が!」

私は自分を指さした、ヘイフィルナ「そう」と言う、まあ…せっかくだし…

私はカメラを受け取った、ヘイフィルナとヴァーフェルは頭と頭をくっつけた。

パシャ。

ルフェンルス「どうですか?」

ヘイフィルナ「上手い!すごいですね!ヴァレンダーさん!」

ヘイフィルナのその言葉にみんな一斉に私のところに来た。

「私達も撮って!」「お願い!」

ええ…ちょっと…

ドウェイン「こらこら、ルフェンルスが困るだろう、後で集合写真撮るんだからさ。」

「あっ!そうだったね!」「失礼しました!ヴァレンダーさん!」

エウィサ「あの…」

エウィサが手を挙げた。

ルフェンルス「どうしたの?」

エウィサは立ち上がってこっちに来た、手にはカメラを持っている。

エウィサ「ヴァレンダーさんとバーグルスさんの写真撮れますか?」

私とドウェインで撮るの…汗がぽちゃぽちゃと落ちてきそう…

ドウェイン「俺は全然いいけど、ルフェンルスは?」

ドウェインは私を見る、こんなところで断れないよ…それに私は…ドウェインの事が好き…

だから…

ルフェンルス「いいよ!一緒に撮ろう!何枚でもいいから!お願い!」

エウィサ「分かりました。」

私とドウェインは立ち上がり、ドウェインは私の肩を左腕で抱いた。

私は彼の肩に顔をくっつけた、パシャパシャパシャ。

エウィサ「言われた通り、10枚くらい撮っちゃいました。」

ルフェンルス「見せて。」

エウィサのカメラを見ると…ドウェインの優しそうな笑顔に私のハートを奪われそうになった。

ドウェインの笑顔って…こんなんだったんだ…

エウィサ「また送っておきますね。」

エウィサはニコッと笑う。

ドウェイン「ねえ…」

ドウェインは私の耳元でささやいた。

ドウェイン「…二人で抜け出そう…」

ルフェンルス「えっ…」

その瞬間…ハートが爆発しそうになった…

結婚式の次はダンスパーティー⁉

パーティーが終わり部屋から出ると、私は両手を丸めてこう言った。

ルフェンルス「楽しかったね!結婚式に参加するのは初めてだったの!」

ドウェイン「まだダンスパーティーがあるけど?」

えっ!ダンスパーティー!そんな事まで!

ルフェンルス「私…踊るの初めてなんだけど…」

私はそう言い顔を下に下げた、すると…ひょっい。

ルフェンルス「キャッ!」

ドウェインがまた私を横に抱き上げる。

ドウェイン「またあれやるか?」

ルフェンルス「えええっ!」

ヒュイーン!ドウェインはまた瞬間移動しだした、これ何回目!もう1000回ぐらいやってる気がするよ!

ドウェイン「ここで開くだよ。」

気づけば、もう目的地の目の前だった、ドウェインは私を地面に降ろした。

ルフェンルス「あの移動方法…自分で考えたの?」

ドウェイン「?兄さんがよくやってくれたんだ…」

ドウェインは回想をし始めた。

レオヴィルド『ちゃんとつかまってろよ!

ドウェイン『わああああああ!お兄ちゃん!早いよ!』

レオヴィルド『もう着いたよ。」

ドウェイン『お兄ちゃん!僕にも教えてよ!楽しそう!』

レオヴィルド『用事がない日に教えてやるよ。」

ドウェイン「あいつら遅いなぁ…」

ドウェインは腕組する、私はふと地面を見ると…

ルフェンルス「リボン落ちてるよ。」

ドウェインが髪を結ぶのに使っていたリボンが地面に落ちていた。

ルフェンルス「後ろ向いて。」

そのリボンを拾いドウェインの髪を結んだ、キュッ!

ドウェイン「失礼。」

数分後、ヴァーフェル達が集まってダンスパーティーも開かれた。

ヴァーフェルとヘイフィルナが真ん中に立ち踊り始めた。

へブルス「僕と…やる?」

へブルスがエウィサに手を差し出した。

エウィサ「賛成です!」

エウィサはそう言い二人は踊り始める。

ジュリアンヌ「私達も…」

ジュリアンヌも好きな人いたんだ、彼女の相手は肩までのウェーブがかったブロンドヘアだった。

まるで女王と王子みたい!

ドウェイン「俺たちもやる?」

ドウェインも手を出してくる、私は手をプルプル震わせながらも彼の手を握る。

ドウェイン「初めてにしてはうまくないか?」

ルフェンルス「そんなわけないよ…」

私は顔を真っ赤にする、部屋に音楽が流れ始める。

ひゃあああああ!体が溶けちゃいそう…だって…好きな人と踊ってるんだよ…!

めっちゃ映画の世界みたい…!

ドウェイン「手汗やばいけど、大丈夫か?」

キャアアア!って叫びたくなっちゃう!確かに手汗ヤバすぎる…ここはなんとかごまかさないと。

ルフェンルス「初めてだから…緊張して…」

ドウェイン「なるほど。」

流れていた音楽が止まった、ダンスはもう終わりかな?

ドウェイン「そろそろ行くか。」

ルフェンルス「どこに?」

ドウェイン「目をつぶって。」

そう言われたので、私はゆっくり目を閉じた。

ドウェイン「オーロラの事を考えて。」

オーロラ…オーロラ…オーロラと言えば…フィンランド…オーロラ…

頭の中に綺麗なオーロラが浮かんできた。

伝えられなかった思い

ドウェイン「目を開けて…」

目を開けると…そこに現れたのは…

ルフェンルス「わああああああ!」

綺麗なオーロラだった、ここはフィンランド?

ドウェイン「君が行きたいって言ってたフィンランドだよ。」

ルフェンルス「なんで知ってるの?」

ドウェインはクスクスと笑う。

ドウェイン「ルフェンルス、君の考えはバレバレ…」

バレバレ!ていうことは…そうだ!こういう二人だけのこの時に…伝えなきゃ…!

ずっと言えなかった思いを…

ルフェンルス「ドウェイン!私ね…」

ドウェインのスーツの裾を掴む。

ドウェイン「俺に言わせてよ…」

えっ?私はスーツの裾から手を離した。

ドウェイン「ルフェンルスがここに来た時から…君の事…気に入ってたんだ…」

私は目をまん丸にした…

ドウェイン「モンスターだらけの部屋にいただろ?」

ルフェンルス「うん…」

ドウェイン「そのモンスター達に紛れて…君の事見てたんだ、ついでに変装もしてね。」

そうだったの!全然気付かなかった…

ドウェイン「その時の君は…顔全体は見えてなかったけど…可愛いなって思った…」

ルフェンルス「だから…あの時…助けてくれたの?」

ドウェインはうなずく。

ドウェイン「ルフェンルス・ヴァレンダー…君の事が好きだ…」

その時…大きな風が吹いた…

ルフェンルス「私も!ドウェインの事好き!」

ドウェインは照れくさそうに髪をかきあげる。

ドウェイン「俺ばっかり好きなのかと思ったよ…あっ!それと…これ…」

ドウェインはスーツのポケットに手を突っ込んだ、中から出てきたのは…

ルフェンルス「ネックレス?スマホ?」

紫色の宝石がついたネックレスとラベンダーのスマホだった。

ドウェイン「これ…母さんのネックレス…母さんの分まで大事にして…」

私はネックレスを受け取る、ドウェインはスマホの説明をし始めた。

ドウェイン「これはこの世界に住む人達に電話とかメールする事が出来る、ホームボタンが二つ付いてるだろう?」

ルフェンルス「うん…」

ドウェイン「左側のボタンを押せば向こうの世界に戻れる、俺に会いたくなったら右側のボタンを押せよ。」

私はそのスマホも受け取った。

ドウェイン「俺はテレポートで城に戻るからさ。」

私はドウェインに抱き着いた。

ルフェンルス「じゃあ…帰るね…また会いに行くからね…」

ドウェイン「絶対だぞ…」

私はドウェインに抱き着いたまま左側のホームボタンを押した。

エピソード2へ続く。

キャラクター

ルフェンルス・クレア・ヴァレンダー

本作の主人公、ドウェインの恋人。

身長172㎝で体重は56キロ、好きな食べ物はチョコレート、嫌いな食べ物は野菜スムージー。

困っている人がいると放っておけない、優しい性格。

ニューヨーク出身、保育園の時から恋多き少女、トラブルのない生活をしていたが、

A・Sの世界に住む、ワイバーン「リーラルド・ワイルド」にさらわれてしまう。

だが、その出来事がきっかけに能力者である、ドウェイン・バーグルスと出会い恋に落ちる。

幼なじみのウォルバーク・レジェンドを気になり始めていたが、ドウェインと出会い、彼に目移りする。

学校で一番モテる女子と言われている。

ウィルバーク・レジェンド

ルフェンルスの隣人で幼なじみ、身長188㎝で体重は60キロ、好きな食べ物はカップケーキ、

嫌いな食べ物はトマト。

学校ではかなりモテるタイプ、クールでぶっきらぼうな性格。

イフィーナと言う妹がいる、ルフェンルスに思いを寄せていたが、ルフェンルスがドウェインと

付き合いはじめたことを知り、かなりのショックを受けている。

A・Sの世界のキャラクター

ドウェイン・バーグルス「能力を持った謎の青年」

本作のもう一人の主人公、ルフェンルスの恋人。

身長193㎝で体重は69キロ、好きな食べ物はケーキ、または焼き菓子、嫌いな食べ物は

ドラゴンのしっぽ焼き。

200種類以上の能力を使いこなす、能力者である。

A・S出身、幼い頃に両親を亡くしている、バークルス家の三男。

姉のリフェン以外の兄弟達をワイバーン「リーラルド・ワイルド」に殺される。

地球人とA・S人のハーフである、長年A・Sの世界で暮らしいたせいか、A・S人の事には詳しい。

エルザベス・パークスと言うパートナーがいたが、結婚当日、事故で失ってしまう。

恋人を守れなかった悔しさで口が悪く、不良になりガチだったが…ルフェンルスに恋をして

心を開いてゆく。

リーラルド・ワイルド「ワイバーン」

ヴァーフェル・キラー「ヴァンパイア」

ヘイフィルナ・レディーズ「雪女」

エウィサ・へリン

へブルス・シュライ

A・Sとは?

ここまで読んでくれたみなさんに、A・Sの世界って何?と思ってる人も中にはいるでしょう。

なので、これからA・Sについて教えていきます。

A・Sとは、親がいない子供や能力を持った人、またはモンスターに変身する人が住む

世界、エーエス孤児院とも言われます、吸血鬼のヴァーフェルは弱肉強食の世界だとルフェンルスに言っています、ですが、たいして悪者はほとんど出していませんでした、せいぜい、ブラドリンとリーラルドぐらいです。

さて、話に戻りましょう、A・S人の特徴はドウェインみたいに能力を持っていたり、

へブルスのような、狼男だったり、一番の特徴は地球人にまったく興味を持たないということ。

A・S人が地球人を好きになるのは20億分の1の確率、ルフェンルスはその1人だったのです。

A・S人と地球人が三角関係になる確率はなく、もしもそうなったらその人は地球人ではないということです。

これからもルフェンルス以外の人たちの物語を書いていきます、お楽しみ。

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