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ムーンホワイト①人食い鬼が存在する世界・生きるか死ぬかの両想い。

ムーンホワイトシリーズ

ジャンル/ファンタジー/ロマンス/ドラマ

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あらすじ

アイルランド出身の13歳の少女スペリアス・ホワイトは人食い鬼が存在する世界で

生きるか死ぬかの生活をしていた。

ある日、亡き母親「シャリシアス・ホワイト。」と兄の「アルバード・ホワイト。」のお墓参りに

行った時、一人の人喰い鬼「イングソー・ブラッド。」を気になり始める。

鬼がいなかった世界

スペリアス「ただいま。」

玄関のドアをそーっと開ける。

ペルカーラ「お帰り。」

お姉ちゃんが手を振ってきた。

今日も何もなく家に帰れた。

私はスペリアス・ホワイト。

私達は生きるか死ぬかの生活をしていた。

ここには人食い鬼が存在するから。

こうして無事に家に帰ってきたっていうことはすごくラッキーというほど。

私は思う、この世界で親切な鬼なんていないって…

ペルカーラ「スペリアス、今日はママとお兄ちゃんにあげてきて。」

お姉ちゃんから花を受け取る。

鬼を信じなくなったのは2年前のことだった…

シャリシアス「行ってくるわね。」

その日はママとお兄ちゃんは買い出しに行っていた。

引きこもりでいたら食べ物は減る、ひと月に1回は買い出しに行っている。

だけど…

スーパーに行く途中…

シャリシアス「もうすぐ着くわよ。」

アルバード「母さん…何かいる…」

シャリシアス「え?」

鬼「ガブリ!」

ブシャ

ママとお兄ちゃんは鬼に殺されたんだ…

死体ではなく骨になっていたらしい。

私が11歳の時、だから親切な鬼なんていないってその時に思った。

ママとお兄ちゃんがいるお墓はこっから南にある。

花を両手で抱えながら向かう。

お墓について、ママとお兄ちゃんの墓に花を入れて。

手を合わせる。

スペリアス「ママ…お兄ちゃん…元気?こっちはいつも通り元気だよ…

ママはどう思う?親切な鬼っていると思う?」

涙がこぼれた、涙で服が湿っている。

ここに来ると毎回こうなるってこと。

家に帰ろうと立とうとしたとき。

イングソー「母さん…アリーラ…」

泣いている声がする、周りをキョロキョロ見ると。

スペリアス「!鬼!」

あわてて口を押せえる。

なぜだが足が動かない…どうしよう…

イングソー「おい!なにぼおっと立ってる!心臓をえぐるぞ!」

それでも足が動かない…私は終わったんだ。

でもこれも運命だ…あそこに行けばママとお兄ちゃんに会えるんだから…

イングソー「…」

その鬼は私の顔をじーっと見ている。

イングソー「行けよ、早くいかないと本当に心臓をもぎ取るぞ…」

見逃してくれた…でもどうしてなの?

スペリアス「やってよ!やってよ!鬼なんでしょ!親切なふりしないで!」

のどがかれるほどの大きな声で叫んだ。

ぽちゃぽちゃ、涙がまた出てきた。

親切な鬼なんているわけがない…

イングソー「行けよ!死にたくないなら帰れ!」

スペリアス「…」

やっと足が動いた、なんなのあの鬼…

逃がしてくれた…

風が吹いて髪が揺れた。

どうして見逃してくれたの?

あの出来事から次の日がたった。

なんであの鬼は泣いていたんだろう…

その日は友達のシアラ・パールドが家に遊びに来ていた。

シアラ「本当に見たの?」

スペリアス「死ぬかと思った。」

シアラ「でも逃がしてくれたの?」

スペリアス「なんでだろうって思ってさ…」

シアラ「ねえ、ロードダイアリーの2巻を借りていい?」

スペリアス「いいよ。」

ロードダイアリーは私の大好きな恋愛の本。

いろんな本を読んできたなかで一番好きな話。

シアラ「私、そろそろ帰るよ、ママが心配するから。」

スペリアス「うん、また来てね。」

私は手を振った。

血と涙の再会。

今日は朝食の時テレビでまた死者が出ているという番組が流れていた。

学校も休みか、また引きこもりが多くなる。

今日はもう一回彼に会ってみよう。

なんでか分からないけど彼をもう一度見たい。

朝食を食べて、着替えをして外に出る。

お姉ちゃんには友達のおうちに行くとごまかして向かう。

彼にプレゼントで2切れのパウンドケーキをラッピングして持っていく。

今日もいるかな?お墓につくとやっぱりいた。

今日もお墓参りをしている。

彼の目の前に立つと。

イングソー「なんだよ、お前も墓参りか?」

スペリアス「私はスペリアス・ホワイト、呼び捨てでいいから。」

手を差し出す。

彼はすぐに手をつかんできた。

イングソー「イングソー…」

そう言って手を離した。

イングソー「なんでここに来る…俺に会いたくて鬼に食われたら馬鹿馬鹿しいぞ…」

イングソーは座り込んだ、私もとなりに座る。

スペリアス「はいこれ、差し入れ。」

パウンドケーキの入った袋を差し出す。

イングソーは袋の中をチラッと見る。

イングソー「…なんでわざわざお菓子を…」

スペリアス「喜ぶかと…」

イングソー「ガブリ!」

イングソーはとっくにケーキにかぶりついていた。

イングソー「むしゃむしゃ。」

スペリアス「私の自信作だよ…」

イングソー「うまいな…」

スペリアス「良かった。」

イングソー「お前も食べろよ、俺はそんなにいらない…」

イングソーからケーキを受け取った。

イングソー「昨日言ったことは全部冗談で言ったんだ…」

スペリアス「え?」

イングソー「お前の顔が妻のアリーラに似ていたんだ…

お前の心臓をえぐれるわけがない…」

スペリアス「…」

イングソーはママとお兄ちゃんの墓を見る。

イングソー「鬼に殺されたんだな…」

スペリアス「よくわかったね…信じられなかった…

2年前のこと…」

イングソー「俺は人間と関わるのは嫌だった…人間は裏切り者だと…」

スペリアス「私もあなたみたいな鬼と関わりたくなかった…親切な鬼なんていないって思ってたから…あなたに会ったとき…怖かったのに足が動かなくて…それはもっとそこにいたいって思えたの…」

イングソー「こんな顔じゃ…みんなは最初は怖がるにきまってる…」

私はイングソーの顔を見つめた。

前に出た4本のとがった歯、真っ赤な目。

長い黒髪、手足の鋭い爪。

灰色のはだ。

たしかにみんなが見たら、怖がるものばかり。

でも私はそうは思わない。

スペリアス「鬼になったらそんな姿になるの?爪も生えて、目も真っ赤、

髪も伸びるんだ。」

イングソー「変身するときはかなりグロイんだぞ、それに息が苦しくなる。

苦しませて醜い姿にされたんだ…」

スペリアス「私もう帰らなきゃ、お姉ちゃんが心配する。」

私は立ち上がって歩き出した。

イングソー「待てよ!」

さっと後ろを振り向く。

イングソー「話せて楽しかった…また明日も来てくれるか?」

スペリアス「…毎日は無理…」

イングソー「そうだよな…」

スペリアス「行けるときには行くから、じゃあ。」

好きだと気づけない心

スペリアス「ただいま。」

ソーイド「どこ行ってたんだ?」

スペリアス「シアラのおうちに…」

ソーイド「帰りが遅い、遊びに行くのはいいけど。

鬼に注意して、あと時間を決めていくことだぞ。」

スペリアス「はーい。」

階段を上がっていく。

ガチャリ、部屋のドアを開ける。

スペリアス「はあー。」

そのままベットに倒れこむ。

スペリアス「イングソーといっぱい話しちゃった…私…もしかして…」

ブンブンと首を振る、そんなわけがない、私が鬼に恋をするなんて…

でもなんだか彼のそばにいると…元気が出るんだ。

どうしてだろう…鬼を好きになる人なんてこの世界に何人いるのかな…?

日本人が外人を好きになることはあるけど…

まさか…

スペリアス「私何考えてんのよ!」

自分の顔を一発叩く。

スペリアス「宿題してないじゃん!まあいいや、

まだまだ休みいっぱいあるし。」

時計を見ると、午後の4時。

お姉ちゃんとパパはまた買い出しに行ったし…

またどっか行こうかな?

近くの本屋に新しい本でも見に行こうかな?

気分転換に本でも見に行こう。

マフラーと上着を来て、外に出る。

アイルランドは寒い日がほとんど。

クリスマスが近づくと雪が降ってくるくらい寒い。

スペリアス「着いた、寒いよ。」

自動ドアが開いて中に入る。

最近新しく発売したスイーツランドというお菓子の本を探していた。

スペリアス「!あった!」

素早く手に取る。

スペリアス「お願いします。」

レジでお家計をして家に帰る。

その時!

キュイーン!

スペリアス「!」

自転車に乗ったサングラスをかけた男の人が近づいてきた。

スペリアス「ひかれる!」

ぶつかりそうになった時…

バン!

目を開けると…

スペリアス「イングソー…?」

男の人は自転車と一緒に倒れていた。

イングソー「はあはあ、バカだな。

ちゃんと周りを見ろよ。」

自転車にぶつかったのに傷ひとつない。

スペリアス「ありが…」

お礼を言おうとしたのに彼はもうどこにもいなかった。

母親が生きていた時代

家に帰った時、お姉ちゃんとパパの靴が置いてあったけど。

キッチンにはいなかった。

スペリアス「パパ?お姉ちゃん?」

靴を脱いで、家の中に入って二人を探す。

リビングから何か声がする。

リビングをこっそりとのぞくと…

シャリシアス「また怖い夢を見たの?」

スペリアス「え?」

パパとお姉ちゃんがママのビデオを見ている。

スペリアス「パパ?」

ソーイド「やあ…お帰り…」

パパが涙をふきながらこっちを見る。

ソーイド「一緒に見るか…?おいで…」

パパとお姉ちゃんの真ん中に座る。

これは私が小2の時のビデオ。

この頃の私はよく鬼の出てくる夢を見ていた。

そして朝起ほとんど泣いていた、だけどママにあることを教えてもらったの。

シャリシアス「スペリアス、あなた鬼に襲われないかって不安でいつも寝てるんじゃないの?」

スペリアス「うん…」

シャリシアス「だからいつも怖い夢を見るのよ。」

スペリアス「ひっくひっく。」

シャリシアス「楽しい事を考えたら楽しい夢を見れるのよ。」

スペリアス「本当に?」

シャリシアス「ええそうよ、ママもそうだったもん。

スペリアスは何がしたい?」

スペリアス「えっと…恋人と楽しい事をすること。」

シャリシアス「じゃあそのことを考えなさい、楽しいわよ。」

スペリアス「うん!分かったよ!」

そうだったなあ…あの日から怖い夢を見ることは無くなった。

ママがあの事を教えてくれたから…

私まで涙が出て来た…今までにないくらいの恋しさだった…

料理の事を教えてくれたのもママでものを作れるようになったのもママ。

何もかも全部私に教えて…ママは天国に行ったんだ…

お兄ちゃんも私にいろいろ教えてくれた…

私は昔学校でよくいじめられていた、いじめられていたせいで部屋にこもって

よく泣いていた、その時助けてくれたのはお兄ちゃん。

アルバード「入るぞ、なに泣いてるんだよ。

いじめられていたくらいで泣いてたらだめだぞ。」

スペリアス「だって!髪を抜こうとしてきたんだよ!」

アルバード「そんな奴に近づくからだろ、ほっといたらいいんだよ。

もし話しかけられても無視すればいいだけ、それで解決。」

スペリアス「殴られそうになった時は…?」

アルバード「交わせばいいだけ、でも交わせたときに相手を馬鹿にしたらダメだぞ。」

スペリアス「うん…」

アルバード「仕返しするよりもいい方法があるんだぞ。

わかったか?」

スペリアス「うん!」

アルバード「いい子だ、ドライブに連れて行ってやる。」

お兄ちゃんはすごく心強かった。

用事がない日はいつもお出かけに連れて行ってくれた。

スペリアス「うわーん!」

私はリビングで泣いてしまった。

ソーイド「泣くなよ…」

ペルカーラ「私だって泣きたくなるじゃん…」

私はリモコンを手に取ってテレビの画面を消した。

日に日に伸びる髪

スペリアス「えっ?また伸びてる。」

私の髪の成長ははやい、1日で20㎝くらい伸びている。

スペリアス「この髪は切ったってまた伸びるだけ。」

邪魔にならないようには結ぶしかない。

引き出しからゴムを出して髪をポニーテールに結ぶ。

スペリアス「イングソー…どうしてるかな?」

あの事故から1週間が過ぎている。

今日もあのお墓に行ってみよう。

今日は何を作っていこう。

昨日買った本にいいレシピないかな?

本棚からスイーツランドの本を出してページをめくる。

そしてあるお菓子が目に入った

スペリアス「シャキーン!これだ!」

そのお菓子はベイクドチーズケーキという有名のチーズケーキだった。

自分も昔作ってみたいって思ってたお菓子。

さっそくキッチンに向かった。

彼の思い出チーズケーキ

チーン、オーブンの音が鳴った。

ケーキを取り出す。

スペリアス「大成功…!」

2つに切って箱に入れてラッピングする。

袋を手に取って外に出る。

お墓につくと…

イングソー「…」

スペリアス「あの…」

イングソー「またお前か…何の用だ…?」

スペリアス「またケーキを作ってきたの…一緒に食べない?」

イングソー「ケーキか…」

スペリアス「この前はありがとう…」

イングソーの隣に座る。

スペリアス「あの時は本当に死ぬかと思った…」

イングソー「アリーラも…よくケーキをプレゼントしてくれてたな…」

スペリアス「はい…この前のケーキとは違うよ…」

イングソー「サンキュー…」

私の頭に手を置いて言った。

スペリアス「私も食べよう…」

箱を開けて、ポケットからプラスチックのフォークをだす。

スペリアス「パクリ、モグモグ。」

ぽちゃぽちゃ

スペリアス「ん?」

また涙のこぼれる音がする。

隣を見てみると…

イングソー「アリーラ…」

スペリアス「なんで?」

イングソー「思い出すんだよ、妻の事を…」

奥様がよく作ってくれてたって言ってたよね?

思い出のお菓子なのかな?

イングソーの腕に手を置く。

イングソーは私の手をぎゅうっと握った。

イングソー「お前を時々妻に見えてくるんだ…髪も目も服の色も…」

スペリアス「その恋しさ分かるよ、私だってママとお兄ちゃんいないから…

物を壊すほどショックだった…でもね…これだけは思うの。」

イングソー「…」

スペリアス「あなたに出会えて…良かった…」

好きって事を伝えなきゃ…

イングソー「俺も…妻と母を失って…鬼になった時は…人を殺しまくりだ…人間を見つければ

すかさず殺して食うんだよ…」

スペリアス「…」

イングソー「スペリアス…お前だけは食えない…」

スペリアス「噓つかなくていいのに…本当は食べたいくせに…」

イングソー「こっち見ろ…」

彼の顔を見つめる。

スペリアス「さっきのはジュークだよ。」

イングソー「この野郎。」

そう言ってイングソーはひじで私の肩を押してきた。

前には無かった楽しみ

スペリアス「はあ…泣けるなあ…」

ロードダイアリーを読みながら呟いた。

この話は今起きている事と同じような話。

この話の鬼はとても切ない過去がある。

鬼の名前はレッドリス、小さい頃は体が弱くて、毎日が苦痛だった。

そこである日、鬼に首を咬まれて自分も鬼になる。

そして鬼になったレッドリスは家族、親戚、友達を皆殺しにしたという過去がある。

スペリアス「いいなあー。」

この話にみとれてしまう…

スペリアス「イングソーの事をママとお兄ちゃんに話したかったな…」

さっきのニュースで最近鬼はこの街で目撃されていないらしい。

明日からまた学校、またシアラ達と家庭科研究会出来るかな?

それともまた新しい部活をしようかな?

スペリアス「テニス部とかかな?まあゆっくり考えよう。」

ガチャリ

スペリアス「!お姉ちゃん!」

お姉ちゃんが部屋に入ってきた。

ペルカーラ「お風呂先に入って来て。」

スペリアス「はい!」

急いで本をしまった。

リーダーに勝てる者

イラド「おいイングソー、最近帰りが遅いぞ!」

イングソー「!最近借りが忙しくてな…」

イラド「へー。」

なんだよこいつ!なんでこんなやつと仲良くなったんだよ!

自分が馬鹿馬鹿しい!

イラド「お前…顔が赤いぞ。」

イングソー「!」

イラド「お前、女を好きになった顔をしてるぞ?」

ぎくり!

イングソー「お前の頭はどうなってる?鬼が恋をするわけないだろ!」

イラド「ジョークだよ。」

こんなやつにあの女の事を話せれるわけないだろ!

オードラー「二人とも、何騒いでる?」

イラド「!」

イングソー「!」

イラド「なんもないです…父さん。」

オードラー「イングソー…なんだその顔は?」

イングソー「別に…」

みんなこいつが前にいるといつもびくびくする。

こいつはリーダーだからだ。

こいつに勝てる奴はいないだろう…

俺にとってオードラーは血のつながっていない父みたいな存在だ。

こいつといるよりもスペリアスといた方が自分は幸せだ…

イングソー「昼寝でもしてこよう…」

イラド「また昼寝か?」

イングソー「疲れてんだよ…」

昼寝というのはもちろん噓で言っているだけ。

こいつらといるといつも吐き気がする。

スペリアスは多分学校が始まっているだろう…

次スペリアスに会う墓場…もっといいところがあるだろうに…

どこかいい場所をさがすか、スペリアスがうんっと喜ぶ場所を…

いつ見ても泣いてしまうビデオ

スペリアス「部屋が汚くなってるなあ…片付けよう。」

部屋を片付けていた時…

スペリアス「こんなはこあったけ?」

1つの茶色の箱を見つけた、ビデオと書いてある。

ママとお兄ちゃんのビデオかな?

箱をあける…

スペリアス「やっぱりそうだ。」

二人のビデオだった、だけど何のビデオかわからない。

その中から2枚取り出す。

1枚目のビデオには「スペリアスの5歳の誕生日」と書いてある。

2枚目には「スペリアス、お兄ちゃんとドライブに行く。」と書いてある。

1枚目のビデオをテレビに入れる。

シャリシアス「蠟燭を吹いて。」

スペリアス「ふうー!」

シャリシアス「おめでとう!スペリアス。」

私と、ママ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、お兄ちゃんの彼女のマリーハート、

おばあちゃん、おじいちゃんがいる。

こんな大勢パーティーに来てたっけ?

それとバースデーケーキってこんな大きかったっけ?

シャリシアス「はい、スペリアスが一番大きいケーキ食べていいわよ。」

スペリアス「大きい。」

アルバード「兄ちゃんがあーんしてあげよう。」

スペリアス「あーあー。」

アルバード「あーん。」

スペリアス「あむっモグモグ。」

アルバード「クリームがついてるぞ。」

みんな笑っていた、13歳の誕生日も二人がいればな…

2枚目のビデオをテレビに入れた。

アルバード「ほら、はやく。」

スペリアス「お兄ちゃん待って!」

8歳の頃の私だった、その日も私の誕生日のビデオ。

アルバード「今日はどこ行く?」

スペリアス「初恋フラワーを買いに行きたい!」

アルバード「了解、行くぞ。」

初恋フラワーってたしかにお兄ちゃんに買ってもらったな…

ロードダイアリーもだったかな?

文房具を集めるのも好きだった。

本棚に入っている本はほとんどお兄ちゃんに買ってもらっていた。

スペリアス「なんかまた涙が出て来た…」

テレビの画面を消した。

主なキャラクター

スペリアス・ホワイト

物語のヒロイン、アイルランドに暮らす13歳の少女。

4月20日生まれで身長は168センチ、体重37キロ。

血液型はB型。

白色のロングヘアで目はラズベリー色。

名前の由来はスペインとリアス。

明るく優しい性格で友達が多い。

趣味は料理で、物を作る事が好き。

イングソーの妻、アリーラに顔が似ている。

鬼が存在するまえまでは学校で友人のシアラ・パールドと家庭科研究会をしていたが

人食い鬼が存在するようになってから、学校から部活はなくなってしまう。

お出かけもよくする家族だったが鬼の影響でお出かけの回数は減る。

そのストレスのせいか物を壊したりするようになってしまう。

2年前に最愛の母と兄を鬼に殺害される。

兄と母を失ってから、ストレスがたまると髪をかきむしるようになった。

最初は鬼のことをもの凄く嫌っていたが…

イングソー・ブラッド

物語の主人公。

本名はイングソー・ビリー・ファーンズ。

スペリアス同僚人間だったころに最愛の母親と妻を鬼に殺害されている。

25歳の時に鬼にされる、スペリアスが生まれる前から鬼になっている。

鬼になると年は取らなくなり、顔も老けなくなる。

人間だったころは髪は銀色で目は緑色。

10月15日生まれで身長198センチ、体重93キロ。

血液型はスペリアスと同じB型。

長い黒い髪に真っ赤な目をしている。

おでこに黄色の角が2本生えている。

鬼になってからは人間を信じなくなっていたが…

ペルカーラ・ホワイト

スペリアスの姉でアルバードの妹。

母の代わりに料理をしたり家事をしている。

年齢は23歳、血液型はO型。

10月12日生まれで身長177センチ、体重60キロ。

青緑色の目、ピンク色のロングヘアで髪を後ろに三つ編みにしている。

ソーイド・ホワイト

アルバード、ペルカーラ、スペリアスの父親でシャリシアスの夫。

年齢43歳、血液型はB型。

1月23日生まれ、身長186センチ、体重64キロ。

チョコレート色のサラサラヘアで目は緑色。

妻を失ったショックで買い出しの時以外は引きこもりでいる。

シャリシアス・ホワイト「回想、ビデオで登録。」

ソーイドの妻でアルバード、ペルカーラ、スペリアスの母親。

38歳の時、鬼に殺害される。

6月20日生まれ、身長178センチ、体重58キロ。

白色のウェーブのロングヘアで目は薄ピンク色。

スペリアスに何もかも全てを教えて息を引き取る。

アルバード・ホワイト「回想で登録。」

スペリアスとペルカーラの兄。

23歳の時に母親と一緒に鬼に殺害される。

4月12日生まれ、身長188センチ。

体重59キロ。

水色の目で青色の髪をしている。

ハンサムで女子にモテル、学校が休みの日はスペリアスをドライブに連れていっていた。

マリーハート・ハーフマン

アルバードの元カノ、21歳の時にアルバードを失うことになる。

8月25日生まれ、身長175センチ。

年齢23歳、体重43キロ。

ホワイト家の親戚でスペリアスとペルカーラと仲が良い。

青緑色の目で長い黄色の髪をしている。

アリーラ・シャーロット・ファーンズ

イングソーの妻、26歳の時にオードラーに殺害される。

5月3日生まれ、身長170センチ。

体重45キロ。

スペリアスが妻に間違われるほどスペリアスに似ている。

スペリアスと同じ白色の長いウェーブヘアで目も水色。

性格は明るくイングソーが誰よりも愛した女性だった。

オードラー・ブラッドバーン

 

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