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ダークハート初恋③・クリーズの転校編

りりぃブログ
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転校生

キャルーナ「ふあー。」

ベットから起きて、下の階に向かう。

キャルーナ「おはよう、ママ、パパ、お姉ちゃん。」

ケファイ「おはよう。」

キャルーナ「先に行きなよ、朝食は自分で作る。」

ケファイ「今日は大丈夫。」

キャルーナ「今日はシンプルにトーストと卵でいいか。」

冷蔵庫から卵を取り出して、フライパンに割り入れて

目玉焼きを作る。

キャルーナ「今日は放課後、ギンセスと何しようかな?」

ギンセスと連絡が取れればいいのに。

チーン、トースターの音が鳴った。

パンの上に目玉焼きを載せて、目玉焼きトースターを皿に盛りつけた。

キャルーナ「いただきます、さくり。」

パンがサクサクしてておいしい。

サリーナ「私先に行く。」

キャルーナ「行ってらっしゃい。」

私もはやく食べて行こう。

変わり者のクリーズ

キャルーナ「フラシラスおはよ。」

フラシラス「おはよう、夏休みどうだった?」

キャルーナ「ほとんどギンセスと一緒に過ごしてた。」

フラシラス「どんだけ好きなのよ。」

キャルーナ「見たことないじゃん。」

フラシラス「そうだけど。」

シャーロ「ほら、席ついて。」

キャルーナ「はーい。」

シャーロ「今日は転校生のクリーズが来ます、どうぞ入って。」

誰も来ない…

うるさかった教室が静かになった。

2分後

シャーロ「…それではもう授業をはじめま…」

クリーズ「! うわ!バタン!」

ある男の子が廊下を走ってこけた

シャーロ「大丈夫?」

クリーズ「遅刻ですか?」

寝そべったまま答えた。

シャーロ「遅刻でもないです。」

キャルーナ「誰?」

立ち上がってこう言った。

クリーズ「僕クリ…」

シャーロ「席に座りなさい。」

その子の席は私とフラシラスの真ん中だった。

キャルーナ「やあ。」

クリーズ「や、やあ。」

しゃべりかけてたのはフラシラスの方だった。

むき―!私が可愛くないとでも?

クリーズ「僕何かした?ご、ごめん…」

キャルーナ「うんうん、大丈夫。」

授業が終わり、私は図書館に行くことにした。

キャルーナ「借りたい本があるから。」

フラシラス「行ってらっしゃい。」

クリーズ「ちょっと聞いていいかな?」

クリーズが私に話しかけてきた。

フラシラス「何か?」

クリーズ「キャルーナってどんな子なの?」

キャルーナのことを?好きなのかな?

でもどうして名前を?

フラシラス「ええっと、恋人のきゅ…」

どうしよう…吸血鬼ってばれたら…

クリーズ「えっと、恋人の吸血鬼ギンセス…?」

なんでしってるの!キャルーナになんて言えばいいの?

クリーズ「それほんと?いいね。」

はぁ!なんでいいね!意味不明。

何なのこのこ!

フラシラス「それじゃあ…行くね。」

私は去っていった。

クリーズ「ちょ、ちょっと…あーあ、また人を傷つけた…」

キャルーナ「ありがとうございます。」

私は図書館を出た。

キャルーナ「フラシラス?」

フラシラスはなんだか不機嫌な顔をしていた

フラシラス「何でもない…」

キャルーナ「そう…」

教室に向かった。

キャルーナ「さっそく読もう。」

ん?なんか書く音がする。

となりの席を見ると…

キャルーナ「何やってるの?」

クリーズ「え?いや、絵を描いてるだけ。」

キャルーナ「名前は?私はキャルーナ、キャルーナ・パイア。」

クリーズ「クリーズ・クリーンランド、グリーンランドからここに引っ越してきた。」

キャルーナ「ふーん、で、絵を見せてよ。」

絵を見てみたら…

キャルーナ「!なにこれ!」

教室に声が響いた。

キャルーナ「リアル過ぎる!私より上手い!」

クリーズ「3歳からこの上手さなんだって。」

キャルーナ「私は5歳の時かな?」

芸術家みたい、美術館に飾れそう。

キャルーナ「クリーズすごいじゃん!ランチ一緒に食べない?」

フラシラス「意外にいい子だな…」

フラシラスが隠れて見ていたみたいだ。

ランチの時間、あまりにもクリーズの席は女子に囲まれていて

座ることが出来なかった。

キャルーナ「一気に人気者になってる。」

フラシラス「ホントだ…」

下校

キャルーナ「じゃあね。」

フラシラス「じゃあ。」

キャルーナ「やっと、ギンセスのところに行ける。」

ワクワクしながら、歩いていた。

キャルーナ「ただいま。」

家に帰って、城に行く準備をする。

キャルーナ「行ってきます。」

スキップしながら、城に向かった。

キャルーナ「何をしようかな?」

門を開ける。

キャルーナ「会いに来たよ!」

城に響き渡った

ギンセス「声が大きい!」

キャルーナ「!後ろから?やめてって何回言えば。」

ギンセス「お前、俺のことしか考えてないな?」

キャルーナ「恥ずかし…」

ギンセス「可愛い奴め。」

頭にトンッと手を置いた

ギンセス「手を出せ。」

キャルーナ「何?」

手を出した。

キャルーナ「ブレスレット?」

しんじゅのブレスレットだ、キラキラ輝いている。

ブレスレットを受け取って、早速手につけた。

キャルーナ「綺麗。」

ギンセス「何をする?」

キャルーナ「どうしよう。」

ギンセス「お前にピッタリな部屋がある。」

ギンセス「ここだ。」

キャルーナ「はああー。」

本当に私にピッタリな部屋だった。

恋愛の本やヘアアレンジグッズや欲しかった、ぬいぐるみやマクラ

マフラー、手袋。

全部そろってる。

キャルーナ「可愛いカチューシャ、持って帰ろう。」

喜ぶ私を見ているギンセスはニッコリと笑った。

ギンセス「お茶するか?」

ぎゅるるるるっとお腹が鳴った

キャルーナ「そうする。」

私はもらったカチューシャをさっそく付けた。

キャルーナ「どう?」

ギンセス「可愛い…」

持っていたトレーを落としそうになった。

キャルーナ「危ない!」

私はトレーをキャッチした。

ギンセス「失礼。」

ギンセスらしい。

フラシラスの恋

翌日、学校で教室に行ったら。

フラシラス「ハアー…」

キャルーナ「フランシスどうしたの?」

フラシラス「私はフラシラス!」

キャルーナ「あだ名だよ、あ、だ、な。」

フラシラス「いいけど…」

キャルーナ「私にも付けていいのに。」

フラシラス「そうなの?キャル。」

キャルーナ「キャル…」

フランシスの顔が赤くなってる

キャルーナ「誰かを好きになったな?」

フラシラス「恥ずかしい…」

キャルーナ「誰?」

フラシラス「言うよ。」

ドクン、ドクン

フラシラス「クリーズ・クリーンランド。」

くりーず・くりーんらんど、クリーズ・クリーンランド…

えー!クリーズを!

キャルーナ「冗談で言った?」

フラシラス「なわけないでしょ?噓つきたくないし。」

キャルーナ「いつから?」

フラシラス「昨日。」

昨日!転校してきた時に!

キャルーナ「よかったじゃん、思いきって言っちゃえば。」

フラシラス「考える…」

人間に恋するほうと怪物と恋をする、どっちがいいのかな?

私とギンセスは両想いになれない、その代わりにごちそうを食べたり。

昨日みたいにお茶をしたりしている。

キャルーナ「クリーズは優しいし、オッケーしてくれるかもよ。」

フラシラス「うん。」

クリーズが好きになったんだな…

二人は両想いに絶対になれるよ。

だって二人とも人間だし。

でもギンセスは…言えない…

ギンセスに申し訳ない。

キャルーナ「クリーズは今日も遅刻?」

クリーズ「呼んだ?」

キャルーナ「いつのまに!」

さっきまではいなかったのに。

キャルーナ「休み時間どうしよう。」

フラシラス「ねえ、クリーズ…」

クリーズ「な、なに?」

フラシラス「今日は一緒にランチ食べない?」

クリーズ「いい…けど。」

フラシラス「やったー。」

ギンセスが学校にいたらいいのに…

ぶんぶん、今はギンセスのことを忘れよう。

最近はギンセスの事で頭がいっぱいだ!

シャーロ「パイア!パイア!キャルーナ・パイア!」

キャルーナ「は!」

シャーロ「なにぼおっとしてるの!授業は始まってるのよ!」

キャルーナ「すいません!」

ついつい、授業のことを忘れていた。

私はそういうことがダメなところか…

ついついギンセスのことが浮かんでしまう…

シャーロ「キャルーナ・パイアさん?」

キャルーナ「すいません!」

キラクシア「大丈夫?」

この1年新しい親友が8人ぐらいできた、それは私にしてはプレゼントみたいなこと。

放課後何するか、休み時間は何をするか。

シャーロ「キャルーナ・パイア!居残りにしますよ!」

キャルーナ「それだけはイヤ!」

シャーロ「じゃあ、集中しなさい!」

とほほほ。

アラクシアス「くふふふ。」

キャルーナ「んん!」

授業が終わり、休み時間になった。

休み時間になった直前にアラクシアスが近づいてきた。

アラクシアス「あなたってなんか変わったわね。」

キャルーナ「はあ?」

アラクシアス「先生に怒られたら、いつも元気がなくなってたのに。

今は違うわね。」

アラクシアスがボブヘアを揺らしながら呟いた。

誉め言葉なの?

アラクシアス「ねえ、ランチ一緒に食べない?」

アラクシアスがこんなこと言うなんて、前のアラクシアスはどこに行ったの?

キャルーナ「私でいいなら。」

アラクシアスは街では怖いもの知らずだった。

だけど、学校に来てからは味方がいなくなって、いじめられてたのだろう。

私達のグループに入りたいのかも。

アラクシアス「なに、ぼおっーっとしてるの?オッケーなの?」

キャルーナ「え?うん。」

アラクシアス「サンキューね。」

いい子だったのかな?仲間入りだ。

キャルーナ「ねえ。」

アラクシアス「ん?」

キャルーナ「帰りさ、新しいアイスクリーム屋ができたんだって。

一緒に行かない?」

アラクシアス「いいよ。」

アラクシアスがニッコリと笑った。

アラクシアスが笑うなんて、初めて見たな。

いつから素直になったんだろう。

キャルーナ「アラクシアス、もうついてたの?」

アラクシアスは早くから食堂に来ていた。

アラクシアス「あんた遅いよ。」

キャルーナ「やることが速いね。」

アラクシアス「!」

私のトレーに入っている、ビーフシチューに気づいた。

アラクシアス「一口ちょうだい。」

キャルーナ「いいよ。」

アラクシアスはシチューを一口ほおばった。

アラクシアス「美味しい。」

 

帰り道、アラクシアスとアイスクリーム屋に向かっていた。

アラクシアス「あんたさあ、よくこの街のこと知ってるよね。」

キャルーナ「昔からいるから。」

アラクシアス「私もだけど。」

キャルーナ「!なんでだろう。」

アラクシアス「あんたの好きなことは?」

キャルーナ「え?読者かな?昔から本が好きで。」

アラクシアス「私は漫画を読むことかな?」

キャルーナ「意外、少女漫画が好きなんだ。」

アラクシアス「ダメなわけ?」

キャルーナ「うんうん。」

アイスクリーム屋に入った。

キャルーナ「どれにしよう、この2種類にしよう。」

ダブルチーズケーキアイスクリームとカスタードアイスクリーム。

アラクシアス「ブルーベリーヨーグルトアイスクリームとラムネアイスクリームにする。」

キャルーナ「アラクシアスの方もおいしそう。」

アラクシアス「ちょっといる?」

キャルーナ「ちょうだい。」

ヨーグルトアイスクリームを一口口に入れた。

キャルーナ「美味しい。」

アラクシアス「これはおごり?」

キャルーナ「そうだよ。」

アラクシアス「ありがとう。」

フラシラスからの電話

キャルーナ「ただいま。」

って言っても誰もいない。

キャルーナ「フランシスからもらった、本の続きを読もうかな。」

部屋のドアを開け、本棚から1冊の本を取り出した。

キャルーナ「アラクシアスもこんな経験をしたのかな?」

そこにはアラクシアスと同じいじめっ子の女の子ハンナ・アムズという子が学校に入学して、

クラスメイトにいじめられている、だけど、ある日。

同じクラスの男の子、ショーン・フェルマンに恋をする。

そして、いじわるだった自分が変わっていくストーリー。

アラクシアスもこんな経験をして変わったのかもしれない。

その時、プルルルル。

キャルーナ「誰?」

受話器をつかんだ。

フラシラスからだ。

フラシラス「ねえ、キャルーナ。」

キャルーナ「何か?どうしたの?」

フラシラス「クリーズにお菓子をプレゼントしたいんだけど…」

キャルーナ「何が良いのか分からないの?」

フラシラス「それもあるし、レシピがなくて。」

キャルーナ「家に来なよ、ちょうど暇だったから。」

フラシラス「ありがとう、さすが私の友達ね。」

キャルーナ「喜んでくれるといいね。」

手作りの本命チョコ

フラシラス「何作ろうかな?」

フラシラスがお菓子の本のページをめくった。

キャルーナ「バレンタイン近いし、チョコレートとかは?」

フラシラスが目をキラキラさせながらこっちを見た

フラシラス「いいね!」

キャルーナ「手作りの本命チョコを作ろう。」

フラシラス「お店に売ってるチョコレートを作りたいな。」

キャルーナ「いいじゃん、さっそく準備しよう。」

私とフラシラスはエプロンをきゅっとしめた。

キャルーナ「作ろうか。」

ボウルにチョコレートを割り入れて、生クリームを温めて。

キャルーナ「熱すぎるとダメだからね。」

フラシラス「了解。」

生クリームとチョコレートを混ぜる。

フラシラス「うおおお!」

キャルーナ「あんまり混ぜすぎないで!」

 

フラシラス「クリーズ喜びそう。」

チョコレートが固まったら、飾りつけをする。

フラシラス「オシャレ。」

キャルーナ「ちょっと味見。」

チョコレートを口に入れた。

キャルーナ「大成功。」

フラシラス「明日、クリーズに渡そう。」

キャルーナ「頑張って。」

翌日、フラシラスはクリーズの隣について、話していた。

フラシラス「休み時間、ちょっと来てくれない?」

クリーズ「あ、い、いいけど。」

キャルーナ「頑張ったじゃん。」

気づかれないように小さなこえで呟いた。

キャルーナ「おはよう。」

本命のプレゼント

休み時間、私はクリーズにチョコレートを渡す準備をしていた。

フラシラス「クリーズ、ここじゃ、ちょっとあれだから。」

クリーズの手を引っ張って、教室から出た。

クリーズ「で、何?」

フラシラス「はいこれ!」

チョコレートを出した

フラシラス「バレンタインだから、手作りの本命チョコ!」

シュ~

クリーズ「…えっ…あー。」

クリーズはなぜかわからないけど、たおれてしまった。

フラシラス「え?」

私はクリーズを保健室に連れて行った。

フラシラス「気に入らなかったのかな?」

嬉し過ぎたとか?

私はクリーズのそばにチョコを置いて、保健室からでた。

キャルーナ「どうだった?」

キャルーナが話しかけてきた。

フラシラス「クリーズがいきなり倒れちゃって、良く分からない。」

キャルーナ「嬉しくて倒れたんじゃない?私だって、ギンセスにチョコを渡したら。

顔を真っ赤にして、気絶すると思うよ。」

そっかー、そうだよね。

きっとそうだ。

ギンセスの父親。

その日はおばあちゃんのラリーナ・ナイアントが遊びに来ていた。

キャルーナ「おばあちゃん!」

ラリーナ「大きくなったね。」

キャルーナ「イヒヒヒヒ。」

ラリーナ「彼氏ができたって聞いたけど。」

キャルーナ「え?うん。」

ラリーナ「おばあちゃんは家族という家族がいなかったんだけど、ある吸血鬼に出会って。」

吸血鬼!おばあちゃんが私ぐらいの歳ってことでしょ?

ギンセスはいないよね。

キャルーナ「もっと聞かせて。」

ラリーナ「キャルーナの部屋で話していいかな?」

キャルーナ「こっちだよ。」

おばあちゃんを部屋に連れて行った

キャルーナ「で、その話の続きは?」

ラリーナ「ヴァンパイアのセートに出会って、城に連れて行ってくれたの。

寒い寒い日だったから、体は氷のようだったわ。」

キャルーナ「それで?」

ラリーナ「美味しい、ごちそうを食べて、お風呂にも入ったわ。

そしていったん、家に帰って、荷造りをしたの。」

キャルーナ「おばあちゃんが何歳の時?」

ラリーナ「あなたと同じ12歳かな?」

そんなに前なの!おばあちゃんが今、75歳だから63年前の話!

ラリーナ「その吸血鬼は私のお父さんのようだったわ。」

キャルーナ「そうなの。」

ギンセスのことはあえて言わなかった。

おばあちゃんがビックリすると思ったからだ。

キャルーナ「おばあちゃんはママとパパがいなかったんでしょ?」

ラリーナ「ええ、その代わりにセートに育ててもらったの。」

シカゴで起きた出来事。

私達の恋はフランス、シカゴからとても離れている。

キャルーナ「スコーン食べる?紅茶もいる?」

ラリーナ「遠慮なく。」

白い歯を見せてニッコリと笑った。

キャルーナ「おばあちゃんはヴァンパイアが家族だったのか…」

スコーンの生地を型抜きしながら思った

ラリーナ「お菓子作りなんて、大人ね。」

キャルーナ「はは。」

大人って、普通に女の子の趣味だけど。

シカゴかあ、セートのことが気になって来た。

キャルーナ「ねえ、セートの見た目は?」

ラリーナ「たしか、髪はサラサラした茶色で、目は赤色。」

赤色で髪は茶色、ギンセスとは違う。

目はきれいな青色の目、髪は黒。

キャルーナ「スコーンが焼けたよ。」

ラリーナ「わざわざ作ってくれたの?」

キャルーナ「うん。」

ラリーナ「ありがとう。」

キャルーナ「私、ちょっと出かけてくる。」

ラリーナ「気を付けて。」

ギンセスの城に向かった、夜の8時。

こんな時間に自分は何をしているだろう。

キャルーナ「ギンセス、教えてほしいことがあるの。」

ギンセス「?」

キャルーナ「セートって名前のヴァンパイアのこと。」

ギンセス「父さんのことか?」

父さん!ギンセスのお父さんなの!

ギンセス「父さんもお前と同じ歳の女の子に会ったてよ。

父さんは性格は見た目の割には優しい。」

キャルーナ「あなたは私の首を咬んだのにね。」

ギンセス「なぜ、死ななかったかわかるか?」

キャルーナ「なんで?」

ギンセス「愛があったからだ、叫んでるお前を見れなくて。」

キャルーナ「その女の子の名前は、ラリーナ・ナイアントよね。

シカゴ生まれで。」

ギンセス「たしかそんな名前だ。」

キャルーナ「こんな、夜遅く、ここに来るなんて。

帰る。」

ギンセス「泊っていいぞ。」

泊まるって、ママたちが心配するよ。

キャルーナ「ママとパパが心配する。」

ギンセス「電話すればいいだろ?」

そうか、ポケットからスマホを取り出した。

プルルルル

リラクシア「キャルーナ?いつ帰ってくるの?」

深呼吸した、ばれないようにしなきゃ。

キャルーナ「本屋で買いたい本があったの、でも遅くなっちゃったから。

友達の家に泊まるね。」

リラクシア「こんな遅くに本屋なんて、あなたらしいわ。

友達を困らせちゃだめよ。」

ピー、電話が切れた。

父親の過去、ギンセスの本名

お風呂に入って、歯を磨き、ベットに入った。

キャルーナ「ねえ。」

ギンセス「?」

キャルーナ「ギンセスのお父さんの名前は?」

ギンセス「どうして父の?名前はセート・ボーン。」

キャルーナ「ボーン?」

ギンセス「父も君みたいな女の子に会ったて。」

おばあちゃんが言ってた通りだ!本当だったんだ!

ギンセス「俺の本名はギンセス・ボーンだ。」

キャルーナ「もう一個。」

前から気になっていた質問。

キャルーナ「人間に戻りたい?」

ギンセスは黙り込んだ、そうだよねいきなり聞かれたら。

キャルーナ「人間に戻れる方法があったら?」

ギンセス「言わなくても分かるだろ…醜い自分から抜け出したい。」

キャルーナ「こっち来て。」

ギンセス「もう戻れないだぞ、戻れたら君の家族に会ってみたいけど…」

私はギンセスに抱き着いた。

キャルーナ「奥さん優しかった?」

ギンセス「優しかった、ちょっとドジなところも…」

キャルーナ「私を愛してくれる?」

ギンセス「今でもそうだよ、エリーの分まで…」

キャルーナ「おやすみなさい…」

君に2度目のプレゼント

キャルーナ「おはよう、フラシラス。」

フラシラス「うーん。」

フラシラスがほおづえをついていた

キャルーナ「どうしたの?」

フラシラス「クリーズは何が欲しいのかなって。」

キャルーナ「クリーズは何が好きなんだろう。」

フラシラス「クリーズはまた遅刻?」

キャルーナ「そうみたい。」

何が好きって言ってたっけ?

キュイーン!

キャルーナ「クリーズ?」

クリーズが走って教室に入ってきた。

キャルーナ「おはよ。」

フラシラス「ねえ聞きたいことがあるの。」

クリーズ「待って、酔ったの…」

そう言ってすごい速さで教室を出て行った。

フラシラス「ああ…」

キャルーナ「ねえ、帰りさ、パフェ食べに行かない?」

フラシラス「なんでそんなことを?」

キャルーナ「ごめん、私は帰り、DVDを借りに行くから。」

フラシラス「なんのDVD?」

キャルーナ「ブラッドヴァンパイア、名前が怖いけど、有名なんだって。」

フラシラス「そう。」

今日は体育のある日、キャッチボールをやる。

私は運動は意外に得意な方、男子はもちろん。

フラシラスやアラクシアスも運動が好き。

休み時間によく外に出て遊んでいる。

キャルーナ「授業はじまるよ。」

体育館に行く準備をする。

体育の授業、クラスメイトのみんなでキャッチボールをしていた。

アラクシアス「キャルーナ!」

アラクシアスがボールを投げてきた。

キャルーナ「フランシス!」

フラシラスの方に投げた。

フラシラス「わあ。」

キャルーナ「練習あるのみだよ。」

キラクシア「クリーズすごいね。」

クリーズはさっきから見てて、ボールを必ずキャッチしてる。

フラシラス「すごいね、更に好きなっちゃいそう。」

キャルーナ「そうだね。」

ランチの時間、フラシラスはその時もクリーズを眺めていた。

キャルーナ「さめちゃうよ。」

フラシラス「いいじゃん。」

呆れながらパンをかじった。

フラシラスはクリーズに夢中になっていた。

キャルーナの将来、ギンセスの運命。

学校が終わって、家に帰っても誰もいない。

久々にギンセスのところに行くことにした。

気になることがある、私は将来ヴァンパイアになっているのか。

ギンセスはずっとあのままなのか、人間に戻れると良いのに。

ベットの上で思った。

ギンセス「なんで最近来なかったんだ?」

ギンセスは耳元で言って。

最近ここに来れないのは、最近バスケットボール部に入ったから。

宿題も増えて、それとフラシラスのことで。

私はくちびるをかみしめてこう言った。

キャルーナ「いろいろ忙しんだよ、部活とか、宿題とか。」

ギンセスは私の長い金髪を触って来た。

キャルーナ「私は将来、ヴァンパイアになるの?」

ギンセスは驚きもせず、こう答えた。

ギンセス「なりたいか?キャルーナ?自分で選べるんだぞ。」

私の人生は自分で決められる、だけど気になるの。

他の子と付き合うのはあり得ない。

私はギンセスの黒いマントを握った。

キャルーナ「家に帰っても一人なの、寂しいの。」

ギンセス「独りの時間をなくすことができるぞ。」

キャルーナ「ママとパパの仕事がなくなるってこと?」

ギンセスはまたもや髪を触って言った。

ギンセス「そうだ、なんでも叶えてやる。」

キャルーナ「そうして、私が家に帰るまでに。」

ベットから起き上がって、バックをせよい、家に向かった。

キャルーナ「本当だよね。」

ごくりと唾をのんで、ドアを開ける。

ケファイ「お帰り。」

ママとパパがパソコンで仕事をしている。

キャルーナ「仕事は?」

ケファイ「これが新しい仕事。」

本当だ、本当だったんだ。

キャルーナはエリーの生まれ変わり?

その時、私は部屋の整理をしていた時。

あるアルバムを見つけた。

そのアルバムの中身を見てみた。

キャルーナ「私が赤ちゃんの頃の写真だ。」

次々とページをめくる。

キャルーナ「?これって?」

見覚えのある顔だ、私と同じ金髪、青い目。

隣に男の人が一緒に座ってる。

キャルーナ「この人って。」

ギンセスの亡き妻のエリー・ボーンだ。

隣の男の人はギンセスが人間だった時の写真。

でも、私とエリーが瓜二つなのが謎だ。

私はエリーの生まれ変わりだったりして?

見分けがつかないくらい。

アルバムを引き出しにしまった。

2回目のプレゼント

フラシラス「どれを作ろうかな?」

図書館でかりた、お菓子の本を見ていた。

2回目のクリーズのプレゼントは何にしようかと思い。

フラシラス「クッキーは普通だし…チョコレートは前もあげたし…」

次のページをめくった時、カワイイデコレーションケーキが目に入った。

フラシラス「カップケーキいいかも。」

カップケーキの上にバタークリームが添えられている。

カワイイ、ハロウィン風に紫色にできちゃいそう。

フラシラス「このカップケーキを作ってみよう。」

そう言って、ガッツポーズを作った時。

キャルーナ「どうしたの?」

キャルーナが後ろからのぞき込んできた。

キャルーナ「2回目のプレゼントはデコレーションカップケーキを作るの?」

フラシラス「うん…」

キャルーナ「今日は部活ないし、私の家に来て作る?」

フラシラス「うん…」

学校が終わって、大急ぎでバックに荷物を詰めた。

フラシラス「キャルナ早く。」

キャルーナの家に着いた、中に入る。

フラシラス「今日作るのはコレ。」

レシピを見せる。

キャルーナ「混ぜて焼くだけだから簡単だよ。」

キャルーナは冷蔵庫からバターと卵、棚から小麦粉とカップケーキ型を出した。

エプロンをキュッとしめる。

キャルーナ「作ろう。」

バターと砂糖を混ぜて、卵を少しずつ入れる。

そこに小麦粉を振るい入れる。

フラシラス「もう生地ができちゃった。」

カップに流しいれて、オーブンで焼く。

焼いている間にバタークリームを作る。

キャルーナ「粉糖を出してくれる?」

棚から粉糖を出して、テーブルにおく。

バターに粉糖を混ぜる、着色料を入れて、色を付ける。

チーン、オーブンが鳴る音がした。

キャルーナ「いい感じ、冷めたら飾りつけをしようか。」

テーブルの上のモノを片付けて、カップケーキが冷めるのをまつ。

キャルーナ「飾りつけしようか。」

バタークリームカップケーキの上に絞る。

アラザンをトッピングする。

フラシラス「可愛い。」

キャルーナ「大成功だね。」

フラシラス「やった。」

私はガッツポーズを作った。

 

両想いの切ない過去

私は幼稚園に行っていた頃、なかなか友達ができなかった。

今とは違って、私は変わり者だと言われていたから…

それを話せる相手がギンセスぐらいしかいない。

城に行って、聞いてもらうことにした。

長い話になるけど、2人でベットに寝ころび、話し始めた。

キャルーナ「初めまして、キャルーナ・ルイーズ・パイアです。」

みんなの前で自己紹介をする。

ローラ「明るい子ね、恥ずかしがって自己紹介できない子がいるのに。」

私の隣の席の子はアルナ・アンジャリーと言う子。

ショートヘアで目は茶色、いつも小悪魔的な顔をしてる。

私は小さい頃から恥ずかしがらない子で、サバサバした子だった。

私は他の子がやっているような、砂遊びや鬼ごっことか、かくれんぼなどはいっさい

興味がなかった、休み時間は絵を書いたり、読書がほとんどだった。

その時からヴァンパイアのヴァンと美少年のキャサリンの本を読んでいた。

だけど、5歳でそんな本を読んでいるっておかしいと思う子がほとんどだった。

なかにはあなた5歳じゃない、不思議ちゃん、変わり者、なんでそんな気味悪い本が好きとか言われていた。

とくに隣の席のアルナには。

アルナ「気持ち悪い本ね、ホントに不思議ちゃん。」

キャルーナ「アルナ!遊んできなよ。」

アルナ「わかったわ、変わり者のパイアさん。」

アルナはその場から去った。

本当に誰からも避けられていた、だけど雄一友達になってくれた子がいる。

名前はシャラ・ベリーズ、ふんわりとしたピンク色のセミロング。

目は私と同じ青色、いつもにっこりとしてる、笑顔がかわいい。

クラスは同じじゃなかったけど、隠れて私のことを見ていたらしい。

シャラ「キャルーナ・パイアちゃん?」

キャルーナ「え?何か?」

シャラ「あなた、他の子にいじめられてるんでしょ?友達もいなんでしょ?」

キャルーナ「うん、誰なの?」

シャラ「B組のシャラ・ベリーズ。」

手を出してきた。

キャルーナ「よろしく。」

仲良くなったのはその日からだった。

家によく遊びに来てくれた、家に来るたびにお菓子を持ってきてくれていた。

クリスティーナ「はいどうぞ。」

リアクシア「いつもありがとうございます。」

シャラ「キャルーナ。」

シャラが手を降ってくる。

キャルーナ「シャラ、お部屋で遊ぼう。」

リアクシア「あの子に友達ができるなんて。」

だけど、幼稚園を卒業した時、シャラはニューヨークに行くことになってしまった。

キャルーナ「また遊びに来てね。」

シャラ「絶対にまた来る、また遊ぼう。」

空港でさよならして以来全然顔を見ていない。

12歳になった今でも。

キャルーナ「シャラがニューヨークに行ってから、友達ができなくて、不登校になったの。」

今でも涙が出そう、だけど心配させたくないから、偽の笑顔でごまかすけど…

ギンセス「泣きたいんだろう?」

心を読まれてしまった、シャラがニューヨークに行ってから。

ずっと独りぼっちだった…

ギンセス「俺も同じだよ。」

キャルーナ「え?」

ギンセスがいじめられてたの?

ギンセスは小学生の時、背も低くて、臆病で弱虫でとてもか弱かったらしい。

ギンセというあだ名も付けられていたらしい。

私と同じで読書が好きだったらしい、みんなにからかわれていた。

同じクラスで背が高い、アラック・フェイスマンという子。

アラック「よお、ギンセ、サッカーやらねえか?」

ギンセス「僕はできないって何千万回も言っただろ。」

アラック「あら、そうでしたか、かわいそうに。」

ギンセス「アラック!なんだよその口の聞き方!」

アラック「この野郎!」

ギンセス「!」

アラックに突き飛ばさせた。

ギンセス「何すんだよ、いた!」

アラック「動けないか?ざまあみろ。」

だけど、ギンセスのことを隠れて見ていた女の子がいたらしい。

その子がエリー・ローズだった。

エリー「ギンセス!大丈夫?立てる?」

ギンセス「いたた!」

エリー「保健室に行こう。」

エリーとは中学も高校の時も同じ学校だった。

そして小学校を卒業する前に付き合った。

キャルーナ「この2人似て似てる。

ギンセス「君はエリーにそっくりだ。」

気が弱い妹と気の強い姉

翌日、教室に入ると。

親友のリーラル・フェルランが元気のない顔をしてる。

紫色のボブヘアで水色の目をしてるおっとりな女の子。

リーラルには4歳年上のお姉さんがいる。

名前はルーラル・フェルラン、背が高くてスタイルがいい。

青色のサラサラロングヘアが特徴。

キャルーナ「リーラル?」

リーラル「あ!キャルーナ、おはよう。」

キャルーナ「どうしたの?」

リーラルは涙を出し始めた、バックからハンカチを取り出す。

キャルーナ「はいこれ、どうしたの?」

リーラルはしゃっくりをしながら話し始めた。

リーラル「お姉ちゃんのことで…」

リーラルは私のクラスではあまり目立たない子で、気が強いお姉さんとは正反対。

マイケル・ジェットによくいじめられている、そういう時はお姉さんが助けてくれるんだけど…

マイケル「どうした?立てないのか?」

リーラル「突き飛ばさないでよ。」

マイケル「この!やり返せよ!」

ルーラル「ちょっとマイケル、妹に近づかないで。」

マイケル「げっ!」

ルーラル「立って。」

リーラル「お姉ちゃん…」

ベシッ!

ルーラル「私に甘えないで!あんた気が弱すぎるの!私に頼らないでよ!」

リーラル「お姉ちゃん…」

ルーラル「じゃあ、次の授業は体育だから。」

リーラル「お姉ちゃんに怒られてばっかり…普段は優しいのに…」

キャルーナ「お姉さんも心配して言ってくれてるんだよ、もう一回話しかけて見なよ。」

リーラルの肩に手を置く。

キャラクター

キャルーナ・パイア

ヒロイン

誕生日:6月10日

身長:168cm

年齢:12歳

性格:人懐っこい、心優しい、サバサバした性格

メインカラー:金

好きなもの:恋愛、ロマンス映画、ギンセス

嫌いなもの:ホラー映画

趣味:読書

青色の目、胸元くらいあるロングヘアが特徴。

スリーズ学校の2年生、ひねくれものだったギンセスの運命を変えることになった少女

クラスメイトのグライドに告白されたことがある

恋愛の本が大好き、絵も上手い。

料理も好き。

ギンセス・ボーン「通称ギンセス・ヴァンパイア。」

誕生日:6月11日

身長:190cm

年齢:不明

性格:おだやか。

メインカラー:黒

好きなもの:血、キャルーナ。

嫌いなもの:日光

趣味:不明

元々は人間だったヴァンパイア、他のヴァンパイアに毒を注入され、ヴァンパイアになってしまった王子。

本名はギンセス・ボーンと明かされた。

セート・ボーンの息子、父親の目が赤に対して息子のギンセスはきれいな青色の目である。

キャルーナの父、ケールの兄でもある。

キャルーナと出会うまでは城で引きこもりでひねくれ者だった。

涙を流しながら血を飲む。

キャルーナのことを雄一理解している。

ケファイ・パイア

キャルーナの母

誕生日:2月5日

年齢:39歳

身長:179cm

メインカラー:金

好きなもの:娘

嫌いなもの:虫

性格:頑張り屋

趣味:お出かけ

39歳にしては、とても若々しい。

キャルーナと同様、金髪のロングヘアと青色の目が特徴。

お出かけが大好き。

レストランのシェフの経験がある。

サリーナ・パイア

誕生日:11月5日

身長:175cm

年齢:19歳

性格:いじっぱり、心優しい。

メインカラー:赤

好きなもの:恋愛ものの本。

嫌いなもの:マッチョ

趣味:読書

8歳上のキャルーナの姉。

赤毛が特徴、本のこだわりが原因でキャルーナとケンカするが、

キャルーナの好きな本の良さが分かり、仲直りした。

ケール・パイア

誕生日:7月10日

年齢:32歳

好きなもの:家族

嫌いなもの:暴力、吸血鬼。

性格:家族想い

趣味:料理

メインカラー:茶色。

身長:183cm

キャルーナの父。

ヴァンパイアのギンセスの弟でもある。

兄がヴァンパイアになったショックで兄を嫌うようになってしまった。

グライド・クリーンランド

キャルーナのクラスメイト

誕生日:7月10日

身長:165cm

年齢:13歳

性格:明るい。

メインカラー:紫色、青

好きなもの:マンガ

嫌いなもの:怪物

趣味:運動

紫色の髪、青色の目が特徴。

キャルーナのことが好き。

とても運動神経がいい。

キャルーナより2歳年上。

ギンセスの永遠のライバル。

クリーズ・クリーンランド

誕生日:6月1日

年齢:12歳

身長:160cm

メインカラー:青緑

趣味:人を守る。

好きなもの:人助け

嫌いなもの:悪口

性格:やさしい

グライドの弟、キュート系男子でギンセスを守る。

すごくリアルな絵を描ける。

それに比べてお兄ちゃんの方は下手。

フラシラス・ハルリー

キャルーナの友達

誕生日:8月12日

身長:165cm

年齢:12歳

メインカラー:薄ピンク、緑

好きなもの:恋愛の本

嫌いなもの:いじめっ子

キャルーナの初めての友達

好きな本が同じだったのがきっかけで友達になる

ギンセスに興味を持っている。

薄ピンクのツインテールで緑色の目をしている。

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