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トカゲの少年と少女の恋の物語①・口に出せない秘密

トカゲの少年シリーズ

ジャンル:ロマンス/ファンタジー/ドラマ

キャッチコピー:モンスターでも人間でもいいから、あなたに会いたい。

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あらすじ

カナダに住む16歳の少年のヒード・エヴァンはトカゲ人間として生まれた。

ヒードは同じクラスの美女のフロール・スルーマンに恋をする。

だがヒードは自分がモンスターという理由で近寄ることがなかなかできない中。

フロールもヒードを好きになるが、二人の心はだんだん苦しくなってしまう。

口に出せない秘密を抱えたヒードとある持病を抱えたフロール。

二人の秘密の恋が始まる。

トカゲ人間だと分かった日

俺はヒード・エヴァン、16歳。

俺には好きな人がいる、同じクラスの美人のフロール。

さらりとした黄色のロングヘアで目はきれいな緑色。

けど、告白する自信がない、自分はモンスターだから。

あれは俺が生まれてすぐのころ。

セーラ「ううううう!」

フェルド「頑張れ!」

先生「生まれま…」

セーラ「なんですか?」

先生「…なんだこの子は…」

俺は生まれた時、体の一部が爬虫類のうろこみたいになっていた。

これは病気じゃない、どうしてこうなったか不明だ。

治療はない、俺は小さい頃から家をめちゃくちゃにしていたらしい。

高校生になった今、フロールが好きになってから、更に毎日が苦しくなった。

フロール「?ヒード、どうしたの?」

フロールがポニーテールを揺らしながらこっちに来た。

ヒード「え?」

フロール「授業が始まるよ。」

フロールは小学生のころからクラスが同じ。

明るくて、優しくて成績もいい、スタイルもいい。

俺は生まれた時から成長が速い。

この前身長を測ったところ、190cmにもなっていた。

ちなみにフロールは170cm。

フロール「ねえ、ヒード、今日は一緒に帰らない?」

フロールは笑顔で俺の席に近づいた。

ヒード「え?ああ、いいけど。」

フロールと仲良くなる為。

フロール「ありがとう。」

フロールの笑顔を見て思った、俺がモンスターだなんて。

どうしても言えない。

学校が終わり、フロールを待っていた。

フロール「ヒード、おまたせ。」

ヒード「うん…」

フロール「ヒードはお兄ちゃんとかいるの?」

ヒード「一人っ子さ。」

フロール「私は妹とお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるの。」

フロールは恋愛の本が大好きらしい、誕生日とかによくプレゼントであげている。

おまけにロマンス系の映画とかも好き。

ヒード「いいな、兄弟がいて。」

フロール「そう?意外に苦労してることもあるんだよ。」

ヒード「マジで!」

フロール「冗談だよ!」

フロールが肩をぺしっとたたいた。

ヒード「じゃあな。」

フロール「うん。」

恋人の笑顔

家のドアを開けた。

ヒード「ただいま。」

セーラ「お帰り。」

ヒード「ちょっと疲れてるから。」

セーラ「あら。」

昔から、大トカゲの姿にならないようにするのが精一杯で疲れていることが多い。

なにか気に入らないことがあったり、むかついた時になると変身する。

その姿になって、フロールを気づ付けたくない。

ヒード「はあ、明日学校休もう。」

本当に今日は変身しかけてしまったのだ。

3-Eのクラスのエリック・ロードがフロールをいじめていたからだ。

エリック「お嬢さん、何を運んでるの?」

その時、フロールは先生のお手伝いでたくさんのプリントを持っていた。

フロール「あなたに関係ないでしょ?」

エリック「おっと!」

エリックはフロールの手を滑らせて、プリントが地面に散らばったのだ。

その時はからだの一部がトカゲになっていた。

ヒード「ぐううう!」

エリック「なんだよ、エヴァン。」

フロール「はあ、また仕事増えちゃった。」

フロールの友達と俺でプリントを片付けた。

ヒード「大丈夫か?」

フロール「うん、ヒードは気にしなくていい。」

あんなことされても、笑顔のフロール。

その笑顔を見て、からだの変化はおさまった。

俺はフロールを見直した。

今日みたいなことがあると、必ず学校を休んでいる。

次の日、母さんは買い物に行った。

父さんと留守番、父さんと母さんは家で仕事ができる。

フロールの家族もそうらしい。

ヒード「はあ、なにをしよう。」

そう思ったときに。

フェルド「おい、お客様だぞ。」

ヒード「誰?」

ドアを開けるとフロールが立っていた、手には袋を持っていた。

フロール「ヒードが休むって、聞いたから、私も学校休んだの。」

ニコッと笑って、微笑んだ。

ヒード「何持ってるの?」

フロール「ああこれ、ヒードにクッキーを作ったの。」

そう言って差し出してきた。

フロール「手作りだよ。」

ヒード「ありがとう、入っていいよ。」

フロール「こんにちは。」

フェルド「可愛いね。」

父さん!彼女だと思わないでくれよ!

部屋のドアの前に着いた。

フロール「わあ、いい部屋。」

ヒード「うん…」

フロール「クッキー食べていいよ。」

ヒード「ご飯食べたばっかりだけど。」

フロール「あら、じゃあおやつにね。」

フロールはほぼいつも笑ってる、だからモテるわけだ。

ヒード「焼きたてだろ?今食べるよ。」

フロール「焼きたてがおいしいからね。」

クッキーを1枚取り出して、口に入れた。

バターの味が口に広がった。

ヒード「美味い!」

フロール「そうでしょ、私も味見してみたの。」

フロールの笑顔でなんだか照れてきた。

これじゃ、更に好きになっちゃうじゃんか。

フロール「ヒード、この前の誕生日プレゼントすごく嬉しかった。」

ヒード「よかった…」

フロール「学校って、いつも通ってるとイヤになるよね。」

それにしても、フロールが怒る顔は一度も見たことがない。

フロールはうそをついたこともない。

親にいつも褒められてるらしい。

フロール「友達と遊ぶ約束してるから行くね。」

ヒード「じゃあ。」

いいよな、俺は友達がほぼいない。

俺はなんだか不気味に見えてるらしい。

だからみんな近寄らない。

なんていう学校生活だ。

ダメダダメダ!今みたいな、イヤな思い出を思い出すのもダメ!

頭をブンブンとふった。

片想いなのに、不安な気持ち。

フロール「今日は楽しかった、ただいま。」

セローナ「お帰り、ご飯の準備をしてたの。」

サローラ「何買ってきたの?」

お姉さんが聞いてきた。

フロール「バックとかお財布を買ってきたの、お姉ちゃんとお兄ちゃんにプレゼントが…」

セット「なんだ?」

お姉ちゃんとお兄ちゃんは手を差し出してきた。

フロール「お姉ちゃんに。」

サローラ「あら、可愛いピアス。」

フロール「お兄ちゃんにも。」

セット「フェニックスの缶バッチか、ほしいって言ってたの知ってたか。」

私はニコッと笑顔を見せた。

フロール「手を洗ってくる。」

セローナ「もうすぐ、夕食だからね。」

洗面所について、手を石けんで洗い始めた。

最近、ヒードの前だとなんだかてれてしまう。

これはいわゆる片想い、手をこすりながら思った。

フロール「お腹すいたよ。」

今日の夕食はアクアパッツァ、私の大好物のメニュー。

パーティーでもないのに。

フロール「おいしそう。」

一口口に入れた。

フロール「やっぱ、最高。」

セローナ「そうでしょ。」

サローラ「学校はどうなの?」

フロール「楽しいよ、今日は休んだけど。」

セローナ「あ!」

ママがあせった感じで冷蔵庫を開けた。

フロール「どうしたの?」

セローナ「ああ、ステーキに使う、ジャガイモとニンジンを買ってなかったな。」

フロール「私が買ってくるよ。」

こういうこともよくあること。

セローナ「ありがとう、おこずかいで買ってくれる?10ドルで買えると思うわ。」

私はアクアパッツァを完食して、セーターを着て、外に出た

フロール「相変わらずのママだな。」

近くのスーパーで頼まれたものを買って外に出ようとしたら…

謎の男「やあ、お嬢さん。」

黒い服を着て、サングラスをかけた、男の人が話しかけてきた。

フロール「触らないでください。」

謎の男「こっちおいで、一緒に行こうよ。」

男の人が手をつかんできた。

フロール「離して!触らないで!」

その時…

???「ギャル―!」

黄緑色のオオトカゲが襲い掛かって来た。

フロール「キャー!キャー!」

いっかんの終わりかともった、だけど。

そのオオトカゲが狙っていたのは私ではなく、男の人のほうだった

謎の男「やめろ!やめろ!」

逃げたいのに、足が動かない。

ずっとこの光景を眺めてしまう。

???「グルルルル、ガブリ!」

その瞬間だけは目を閉じてしまった。

頭を食いちぎるようだった、私はそのまま家に向かった。

後ろを向くと、その黄緑のオオトカゲはこっちをじっーっとみていた。

振り向きたくない、必死に家に向かった。

ヒードの想い

ガチャリ、玄関のドアを開けた。

ヒード「ただいま…」

セーラ「お帰り…あれ?パンはどうしたの?」

ヒード「忘れた…」

フロールにあの姿を見られて、元気がない。

フロールは噂で爬虫類が苦手だと聞いた。

でもさっきみたいにフロールを守りたいという気持ちもある。

階段を駆け上がりながら思った。

そして部屋のドアを開けた、明日も学校いけないな。

トカゲに変身してその次の日も学校を休んでいる。

フロールも同じだろうな、あんなモンスターを見たら行く気がなくなるに決まってる。

ヒード「寝る準備をしよう。」

ベットから起き上がった。

フロールのお見舞い

次の日、俺はいつもよりはやく目が覚めた。

ヒード「昨日なかなか眠れなかったな。」

階段をから降りた、その時、母さんが俺に話しかけてきた。

セーラ「ヒード、フロールが熱を出して、倒れちゃったみたいよ!」

ヒード「は!」

俺は最速で着替えて、外に出た。

ヒード「フロール!」

必死になってチャイムを連続で押し続けた。

セローナ「何事?あら、ヒード・エヴァンだったけ?入って。」

ヒード「どいて!」

セローナ「どうしたのかしら、あんなに急いで。」

フロールの部屋のドアを開けた。

フロール「ヒード?来てくれたの?熱が出ちゃって。」

おでこに濡らしたタオルをかけている。

ヒード「どうした?急に。」

フロールは黙り込んで、静かに答えた。

フロール「持病だよ、病名がわかってない。」

持病!フロールが持病を持っていた。

原因不明の!よくよく考えれば、俺がトカゲ人間だっていうのは持病と同じかもしれない。

ヒード「大丈夫かよ。」

フロール「4歳のころからかな?持病が分かったのは。」

4歳のころから、小さい頃から持病を抱えてるんだな。

ヒード「ダッシュできたから、何も持ってないけど。」

フロールはクスクス笑って答えた。

フロール「いいよ、来てくれただけでうれしいし。」

ヒード「なあ。」

フロール「どうしたの?」

ヒード「元気になってらパフェをおごってやるよ。」

フロールはニコッと笑って、言った。

フロール「ありがとう。」

持病を持ってるとは思えないな、そう思いながら部屋から出て行った。

フロールはさらわれる運命?

今朝より、熱はおさまった。

ピピピ―、体温計の音が鳴った。

セローナ「だいぶ下がったわね、でもまだ寝ていてね。」

フロール「うん。」

今はお姉ちゃんもお兄ちゃんも学校で、妹のアイランも幼稚園に行っている。

私一人だけのお留守番か…

フロール「今日は新発売の本を買いに行く予定だったのに。」

お母さんはニコッと笑って優しく答えた。

セローナ「どうしてもというなら、買ってきていいわよ、ただし体調が良くなった時よ。」

フロール「やった。」

セローナ「買い物に行ってくるから、出かけるとしても本を買いに行くだけよ。」

そう言って部屋のドアを閉めた。

フロール「もうだいぶ良くなったんだけどな。」

はやく、クリスとグレースの虹の約束の9巻が読みたい。

クリスとグレースの虹の約束という本は、トカゲ人間のクリスと私と同じ持病を抱えている

女の子グレースの恋の物語を描く、すごく人気なシリーズですぐに売り切れてしまう。

フロール「売り切れる前に買いに行こう。」

ちょっとくらいなら出かけていいって言ってたし、本屋もすぐ近くだし。

買いに行こう、私は小さな手提げバッグを出して。

その中にお財布を入れて、外に出た。

シュイーン、本屋の自動ドアが開いた。

フロール「あるかな?」

クリスとグレースの虹の約束の9巻を探していた。

フロール「あった。」

しかも最後の一冊だった、すぐに売り切れるんだな。

フロール「ありがとうございます。」

お会計をして本屋から出た。

フロール「帰ってゆっくり読もう。」

そう言った時…

後ろから誰かに手をつかまれた。

フロール「!」

???「兄ちゃんの仇だ!」

後ろから男の人の声がした。

私はごくりつばを飲んだ。

フロール「ひいいい…」

???「動くな!」

男の人は手にナイフを持っている。

あの本の中だったら、こういう時クリスが助けてくれるのに。

そう思ったとき、シュイン、昨日の緑色のオオトカゲが男の人に襲い掛かって来た。

フロール「キャー!」

振り返ると、オオトカゲは男の人の頭を食いちぎっていた。

大きさは2メートルはある、目は赤色。

背中にとげが生えている、2足歩行だ。

こっちに近づいてきた。

私は怖くて体を震わせていた。

ブラッドモドノ「…」

フロール「来ないで!来ないで!」

ブラッドモドノ「何もしない。」

声は低めだった。

フロール「誰?」

ブラッドモドノ「ブラッドモドノ。」

フロール「ブラッドって呼んでいい?」

小さな声で言った。

ブラッドモドノ「フロール。」

フロール「え?」

ブラッドが急に床ドンをしてきた。

フロール「!」

なんでこんなところで!恥ずかしいよ!

ブラッドモドノ「ここだとヤバいから、目をとじろ。」

私は静かに目を閉じた。

ブラッドモドノ「開けろ。」

目を開けると、そこはきれいな花畑だった。

でもブラッドの赤い目のせいでまだ体が震えてる。

ブラッドモドノ「怖いか?」

ブラッドがながい爪を出してきた。

フロール「切らないで!切らないで!」

ブラッドモドノ「切らない。」

そう言って、ほっぺに手を当ててきた。

殺そうとしているみたいで、目を閉じてしまった。

フロール「ひいい…」

ブラッドモドノ「俺を見ろ。」

目を閉じてながらこう言った。

フロール「本当になんにもしない?」

ブラッドモドノ「気づ付けない。」

フロール「分かった!」

目を開けた。

ブラッドモドノ「お前が好きだ、モンスターの俺が。」

告白?正体が誰かも知らないのに。

フロール「ありがとう…」

口を震わせながら言った。

なんで2回も助けてくれたの?どうして私が好きなの?

フロール「なんで助けてくれたの?好きだから?」

ブラッドモドノ「分かるだろ。」

フロール「顔を近づけて。」

ブラッドの頭を良し押せて…

フロール「チュ。」

ブラッドは真顔でこう言った。

ブラッドモドノ「またな。」

フロール「え?」

ヒード「起きろ起きろ!」

目が覚めると、ベットにいた。

全部夢?

ヒード「道端で寝てたんぞ、お前、この本を握ったまま。」

見せてきたのはクリスとグレースの虹の約束の9巻だった。

フロール「汚れてないよね!」

手から本を取って、汚れてないかチェックする。

フロール「大丈夫だ、良かった。」

ヒード「…」

正体不明の恋人

あの日から、ブラッドモドノのことが気になって仕方なかった。

それともう一つ気になっていることがある、それは私はどうして知らない人にさらわれそうになるのだろう。

授業中、いろいろ考えてたせいで授業に集中することができなかった。

ミランダ「スルーマン!フロール・スルーマン!」

ミランダ先生が教科書で机をたたいてきた。

フロール「ごめんなさい、昨日全然眠れなくて。」

目をこすりながらごまかす。

ミランダ「まったく。」

学校が終わって、ヒードを待っていた。

ヒード「ごめん、まった?」

パフェをおごってくれる約束をしていたから、待っていたのだ。

有名なカフェの前に着いた。

フロール「かわいい。」

お店のなかに入り、メニューを見ていた。

フロール「フルーツデラックスパフェにする。」

ヒード「俺も。」

パフェが届いた、私はスマホを取り出して、写真を撮り始めた。

上から下まで、フルーツとクリームが詰まってる。

一番上には2種類のアイスクリームが載ってる。

さっそくアイスクリームを一口食べた。

フロール「美味しい。」

ヒード「こういうところ好きかなって思って。」

フロール「ありがとう、すっごく美味しいよ。」

パフェを食べて、お会計をし。

家に帰った。

フロール「ただいま。」

セローナ「お帰り、先にお風呂に入ってきて。」

フロール「はーい。」

お風呂に入りながら思った。

フロール「私はブラッドにこいをしちゃったな。」

あんなモンスターをって思うでしょ?クリスとグレースの虹の約束を読んでから思っていた。

本当にこの本の恋がしてみたいって思っていた。

それが実際になったのだ、でもグレースはクリスの正体を知っている。

だけど私は知らない、知らないからもっと知りたくなるのかな?

セローナ「そろそろあがったら?」

お母さんがお風呂のドアを開けて言った。

フロール「ごめん、シャンプーをしたらあがるから。」

セローナ「ご飯がもうすぐできるから。」

そう言ってドアを閉めた。

夕食を食べているとき。

お姉ちゃんにこう言った。

フロール「お姉ちゃんはあの本みたいにオオトカゲにこいをしたらどうする?」

お姉ちゃんもクリスとグレースの虹の約束を読んでいる。

サローラ「さあ、私は爬虫類が苦手だから好きにならないと思う。」

フロール「そう、ごちそうさま、今日はもう寝る。」

セローナ「おやすみなさい。」

私はベットに入って、静かに目を閉じた。

その夜、その時私は悪い夢をみてうなされていた。

フロール「キャー!キャー!キャー!」

お母さんが部屋に入ってきた。

セローナ「フロール!大丈夫!」

フロール「はあはあ。」

セローナ「また熱が出てるわ。」

おでこを触ってみると、すごく熱い。

セローナ「待っててね。」

お母さんは体温計を持ってきて、わきにはさんだ。

ピピピー、体温計の音が鳴った。

セローナ「こんなに!」

体温計を見ると、39度とかいてあった。

セローナ「ゆっくり寝てなさい。」

お母さんは部屋から出て行った。

私は再び静かに目を閉じた。

夢の中での出来事。

目を開けると、そこは前にブラッドと来た花畑だった。

フロール「ブラッド?ブラッド?」

ブラッドモドノ「後ろだよ、また会ったな。」

私はブラッドを顔を見てうなずいた。

フロール「どうして私を助けるの。」

ブラッドモドノ「好きだから、守りつつ両想いになりたい。」

フロール「私も好きじゃなきゃダメなんだよ?」

ブラッドモドノ「お前は違うくても。」

ブラッドが長い爪を出してきた。

今にも指を切っちゃいそう。

フロール「ブラッド、ブラッド。」

目が覚めるとそれも全部夢だった。

フロール「なんだ、あれ?」

おでこを触ってみると、熱が下がっていた。

セローナ「おはよう、体温はかろうか。」

ピピピー。

セローナ「あら、もう下がってる、こんなに下がるものなのね。」

学校にいう途中、なぜあんなところで目が覚めたのかと思ってきた。

エーラ「フロール?どうしたの?」

友達のエーラ・リーブが話しかけてきた。

フロール「!ごめんごめん、昨日全然眠れなくて。」

エーラ「前もそんなこと言ってなかった?」

フロール「そうだったかな?」

なんとかごまかした。

エーラとはクラスは違うけど、休み時間の時によく一緒に遊んでいたから仲良くなった。

エーラ「また休み時間にね。」

フロール「うん。」

私は手を振った、教室に入ったらヒードがこっちを見て言った。

ヒード「おはよう。」

フロール「おはよう、ヒード。」

ヒード「今日は席替えだって。」

席替えか、ヒードの隣になったらいいな。

うとうと考えながら席に座った。

フロール「はあ。」

ローザ「なに考えてるの?」

友達のローザ・ライトが話しかけてきた。

クラスの美人で背が高い、ローザはクラスの人気者。

私も人気者だけど、ローザどっちかっていうと美人の人気者で私はカワイイ系の人気者って感じかな?

フロール「どうしたの?」

ローザ「こっちのセリフよ、ぼおーっとして、顔が赤くなってる。」

フロール「今日は席替えでしょ?ヒードの隣になったらいいなって。」

ローザ「なるほどね、ヒードが好きなの?」

その言葉にギクッとする、恥ずかしいよ。

フロール「うん…」

小さく言った。

ローザ「恥ずかしがらなくていいよ、ヒードが好きなんだ。」

フロール「声が大きい!」

ローザの口を手でふさいだ。

フロール「ローザってば!ばれたらどうするの!」

ローザ「ごめん、私も小5の時にヒードが好きだったの。」

ローザが!初耳。

ローザ「私さ5,6回くらい告白されているんだけど、みんなタイプじゃないの。」

そりゃローザはモテるからね、そんなに気に入られるよ。

ローザ「応援するよ、フロールの恋。」

肩を2回トントンっとたたいて自分の席に着いた。

私はもう一度ヒードの顔を見た。

ブラッドの幻

授業中、私はノートを説いていると。

クラスでいじわるの女子として知られている。

エリックの彼女のアリージョーン・アイランドがこっちを見ている。

授業に集中できない、その時。

ブラッドモドノ「気にするな。」

ブラッドの幻が見えた。

ブラッドモドノ「俺が見張ってる、集中しろ、愛しいフロール。」

耳元でそう言って、姿を消した。

休み時間、廊下を歩いていると…

アリージョーン「ねえ、スルーマン。」

エリック「成績はどうですか?」

いじわるカップルが近づいてきた。

アリージョーン「この黄色の髪は似合わないわ。」

そう言って、私の髪を何本かとった。

フロール「痛い!やめてよ。」

アリージョーン「シンプルに茶色にしたら?」

エリック「ははははははは!」

泣きそうだった、どうしよう。

するとその時、またブラッドの幻が見えた。

ブラッドモドノ「助けに行くから。」

そう言ってたとき、本当に後ろからブラッドが走っていた。

アリージョーン「!キャー!キャー!」

ブラッドが二人の耳元でこう言った。

ブラッドモドノ「こんど手を出したら、お前らの首を食いちぎる。

または心臓をえぐいてやる。」

そう言って去っていった。

エリック「行くぞ!」

アリージョーン「なんなのあのオオトカゲ!」

そういいながら廊下を入っていった。

フロール「ありがとう。」

ファンタジーの恋。

家に帰る途中、あるdvdを借りに行った。

クリスとグレースの虹の約束の映画だ、90分

エピソードによって何分かわ異なる。

世界中で人気でとうとう映画化したらしい。

本と同じようにエピソードが9まである。

その時行って時はエピソード1だけだったけど。

まで作られてないのだろう。

dvdを借りて、家に帰った。

フロール「ただいま。」

って言っても誰もいないんだけど。

フロール「宿題は後にして、先に見ちゃおう。」

ディスクをテレビに入れる。

舞台は2012年のイギリス。

クリスとグレースという夫婦がいた。

クリスは産まれた時からトカゲ人間だった。

グレースはそのことを知らない。

クリスは奥様のことを死ぬほど愛していた。

よく2人で旅行に行ったり、デートもしょっちゅう。

クリスはグレースの見ていないところで何回かトカゲ人間になっていた。

クリスがトカゲ人間になった時の姿は黄緑色で目が赤い。

まるでブラッドに似てる。

ある日、クリスが留守の時、家に強盗が入って来たのだ。

強盗の名前はアラン。

アラン「金を出せ!」

銃を持っている。

グレース「渡せません…」

その時、トカゲ人間の姿のクリスが現れた。

アラン「!この!」

バン!銃の弾がクリスの胃の部分に当たった。

クリス「がううう。」

アラン「どうした?化け物!」

クリスはその言葉にきれて、アランに攻撃を始めて、アランを地面に押し付けた。

アラン「やめろ!なんでもする。」

クリスは心臓の部分に長い爪を刺した。

ブスッ!

アラン「!バタン。」

グレース「はあはあ。」

クリスはグレースに近づく。

クリス「グレース…」

低い声で言った。

クリス「あっ。」

撃たれたところに手を当てた。

クリス「ああ、バタン。」

クリスはとうとう倒れてしまった。

グレースはほおっておけなく、クリスの手当をすることにした。

グレース「大丈夫?」

じわー、血が流れていく。

グレース「出血して死んじゃうわ。」

グレースはクリスをベットに連れて行った。

グレースは撃たれたところに包帯を巻いた。

グレース「ありがとうね、いつも、あなたが誰か知らないけど…」

クリス「ぱち。」

数時間後、クリスはやっと目を覚ました。

クリス「ああ…」

グレース「動かないで、ゆっくりしてて。」

クリス「やることがあるんだよ!大丈夫だ…、痛た。」

グレース「寝転んでて。」

クリス「化け物の俺をなぜ助ける?」

グレース「ほおっておけなくて、助けたかったの。」

クリスは長い爪を出してきた。

グレース「なに?」

クリスはグレースの手を握る。

グレース「切らないで。」

クリス「違う。」

クリスはグレースとハグした。

クリス「グレース…俺の正体を見せてやる。」

グレース「動かないで。」

クリスは包帯を取った。

グレース「治ってる、は!体が。」

クリスは人間の姿に戻った。

グレース「クリス!」

クリスの正体を知ったところでエピソード1は終わる。

フロール「はあ、感動する、クリスがブラッドみたいだな。」

フロールとブラッドの噂。

翌日、学校に着くと、教室が騒がしいことに気が付いた。

こっそりとのぞきこんで見ていた。

フロール「なんだろう?」

「フロールがこの前、あの恐ろしいブラッドモドノに床ドンされてるのを見ちゃったの。」

「マジで!フロールってば、あの子は恋愛の本が大好きってのは知ってるけど。

あのブラッドモドノに恋をしちゃったりして。」

その話を聞いてしゃがみこんでしまった。

見られてたの!そう考えるとすごく恥ずかしい。

フロール「なんで…」

泣きそうになった時。

ヒード「何してんの!どうした?」

ヒードがたまたま通りかかった。

私はあの話のことを全部話した。

ヒード「気にするな、人の悪口を気にしててどうする?」

フロール「ありがとう…」

ヒード「教室行くぞ。」

ヒードに手を引っ張られて、教室に入る。

ローザ「おはよう。」

フロール「うん、おはよう。」

席に座る、筆箱を出した。

ヒード「ねえ、フロール。」

ヒードが話しかけてきた。

フロール「ん?」

ヒード「休みの日さ、デート行かない?」

デート!デートって言っても…どこにしよう。

フロール「いいよ、どこにするか考えておくよ。」

ヒード「フロールが行きたいところでいいよ。」

私はニコッと笑った。

ブラッドモドノの謎

授業が終わり、チャイムが鳴る。

私はブラッドのことをもっと知りたいと思い。

インターネットでくわしいことが載っている本を見つけた。

図書館で見たことある本だった。

フロール「図書館に行こう。」

図書館のなかに入り、その本を探していた。

フロール「これだ。」

ブラッドモドノの歴史と書いてある。

机に座り、ページをめくる。

こう書いてあった。

「トカゲ人間と言われる恐ろしいモンスター、1000万人に一人の確率で赤ん坊がトカゲ人間として生まれる、気に入らないことがあったり、むかついたことがあるとブラッドモドノに変身する。」

「再生する体、硬いうろこ、長い爪、鋭い牙が特徴、性格は狂暴。」

「人によってブラッドモドノぼ性格は異なる。」

「だが、ブラッドモドノが雄一愛した人には優しく、守ろうとする習性がある。」

「人喰いとして知られている、動物の心臓が好物。」

心臓と見た時、体が固まった。

フロール「ブラッドが心臓を食べるの…?」

汗がこぼれて、本の上に落ちた。

フロール「雄一愛した人かあ。」

本を本棚にしまった。

悪夢の始まり。

カチ、部屋の電気を消して、ベットに入る。

フロール「おやすみなさい。」

静かに眠る。

夢の中。

目を開けると街がブラッドモドにめちゃくちゃされていた。

フロール「ブラッド!」

ブラッドモドノ「むしゃむしゃ!」

ブラッドが人肉を食べている。

フロール「ブラッド!やめて!」

ブラッドがこっちを見てこう言った。

ブラッドモドノ「ブラッドってやつは誰だ?」

フロール「え?」

ブラッドモドノ「お前も誰だ!よく見たら美人じゃないか。」

フロール「私はブラッドの恋人だよ…」

ブラッドモドノ「俺が恋をする?あり得ない!」

フロール「ひゃ!」

ブラッドモドノ「むしゃむしゃ。」

フロール「もうやめて!ブラッド!」

ブラッドは無視した。

「おい!」

銃を持った男の人がブラッドの後ろに立っていた。

ブラッドモドノ「心臓を頂くぜ!」

男の人を地面に押し付けた。

「何する!」

グサッ!

ブラッドが男の人の心臓を刺した。

フロール「!」

ブラッドモドノ「ごちそうだ!」

むしゃむしゃ。

フロール「ああああああああ!ああああ!」

セローナ「フロール!落ち着いて、深呼吸。」

お母さんが背中をさすって来た。

フロール「また悪い夢を見たの…」

セローナ「いいことを考えなさい。」

フロール「うん。」

ヒードとブラッド、フロールはどちらかを選ぶ

その翌日も、図書館で同じ本を読んでいた。

「ブラッドモドノの別名はスカルグローブ、意味は瞬殺爬虫類という意味。」

「大昔、500万人の人々を10分たたずにで皆殺しにしたという伝説がある。」

「それでスカルグローブとい名前が付いた。」

そこまで読んだとき…

ヒード「何読んでるの?」

ヒードがのぞき込んできて、急いで本を隠した。

ヒード「…ブラッドモドノの歴史を読んでるのか?」

フロール「夢に最近出てくるの…ブラッドのことをもっと知りたくて。」

ヒード「ブラッドって読んでるのか?」

フロール「うん…ニックネームを付けてあげたら喜ぶかなって。」

ヒードは何かを考えているかのように、黙り込んでいた。

フロール「女の子がこんなのに興味があるって変だよね。」

ヒードは首を横に振る。

ヒード「そうは思わない、そこに書いてあることは怖くないのか?」

その言葉を聞いてギクッとなった。

たしかに、書いてあることはとてつもなく恐ろしい。

なのに何で?

フロール「どっちかわからないの。」

ヒード「そうだよね。」

読んでいた本を本棚にしまう。

時計を見た

フロール「4時間目が始まる、体育だったよね、行くよ。」

隠せない正体

体育の時間、キャッチボールをしていた。

フロール「ヒード!」

ヒードの方にボールを投げる。

ヒード「キャッチ!言い投げ方だね。」

フロール「ありがとう。」

そういったとき…

サンダース「なあ、スルーマンのどこが言い投げ方だ?」

クラスメイトのサンダース・トリプレットが話しかけてきた。

クラスのいじわるグループのリーダーで背が高い。

目つきがいかにも悪って感じ。

サンダース「スルーマン、背が低いのによく運動ができるな。

お前持病を持ってるんだろ?熱が出て学校にいけないこともあるんだろ?」

馬鹿にするように言った。

ヒード「サンダース!フロールにそんな言い方するな!」

サンダース「なんだよ!エヴァン!」

フロール「ヒードやめて!」

ヒードの体に異変が起きた、体中の一部がブラッドみたいなうろこになっている…

フロール「ヒード…もしかして…」

ヒード「…」

サンダース「フロールのことが好きだな、頑張れよ。」

ヒード「はあはあ。」

フロール「ヒード…」

モンスターと人間を愛した少女

ヒードの正体がやっと分かった…ブラッドモドノだ。

でもそのことを言うとヒードが落ち込むと思い言わなかったけど…

でもヒードの正体を知って嫌いになったわけじゃない。

ヒードもブラッドも好きだから、夢の中に出てきたブラッドがヒードだとは気づかなかったけど。

その日の夜、夢の中にブラッドが出てきた。

フロール「あなたの正体がわかったわ…」

ブラッドモドノ「…」

フロール「私の恋人のヒード・エヴァンよ…」

ブラッドは黙り込んだ、そりゃそうだ正体が分かったんだから。

ブラッドモドノ「フロール…」

ブラッドが地面に押し付けてきた。

ブラッドモドノ「よくわかったな、怖いか?」

フロール「私は人間の姿とモンスターの姿、両方を好きになったの。怖くなんてない。

怖いのは…この思い出が消えてしまうことよ…」

ブラッドモドノ「もしもこの思い出を忘れてしまったら、君が思い出させてくれ…」

?何それ?思い出させてくれ?

フロール「!」

目が覚めた。

フロール「思い出させてくれって?」

まだその言葉が頭から離れない。

ベットから起き上がった。

 

 

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