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愛ときずなの花飾り②・二人の友情物語「ルラーナの初恋編」

りりぃブログ

ジャンル:ファンタジー/ドラマ

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登場キャラクター

ルラーナ・ローリス

物語のヒロイン

身長:155cm

年齢:10歳

誕生日:4月15日

メインの色:白、緑。

好きなもの:家族、花。

嫌いなもの:噓つき、暴力。

性格:家族思い、心優しい。

趣味:図工。

白色のロングヘア、緑の目が特徴。

家族思いの少年。

独りぼっちの時が多かったが、ある日森でクルーと出会う。

パスキタン学校に入学する。

クラスメイトの少年、ソルックス・バルラーに恋をする。

クルー

第二の主人公。

大きさ:10メートル

メインの色:黒茶色

好きなもの:小動物の肉。

嫌いなもの:群れのボス。

性格:心優しい、怖いもの知らず。

鋭い爪、鋭い牙、黄色のギラギラした目が特徴。

黒茶色のオオカミ、普通のオオカミの倍の大きさ。

見た目は怖いが心優しいオオカミであり、ルラーナの気持ちを聞いてあげた、

アドバイスしている。

小動物ぐらいの肉しか食べない。

ルラーナを事故からかばった事で意識不明の状態になってしまう。

シャールナー・ローリス

ルラーナの母。

身長:178cm

年齢:30歳

誕生日:2月23日

メインの色:白、緑。

好きなもの:娘、家族。

嫌いなもの:泥、黒いインク。

趣味:編み物、縫い物。

性格:家族思い、頑張り屋。

重いガンを患っている。

ルラーナを産んだ時にひどく病気が悪化する。

エピソード1で退院になったが、悪化する可能性があるため、再び入院になってしまう。

子供に頃はクルーと仲が良かった。

ゼール・ローリス

ルラーナの父。

身長:182cm

年齢:31歳

誕生日:7月18日

メインの色:茶色、緑。

好きなもの:家族。

嫌いなもの:黒いインク。

趣味:料理。

性格:家族思い。

茶色の髪、緑色の目が特徴。

共働きで家にいない時が多い。

母の代わりに買い物に行くことがある。

クレーナ・ローリス

シャールナーの姉

身長:179cm

年齢:32歳

誕生日:9月10日

メインの色:白色

好きなのもの:妹。

嫌いなもの:昆虫

趣味:子育て

性格:妹おもい、世話好き。

シャールナーの姉。

ベビーシッターの経験がある。

現在ではスーパーで働いている。

ルラーナの面倒を見ている。

ソルックス・バルラー

ルラーナの恋人

身長:160cm

年齢:11歳

誕生日:5月10日

性格:優しい

好きなもの:スポーツ

嫌いなもの:弱い者いじめ

メインの色:水色、茶色

茶色の髪と水色の目が特徴。

ルラーナの学校のクラスメイトで運動神経が良い。

背が高く、学校で一番モテモテの少年。

1歳ルラーナより年上。

あらすじ

アスラエル学校に入学したルラーナはクラスメイトのソルックスに恋をする。

ある日ルラーナは森に帰る途中で道路にとび出してしまう。

クルーはルラーナを事故から守ったが、意識不明の状況になってしまう。

病院に運ばれたものの、父やクレーナなどはクルーを嫌う。

クルーをゴミにされたくないルラーナ、クルーを気に入らない父とクレーナ。

ルラーナはクルーの事で父とクレーナとすれ違ってしまう。

そんな中、母とソロックスだけはクルーを信じて、ルラーナを助けるのであった。

学校

ルラーナ「パパ、私ならどこが向いてるの?」

ゼール「アスラエル学校じゃないかな?」

ルラーナ「行ってみたい!」

シャールナー「そろそろ年だしね。」

ルラーナ「そこに通うよ。」

ゼール「楽しんで来い。」

入学

ルラーナ「行ってくる。」

シャールナー「行ってらっしゃい、チュ。」

ルラーナ「じゃあね。」

シャールナー「行ってらっしゃい。」

ルラーナ「バスまだかな?」

ぷうぷう

ルラーナ「よし、楽しみ。」

???「そこに座っていい?」

ルラーナ「いいよ。」

???「私ハリナ・ラルラー。」

ルラーナ「私ルラーナ・ローリス。」

ハリナ「よろしく。」

ルラーナ「着いたよ。」

ハリナ「大きいね。」

ルラーナ「行こう。」

ハリナ「飛行機初めてなんだ。」

ルラーナ「私も。」

ハリナ「楽しみ。」

ルラーナ「どんな学校だろう。」

ハリナ「飛行機で学校行くんだよ、すごいね」

ルラーナ「ねっ。」

学校とうきゃく

ルラーナ「すごい。」

ハリナ「行こう。」

ルラーナ「大きいね。」

ハリナ「うん。」

ルラーナ「学校に入ろう。」

アルハ「おはようございます、担任のアルハと申します。」

ルラーナ「よろしくお願いします。」

アルハ「ここが教室よ。」

ルラーナ「何の授業を?」

アルハ「いろいろです。」

ルラーナ「面白い?」

アルハ「ええ面白い授業も。」

ルラーナ「へー。」

ハリナ「意外。」

ルラーナ「まあいいか。」

ハリナ「教室だ。」

ルラーナ「入ろう。」

ハリナ「どこに座ればいいんだろう。」

???「どこでもいいよ。」

ルラーナ「は!」

???「脅かしちゃった?ようこそ。」

ルラーナ「私ルラーナ。」

???「俺はソルックス・バルラー。」

ルラーナ「よろしく。」

ソルックス「同じクラスだね」

ルラーナ「よろしく。」

初恋

ハリナ「どうしたの?さっきから?」

ルラーナ「ソルックスがかっこいいなって。」

ハリナ「かっこいいよね。」

ルラーナ「ソルックスに恋をしちゃった。」

ハリナ「えええ!」

ルラーナ「可愛くなりたいな…」

ハリナ「ルラーナの恋、応援するよ。」

ルラーナ「ありがとう。」

ハリナ「お母さんに教えてもらったら?」

ルラーナ「ママはそんなことする時間がない…」

ハリナ「え!」

ルラーナ「病気だから、退院できたんだけど、悪化する可能性があるから。

また入院。」

ハリナ「…」

ルラーナ「気にしないで。」

ハリナ「ごめんね。」

ルラーナ「いいの。」

アルハ「授業を始めますよ。」

ルラーナ「なにをするんだろう。」

アルハ「謎解きテストです。」

ルラーナ「?」

アルハ「謎解きゲームのテスト版みたいなものです。」

ルラーナ「ふーん。」

アルハ「配ります。」

ルラーナ「1問ん目は。」

「この英語を並び替えると言葉になります。」

「ai  mn here、これを並び替える。」

ルラーナ「なんだろうな…よーく見てみよう。」

ai  mnh ere

ルラーナ「iをまずここにして、mnをここに、ereを最後にここ。」

「ai  mn here→ i am here。」

ルラーナ「出来た、こういうことね。」

「i am here→ここにいるよ。」

ルラーナ「次は。」

「並び変えろ。」

「しやさい 565」

ルラーナ「…しやさい…565…」

ハリナ「分かった。」

ルラーナ「わかった!こうするんだ。」

「しやさい、やを前に、さとしを真ん中に最後にいを並びかえる」

「565、並び替えると556:日本語にすると、こころ。」

ルラーナ「優しい心って意味だ、おもしろい。」

数分後

ルラーナ「楽しめたな、テストなのに。」

ハリナ「ねえ。」

ソルックス「ねえ、ちょっと来てくれる、お茶をしにいこうよ。」

ルラーナ「いいの?」

ソルックス「おごりだよ。」

ルラーナ「喜んで。」

ソルックス「君も来る?」

ハリナ「私はいい、図書館に行くから、二人で楽しんで。」

ソルックス「行ってくるよ。」

ルラーナ「ランチあるんだから、軽めにしようね。」

ソルックス「君はそうしたら?俺は全然食べれるよ。」

ルラーナ「そう。」

ソルックス「ここは有名なタルト屋だよ。」

ルラーナ「可愛いお店だね。」

ソルックス「どれにする?俺は大好きなブルーベリータルトにするけど。」

ルラーナ「チョコレートタルトかな、チョコレートが大好きなの。」

ソルックス「甘さ選べるけど、甘まめか苦めか?」

ルラーナ「甘めなのが好きだから。」

ソルックス「チョコレートの量は?クッキー部分が多めがいい?それともチョコレート?」

ルラーナ「量も選べるの?チョコレートが多め。」

ソルックス「よしわかった。」

ルラーナ「わあ、美味しそう。」

ソルックス「どうぞ。」

ルラーナ「チョコレートがすごく柔らかい、パクリ、すっごくモチモチしてる。」

ソルックス「ブルーベリー一口いる?」

ルラーナ「ちょうだい。」

ソルックス「はい。」

ルラーナ「あん、こっちも最高。」

ソルックス「良かった。」

大事な人に送る似顔絵

ルラーナ「次は何の授業だろう?」

アルハ「次の授業は大事な人の似顔絵を描いてみましょう。」

ルラーナ「大事な人かあ。」

ハリナ「もちろん、家族でしょ!」

ルラーナ「私は家族以外にもいる。」

ハリナ「誰?」

ルラーナ「言えない、秘密の友達。」

ハリナ「気になる。」

ルラーナ「でも言えない。」

ハリナ「そう。」

アルハ「ノートは持っていますか?」

ルラーナ「はい。」

アルハ「じゃあ始めてください。」

ルラーナ「えっとママの顔は、目は緑色で、髪は膨らんでて。」

ハリナ「わあ、ルラーナのお母さんきれいだな。」

ルラーナ「え?そう?」

ハリナ「上手いじゃん。」

ルラーナ「ママは笑顔がステキなんだよね、いつもニコニコしてて。」

ハリナ「上手いね。」

ルラーナ「完成、次はパパの絵。」

ハリナ「お母さんとお父さん、名前なんていうの?」

ルラーナ「ママの名前はシャールナーでパパの名前はゼール。」

ハリナ「いい名前。」

ルラーナ「ソロックスは誰を書いてるんだろう。」

ハリナ「気になる。」

ルラーナ「パパの似顔絵もかけた、次はクレーナ姉さん。」

ハリナ「お姉さんいるの!」

ルラーナ「ママのお姉さんだよ、でも私にとってもお姉ちゃんみたいな存在だから。」

ハリナ「いいなお姉さんいるって、私は一人っ子だよ。」

ルラーナ「最後はクルーを。」

ハリナ「その子が、秘密の。」

ルラーナ「ギクッ!人間だけど、どうか?」

ハリナ「いや。」

ルラーナ「ヤバイ!オオカミの絵をかくの恥ずかしい。」

ハリナ「なんか言った?」

ルラーナ「別に、噓はダメだし、クルーに失礼だし…」

ハリナ「出来た。」

ルラーナ「早く書かなきゃ、しょうがない。」

ハリナ「?それ人間なの?」

ルラーナ「ごめん、私噓ついた…」

ハリナ「クルーって、オオカミだったの?」

ルラーナ「…」

ハリナ「オオカミを大事に思ってるの…?」

ルラーナ「私の初めての友達だったから、人生を変えてくれたの。」

ハリナ「…」

ルラーナ「ごめんなさい。」

ハリナ「ペットを大事に思ってる事と同じ?」

ルラーナ「違う、ペットじゃないし。」

ハリナ「ルラーナにとっては大事な存在なの?」

ルラーナ「うん。」

ハリナ「そっか。」

ルラーナ「ありがとう。」

ハリナ「なんで?」

ルラーナ「分かってくれたから。」

ソロックスの意外な事実

ルラーナ「食堂に行こうか。」

ハリナ「うん。」

ソロックス「やあ、また会ったね。」

ルラーナ「ソロックスは誰の絵描いたの?」

ソロックス「俺の兄ちゃんと姉ちゃん。」

ルラーナ「え!」

ソロックス「俺の両親は俺が小さかった頃に事故で。」

ルラーナ「そうなんだ。」

ソロックス「二人が代わりに育ててくれたんだ、だから。」

ルラーナ「へえ。」

ソロックス「二人とも25歳、双子で生まれたんだ。」

ルラーナ「意外。」

ソロックス「だろ。」

ルラーナ「食べようか。」

ハリナ「いただきます。」

ルラーナ「ハリナの絵上手かったよ。」

ハリナ「ありがとう。」

ルラーナ「美味しい。」

ソロックス「ごちそうさま。」

ルラーナ「早く食べて、帰る準備しなきゃ。」

ソロックス「俺も。」

再び

ソロックス「君の家の地図書いてくれない?電話番号も教えるし。」

ルラーナ「はい、紙に書くね。」

ソロックス「いつでも電話してよ。」

ルラーナ「はい、またね。」

ソロックス「じゃあ。」

ルラーナ「ただいま。」

シャールナー「お帰り、どうだった?」

ルラーナ「あれママ、病院に行かないの?」

シャールナー「ルラーナが帰って来るまで待ってたの。」

ルラーナ「そう。」

シャールナー「いい子にしててね、また入院だけど。」

ルラーナ「楽しかったよ。」

シャールナー「よかったわ、夕食は冷蔵庫にパンとハムエッグ入ってるわ。

スープは自分で作ってね。」

ルラーナ「はーい。」

シャールナー「いい子でね、森に行くのはいいけど、体冷やさないでね。」

ルラーナ「うん。」

ゼール「早く乗れ。」

ルラーナ「じゃあね。」

シャールナー「うん。」

ルラーナ「はあー。」

ぎゅるるる

ルラーナ「お腹すいたな、おやつないかな?パカ。」

「チョコチップクッキー」

ルラーナ「お宝発見、ポリポリ、サクサク、美味しい。

クルーに学校のこと教えてあげよう。」

クルー「ガツガツ、最高。」

ルラーナ「何食べてるの?」

クルー「!木の実だよ、おやつに。」

ルラーナ「私もおやつにクッキー食べたところ。」

クルー「学校どうだったんだ?良かったのか?」

ルラーナ「どうして、知ってるの?楽しかったよ。好きな人できた。」

クルー「良かったな、カッコイイのか?」

ルラーナ「かっこいい。」

クルー「そうか。」

ルラーナ「なんか冷えるね。」

クルー「送るよ。」

ルラーナ「ありがとう。」

クルー「着いた。」

ルラーナ「ありがとう、あ!クレーナ姉さんだ。」

クレーナ「?ルラーナ?」

ルラーナ「姉さん。」

クレーナ「ダメ!飛び出さないで!」

ルラーナ「え?」

大きなトラックがルラーナに近ずいてきます。

キュウウウウウ!

クルー「危ない!」

クルーはルラーナをかばいました

バン!

クレーナ「ルラーナ!」

ルラーナはその反動で気を失ってしまいました。

ルラーナ「…」

クレーナ「誰か!救急車を!」

ゼール「!どうした!ルラーナ!」

クレーナ「ルラーナは無事よ。」

ゼール「このオオカミは一体?」

クレーナ「病院に運んであげましょう。」

意識不明の友達

ルラーナ「?ここどこ?」

クレーナ「起きた?病院よ。」

ルラーナ「ママはいるの?」

クレーナ「ええ、あなたの友達も。」

ルラーナ「クルーはいまどうなってるの?」

クレーナ「…あなたを事故からかばって、ひどいケガをおって。

目覚めそうにないの…」

ルラーナ「え!噓だ!」

クレーナ「見てくる?ここの隣の部屋よ。」

ルラーナ「ガラガラ。」

クルー「…」

ルラーナ「噓よ!ねえ目を覚まして!」

クルー「…」

先生「こら!この部屋に入るな!」

ルラーナ「友達なのに!ほっとけないよ!」

先生「今はダメだ!」

ルラーナ「やだ!ここにいる!」

先生「好きにしろ!」

ルラーナ「ほっといて!クルーに触らないで!」

クルー「…」

ルラーナ「なんで…なんでこうなっちゃうの…」

クレーナ「ルラーナ…」

ルラーナ「なにがあって?」

クレーナ「トラックがあなたの方に走ってきて、友達があなたを守ったのよ。

あなたのことを離そうとしなかったわ、あなたにケガがなくてよかったわ。」

ルラーナ「クルーのことは!考えてるの!クルーはオオカミだからどうなってもいいの!」

クレーナ「目覚めないのよ!」

ルラーナ「…待つよ、目覚めるまで、何年かかってもいい。」

クレーナ「…」

ルラーナ「私が目覚めさせる、恩返しするの。」

クレーナ「それだけ大事に。」

ルラーナ「もちろん。」

クレーナ「ご飯買ってくるわ。」

ルラーナ「早く行って…」

クレーナ「そう。」

ルラーナ「なんであんなことするの?どうして?」

クルー「…」

ルラーナ「なにか言ってよ。」

クルー「…」

ルラーナ「なんで!なんか話しなさいよ!」

クルー「…」

ルラーナ「起きてよ!目をあけてよ!」

ゼール「無茶だ!話しても無駄だ。」

ルラーナ「無駄だと思うから無駄なのよ!」

ゼール「先生からも、もう助からないと言われたんだぞ。

墓に入れるのが一番だ。」

ルラーナ「もうちょっとだけ…お願い。」

ゼール「勝手にしろ!一生目覚めない!目覚めたとしても、ルラーナのことを覚えてたらいいけどな!」

ルラーナ「パパはオオカミに反対過ぎるのよ!クレーナ姉さんも!」

ゼール「じゃあママはどうなんだ!」

ルラーナ「分かってくれるもん!クルーと仲が良かったって聞いたし…」

ゼール「昔のママそっくりだ!オオカミに優しいだなんて!」

ルラーナ「…」

ゼール「ふん!」

家族とのすれ違い

ルラーナ「ガラガラ、ママ…」

シャールナー「?どうしたの?元気ないわね。」

ルラーナ「グス…」

シャールナー「こっちおいで。」

ルラーナ「話聞いたよね…事故のこと…」

シャールナー「無事でよかった、お友達のこと?」

ルラーナ「パパもクレーナ姉さんもクルーに反対なの…

クルーをゴミあつかいして…そこらへんの地面に埋めるのが一番だっていうの!」

シャールナー「パパも姉さんもオオカミを怖がってるのよ。

姉さんは昔、クルーを始めて見た時、怖がって逃げて行ったの。

パパはオオカミを捕まえようとした時があるの。」

ルラーナ「パパが?」

シャールナー「オオカミに襲われて、ケガが負ったの、それ以来オオカミを嫌うように。」

ルラーナ「なんで先生もパパも姉さんも!クルーを見捨てるの!助けてくれないの!

協力してくれないの!」

シャールナー「実はママもあなたぐらいの年の時にこんなことが起きたのよ。」

ルラーナ「え?事故から守ったのは1回じゃないの?」

シャールナー「ええ、その時は大したケガじゃないだけどね。

彼が苦しんでいる姿を見てられなくて、助けたかったわ。

でも先生もお父さんもお母さんも彼を助けようとしなかったわ。」

ルラーナ「今の私みたいな気持ちに?」

シャールナー「そうよ、でもね私はずっと彼のそばにいてあげたわ。

そしたら彼のケガはその翌日で良くなったの。

ルラーナも彼のそばにいてあげたら、きっと良くなるわ。」

ルラーナ「その時は今みたいなことじゃなかったでしょ!今はちっとも目覚めそうにないって!」

シャールナー「ルラーナはそう思ってないでしょ?目覚めるのを信じなさい。」

ルラーナ「うん。」

シャールナー「いい子ね。」

ルラーナ「クルーの部屋に戻るよ。」

シャールナー「行って来なさい。」

先生「こいつはもうダメだ、場所もとるし、もしも暴れ出したら。」

ルラーナ「!ちょっと!なにやってるの!」

先生「こいつがいると邪魔なんだ、部屋が足りなくなる。」

ルラーナ「そんな風に言わないでください!部屋ならいくらでもあるでしょ!こんなに大きな

病院なんだから!彼をゴミにしないで!彼に指1本触れないで!この部屋に入らないで!」

先生「大人に向かって、僕は医者だぞ!患者の方が大事だ!」

ルラーナ「彼の方が何十倍も大事よ!なんでみんな、彼を助けてくれないの!

出来ることなら協力してよ…」

先生「目覚めない彼を治療してどうする?」

ルラーナ「この愛なし男!」

ベシッ!

先生「いた!」

ルラーナ「私の気持ちを分かってくれるのはママだけね!それ以外みんな、ゴミあつかい!

まともな人はいないの!」

先生「こいつは僕たちには邪魔なゴミにしか見えない。」

ソロックス「俺はそう思わないけど?」

先生「君は誰だ?」

ソロックス「ソロックス・バルラー、ルラーナの恋人です。」

ルラーナ「なんでここに?」

ソロックス「姉ちゃんが急に倒れて、ここに来たんだ。」

ルラーナ「ソロックス…」

ソロックス「ルラーナ、君の気持ちすごく分かるよ、俺も動物と友達になりたいって思ってたから。動物の友達がいて、今みたいなな状態になったら、ルラーナみたいな気持ちだよ。」

先生「ふん、どの子もどうやって育てられたんだ。」

ソロックス「あなたみたいな大人には分からないんです。」

ルラーナ「ありがとう。」

ソロックス「全然聞いてた。」

ルラーナ「どうして、好きってわかったの?」

ソロックス「こっそりと聞いてたから。」

ルラーナ「ママ以外にもわかってくれる人がいて良かった。」

ソロックス「君のお母さん、なんの病気なの?」

ルラーナ「ガンだよ、退院したばっかりなのに。」

ソロックス「そうなんだ。」

ルラーナ「私を産む前から、ママは私を産んで良かったのかなって、

最近は思うんだ、それだったら今でも入院しなくても済むのにって。」

ソロックス「ダメだよ!そんなこと言ったら!お母さんは君を産んで良かったって思ってるよ。

お母さんは死んでもいいと思って生んだんだと思うよ、それにお母さんすっごく笑顔じゃないか。

病気だとは思えないぐらいだよ。」

ルラーナ「私の前ではそうしてるだけでね、本当は苦しいと思う。

隠れて、見てるから、吐いたりもしてるし。

きっと今も、隠れてみた来たよ。」

ソロックス「そうするよ。」

看護師「大丈夫ですか?」

シャールナー「はあはあ…おえっ。」

看護師「深呼吸。」

ソロックス「やっぱり、言ってた通りだ。」

シャールナー「はあはあ。」

看護師「落ち着着きましたか?」

シャールナー「だいぶ。」

看護師「無理しなくていいんですよ。」

シャールナー「あの子に心配かけたくない…」

看護師「そうですか。」

シャールナー「少しでもあの子に心配かけたら…」

ソロックス「…」

看護師「娘さんに気にかけてるのね。」

シャールナー「当たり前です!」

看護師「後悔してませんか?本当にあの時産んでなかったら、入院になっていませんよ。」

シャールナー「後悔なんてしてません!あの子に一目見れただけでも満足だわ!」

ソロックス「ルラーナは全然わかってたんだな、どっちとも内緒にしてるんだな。」

ルラーナ「ねえクルー、始めて会った時思い出すね。」

ソロックス「ルラーナの言う通りだ、ルラーナもお母さんに心配かけないように内緒にしてるって

分かったよ。」

ルラーナ「全然わかってた、ママの前では言わないけど。」

ソロックス「ねえ、クルーのこともちょっと詳しく教えてくれない?」

ルラーナ「1年前ぐらいのこと、私はいっつもいじめっこのキリーって子にいじめられてて。

すごく泣き虫で弱虫だったの。」

ソロックス「そうだったんだ。」

ルラーナ「その時に気分転換に森に言ってね、クルーに会ったのはその時。

最初は怖かったけど、私の気持ちを分かってくれて、それで。」

ソロックス「それからずっと森に?」

ルラーナ「1日1回は行ってる、そうでしょ?」

ソロックス「聞こえてるのかな?」

ルラーナ「多分聞こえてるよ。」

ソロックス「触っていいかな?」

ルラーナ「ソロックスとママだけならいいよ。」

ソロックス「意外にサラサラしてるんだな。」

ルラーナ「ねえクルー、今日は私と寝よう、すぐそばにいるから。」

ソロックス「学校は?」

ルラーナ「当分いかない、クルーのそばにいてあげるの。」

ソロックス「俺もそうしようかな。」

ルラーナ「そうしなよ。」

ソロックス「考えておこう。」

ルラーナ「気持ちいい、あったかいし。」

ソロックス「ひどいけがだな、どうして治療してあげないんだろう。

ばい菌が入ってさらに悪化するよ。」

ルラーナ「治療してあげよう、目覚めないって言うのはそれかもしれないし。」

ソロックス「でも勝手に、使っていいのか?」

ルラーナ「気にしない、先生のことは無視して。」

ソロックス「探して来るよ。」

ルラーナ「私が助けてあげる。」

少女にしか分からない想い

ソロックス「あったよ。」

ルラーナ「ありがとう、はやく。」

ソロックス「先生はいなかった。」

ルラーナ「ここに来る前に。」

ソロックス「了解。」

ルラーナ「ちょっとしみるよ。」

ポンポン

ルラーナ「包帯をまこう、ソロックスは手足に。」

ソロックス「なんでこんなひどいケガをほっとくんだ?」

ルラーナ「オオカミには反対だから。」

ソロックス「かわいそうに、出血たようでもっとひどくなるよ。」

ルラーナ「爪気を付けて。」

ソロックス「うん。」

ルラーナ「よし、これで少しはマシになる。」

先生「!君たち!なに勝手にそいつの!」

ルラーナ「わかりませんか?あのけがを掘っておいて、悪化すると思いませんか!」

先生「そいつはどうせ、いつかは土に埋めるんだから!」

ルラーナ「そんなことしないで!今は気を失ってるけど、目覚めるかもしれないじゃない!」

先生「ずっとねむったままだ。」

ルラーナ「じゃあ、あなたのお母さんが今みたいな事になってても、ほおっておくんですか!

お母さんなんだから助けますよね!」

先生「俺の母親はもういない!」

ルラーナ「いなくてもです、そうなんですか、お母さんを助けないの?」

先生「助けるに決まってる!ほおっておけないだろ!」

ルラーナ「それが今の私の気持ちです。」

先生「…」

ソロックス「彼女の言う通りです。」

先生「そうですか…」

ルラーナ「イヤになってきた。」

ソロックス「分かる。」

ルラーナ「ぎゅるるる。」

ソロックス「お腹すいたね。」

ルラーナ「うん、こんな時はクルーが木の実を持ってきてくれるんだけど…」

ソロックス「そうなんだ。」

クレーナ「ご飯買ってきたわ。」

ルラーナ「ここに置いといて、そばから離れたくない。」

クレーナ「わかったわ。」

ルラーナ「なに買ってきたのかな。」

ソロックス「俺の分もあるよな?」

ルラーナ「サンドイッチだ、ソロックスの分もあるよ。」

ソロックス「いい姉さんだな。」

ルラーナ「あん、クルー食べるかな?」

ソロックス「いや、ないだろ。」

ルラーナ「だよね。」

ソロックス「ごちそうさま、姉ちゃんの部屋に戻るよ。」

ルラーナ「うん。」

ソロックス「お休み。」

通じない想い

ガラガラ

シャールナー「ルラーナ?ママ寝ようと思ったんだけど。」

ルラーナ「お休み言いに来たの。」

シャールナー「ここに泊まるの?」

ルラーナ「うん、クルーのそばにいてあげたいから、当分学校は行かない。」

シャールナー「優しいのね、花瓶に花を入れてあげたら?」

ルラーナ「そうする。」

シャールナー「彼の持ってくる、木の実って美味しいよね。」

ルラーナ「私も大好き。」

シャールナー「お休み。」

ルラーナ「うん、おやすみなさい。」

シャールナー「彼を幸せにしてあげて。」

ルラーナ「クルー、眠いね、一緒に寝よう、そばにいるよ。」

クルー「…」

ルラーナ「なんかこの部屋寒いね。」

クルー「…」

ルラーナ「クルーの羽毛あったかい、布団になりそう。」

クルー「…」

ルラーナ「お休み、愛しいクルー。」

夢の中

クルー「ルラーナ。」

ルラーナ「クルー?そうなの?」

クルー「当分お別れだ。」

ルラーナ「え?どこいくの?」

クルー「元気でな。」

ルラーナ「待って行かないで!」

クルー「ありがとう。」

ルラーナ「は!夢か…クルー…目をあけてよ、話がしたいよ。」

クルー「…」

ルラーナ「通じない…私に生きてほしかったのかな?

自分は生きてなくてもよくて。」

クルー「…」

ルラーナ「寝よう。」

味方の2人、敵の3人

ルラーナ「ん?朝、おはよう。」

クルー「おは…」

ルラーナ「クルー?」

クルー「…」

ルラーナ「気のせいか。」

クレーナ「おはよう。」

ルラーナ「入ってこないで、何回も言ってるでしょ。」

クレーナ「姉さんは味方よ。」

ルラーナ「なにが味方よ!目覚めないって言ってたくせに!今の味方はソロックスとママだけよ!」

クレーナ「姉さんの前でなんなのよ!」

ルラーナ「入ってこないで。」

バン

ルラーナはクレーナを思いっきり突き飛ばしてしまった。

ルラーナ「はあはあ。」

クレーナ「何するの!」

ルラーナ「消えて!」

クレーナ「勝手にしなさい!」

ルラーナ「…」

ルラーナはソロックスと母親以外の人が嫌になりました。

ルラーナ「ガラガラ」

ルラーナは母親の病室に入った。

シャールナー「あらルラーナ。」

ルラーナ「ママ…私…ママとソロックス以外、パパも姉さんも嫌になって来た。」

シャールナー「彼のことをゴミあつかいしてるんでしょ。」

母は優しくうなづきました

シャールナー「そんなこと言うなんて、本当のパパなのかしら。」

ルラーナ「クルーを助けたい。」

シャールナー「この花束を花瓶に入れてきなさい。」

ルラーナ「うん。」

ルラーナはベットの隣に置いてある花瓶に花を入れました。

ルラーナ「今はこれくらいしかできないけど。」

クルー「…」

ルラーナ「ねえ、気分転換にどこ行こうかな?木の実でも取りに行く?

それともまだ行っていない場所に行く?」

クルー「…」

ルラーナ「やっぱりダメか。」

ソロックス「ねえ、ルラーナ気分転換にカフェ行かない?」

ルラーナ「いいよ。」

ソロックス「何する?」

ルラーナ「カフェモカ。」

ソロックス「僕はアイスティーにするよ。」

ルラーナ「それとパンケーキ。」

ソロックス「僕はワッフルにするよ。」

ルラーナ「ソロックスはどう思う?」

ソロックス「クルーのこと?仲良くなりないと思ってる。」

ルラーナ「そうなんだ、じゅるるる。」

カフェモカをすする

ルラーナ「美味しい。」

ソロックス「ご飯買ってきてあげるよ。」

ルラーナ「ケガは少しづつ良くなってる。」

ソロックス「良かった。」

ルラーナ「それとね、今日朝起きた時クルーがおは…って言ったの。」

ソロックス「え!本当に!良かったね、良くなっていってるんだよ。」

ルラーナ「あん。」

パンケーキをほおばる

ルラーナ「モグモグ。」

ソロックス「お会計してくるよ。」

ルラーナ「ありがとね。」

ソロックス「帰ろう。」

ルラーナ「じゃあね。」

ソロックス「うん。」

ガラガラ

病室の扉を開けた

ルラーナ「だいぶ良くなってる。」

クルー「…ありが…」

ルラーナ「え!ありが…って?ありがとうってことかな?」

クルー「…」

ルラーナ「…」

母親の病室に入る。

シャールナー「どうしたの?」

ルラーナ「渡したい物があって。」

ルラーナはポケットから学校でかいた母親の似顔絵をとりだした。

ルラーナ「学校で描いたの、ママ以外の似顔絵もあるけど。」

シャールナー「上手いじゃない、良くかけたわね、大事にするわ。」

ルラーナ「ねえママ。」

シャールナー「何?」

ルラーナ「何でもない。」

ごまかすルラーナ

シャールナー「さっきどこ行ってたの?」

ルラーナ「え?あの、ソロックスって子がカフェおごってくれるって言ったから。

それで。」

シャールナー「優しいわね、その子のこと好きなんでしょ?」

ルラーナ「え!何で分かったの!」

シャールナー「顔が赤くなってるから。」

ルラーナ「ギクッ!」

シャールナー「ふふ。」

ルラーナ「笑わないで!」

シャールナー「いいことじゃない、恥ずかしがらなくていいのよ。」

ルラーナ「…」

シャールナー「ねえ、ルラーナ。」

ルラーナ「何?」

シャールナー「コンビニでスープとパン買って来てくれる?」

ルラーナ「いいよ。」

シャールナー「はい、これで買って来て。」

ルラーナ「行ってきます。」

シャールナー「行ってらっしゃい。」

目覚めてほしいだけなのに

ルラーナ「ありがとうございます。」

シュ―ン

クレーナ「!ルラーナ。」

ルラーナ「ふん!」

クレーナ「ねえ。」

ルラーナ「話しかけないで。」

クレーナ「ああ…」

ルラーナ「ママとソロックス以外誰も見たくない…目を合わせたくない。

私の気持ちを分かってくれるまで…」

その時

ルラーナ「!」

???「!」

バン

誰かとぶつかってしまった。

ルラーナ「ごめんなさい、ぼっーっとしてたせいで。」

???「いいの、私だってごめんね。」

ルラーナ「?このお姉さん見覚えが…」

キャーラ「あなた、1年3組のルラーナ・ローリスじゃない?」

ルラーナ「あっ、はいそうです。」

キャーラ「私キャーラ・キャルシー、5年1組。」

ルラーナ「アスラエル学校の5年生、なんでここに?」

キャーラ「もうすぐ私お姉さんになるの。」

ルラーナ「えー!いいなあ。」

キャーラ「あなた、お姉さんいるんじゃ?」

ルラーナ「まあね、けどいろいろあってね、家族とすれ違ってるの。」

キャーラ「なんで?」

ルラーナ「…言うのは難しい。」

キャーラ「聞いてあげるよ。」

ルラーナ「でもこんな廊下で話すのは恥ずかしいから、違うところに行こ。」

キャーラ「わかった。」

ルラーナ「ここなら誰にも見つからない。」

キャーラ「でっ、何があったの?」

ルラーナ「実は私の大親友はね。」

キャーラ「うんうん。」

ルラーナ「オオカミなの。」

キャーラ「オオカミ?」

ルラーナ「話したくないことが分かったでしょ?」

キャーラ「なんか変な事でも?続き話して。」

ルラーナ「名前はクルーって言うんだけどね。」

キャーラ「うん。」

ルラーナ「私、道路から飛び出したの。」

キャーラ「え!大丈夫だった?}

ルラーナ「クルーが私を守ってくれた、でもひどいケガをおって、目覚めそうにない。

クルーの事で姉さんやパパとすれ違ってうように。」

キャーラ「そうだったんだ、実は私、あなたの家の近くに住んでて、森に行くところを良く見てたの。」

ルラーナ「そうだったの!」

キャーラ「友達ってその子のだったんだって、全然おかしくないよ。」

ルラーナ「キャーラ…」

キャーラ「私もねお母さんがあきれているけど、動物と女の子がメインの本とか映画が好きなんだ。」

ルラーナ「そうなの?」

キャーラ「うん、特に好きなのがマリーと森の物語って本が好きなの。」

ルラーナ「読んでみたい。」

キャーラ「家に来て読んでいいよ、行ける時になったら。」

ルラーナ「ありがとう、キャーラ・キャルシー。」

キャーラ「うん。」

彼に伝えたい想い

ルラーナ「クルー、私ねまた友達ができたよ。」

クルー「…」

相変わらず、ピクリとも動かないクルー。

ルラーナ「伝えたいことがあるのにな…」

涙が一粒

ポチャ

ルラーナ「もっと…はやく…伝えておけばよかった。」

ポチャ

ルラーナ「なんで出ちゃうの?泣きたくないのに…」

ポチャポチャ

ルラーナ「なんで、なんで涙が出ちゃうの!」

ポチャポチャ

ルラーナ「もう生きてないの?ケガはもうだいぶ良くなってるのに…

私をおいて行くの!」

クルー「…」

ゼール「ルラーナ、入るぞ。」

ルラーナ「どうせ…出て行ってって言われるだけなのに…」

ゼール「聞きたい、お前はなんで、そいつをずっと待ってるんだ?」

ルラーナ「ほっとけないから、まだわからないでしょ…」

ゼール「オオカミって言うのは恐ろしい生き物なんだ。

街を荒らしたり、人を食ったり。」

ルラーナ「彼は違う!そんなことしない!」

ゼール「証拠はどこだ!」

ルラーナ「…証拠を見せても…信じないのに…」

ゼール「見なきゃ分からない。」

ルラーナ「ないよ!」

ゼール「だったらデタラメだ!」

ルラーナ「黙って!そんなこと言う為に入ってこないで!」

ゼール「ルラーナ…あの事故の時からおかしいぞ。」

ルラーナ「元から、私は普通じゃない!謎の女の子よ!全てが謎なの!

そう思っておいたら?私が中学生になっても、高校生になっても、

大人になっても、歳をとっても!待ち続ける。」

ゼール「もう我慢の限界だ!ルラーナ!そいつを墓に入れる!このままだと!

お前がさらにおかしくなる!」

ルラーナ「ダメ!ダメ!ダメ!それだけはダメ!やめて!」

ゼール「離せ!」

シャールナー「ゼール!やめなさい!」

ゼール「シャールナー、お前まで。」

シャールナー「やめてあげなさい、ルラーナが嫌がってるでしょ!」

ゼール「あの事故から、ルラーナはイカれてしまった。」

シャールナー「それはあなたの方よ!今から辞めないと、離婚よ!」

ゼール「!それだけは!」

シャールナー「ルラーナ、ママのところにおいで。」

ルラーナ「たった。」

シャールナー「この子の大事な友達なのよ。」

ゼール「…」

シャールナーは泣いているルラーナの頭をやさしくなでる

ルラーナ「ママ…」

シャールナー「よしよし。」

ゼール「シャールナー、あんまり動くなよ。」

シャールナー「私も入院生活に限界よ!家でゆっくりした方がいいわ!この子の為にも!」

ゼール「お前もいかれたな、このオオカミのせいでな!」

シャールナー「せいでなって何よ!」

ベシッ

ゼール「いた!この野郎!」

シャールナー「キャー!」

ゼールはシャールナーを思いっきり突き飛ばしてしまった。

ルラーナ「ママ!」

ゼール「やっちまった…」

クレーナ「何事!」

ルラーナ「先生呼んできて!」

クレーナ「ええ。」

ゼール「…」

先生「大丈夫です、そのうち目覚めます。」

クレーナ「よかった…」

先生「ですが!なんで突き飛ばしてたりしたんですか!」

ゼール「…」

クレーナ「そんなことしたの!」

ルラーナ「全部…私のせいなんでしょ?」

クレーナ「え!」

ルラーナ「クルーの事でこんな事になったんだから!全部!何もかも私のせいよ!」

ゼール「…」

ルラーナ「クルーに食われたいぐらいだわ!」

クレーナ「なんでそんなこと!」

ルラーナ「もういい!」

クレーナ「ちょっと!どこいくの!」

ルラーナは病院を抜け出した

ルラーナ「なんでこんな…」

ソロックス「ルラーナ!なんでこんなところに!」

ルラーナ「ママとパパがケンカしたの…クルーの事で。」

ソロックス「…」

ルラーナ「パパはママを突き飛ばして…ママは大変なことに…」

ソロックス「かわいそう、辛いだろうね。」

ルラーナ「クルーを埋めた方が一番なのかな?」

ソロックス「ダメだよ!自分で言っただろいつまでも待つって!あきらめるなよ!

クルーを見捨てたいのかい?」

ルラーナ「いいえ…でもこんな事になるなら…」

ソロックス「お父さんのことは気にしないで、何を言われても、無視するんだ。」

ルラーナ「うん。」

クルーが目を覚ます

クルー「…?ここどこだ?」

先生「おいオオカミが目を覚ましたぞ!」

ゼール「なんだと!」

クルー「わけがわからないけど、めちゃくちゃにしてやる!」

先生「!負い来るな!」

クルー「ザキリ。」

先生「バタン。」

クルー「グルルルル!」

ゼール「何事だ!」

クルー「!ひひひひ。」

ゼール「!」

ルラーナ「帰ろうか。」

プルルルル

ルラーナ「パパからだ。」

ゼール「ルラーナ、病院に絶対に戻るな!オオカミが暴れているんだ!」

ルラーナ「え!」

ゼール「絶対に…」

ピー

ルラーナ「クルーに何かあったんだ。」

ソロックス「戻るなよ!」

ルラーナ「あなたは好きにしたら?」

ソロックス「待てよ!」

ゼール「来るな来るな。」

クルー「グルルルル」

ルラーナ「もうやめて!」

クルー「?お前誰だよ?」

ルラーナ「え?ルラーナだよ!冗談やめて!」

クルー「誰だし、ルラーナって。」

ルラーナ「え?クルー?」

クルー「誰の事言ってる?」

ルラーナ「あなたのことよ!」

クルー「あなたと呼ぶな!」

ルラーナ「クルー!あなたはオオカミの群れのボスよ!私の大親友よ!」

クルー「俺が群れのボス?作り話をつくるな。」

ルラーナ「作り話じゃない!あなたどうしたの?私が分からないの?」

クルー「じゃあ聞く、お前はなにもん?」

ルラーナ「ルラーナ・ローリス、あなたの親友であり、恋人だって。」

クルー「へえー、そんなの1㎎も覚えてねえよ。」

ルラーナ「え?なんで?」

クルー「黙れ!」

クルーはルラーナのおでこを切った

ルラーナ「ああああ!」

クルー「ハハハハハ。」

ルラーナ「なんでこんな事して、笑うの?」

クルー「分かんねえ、けど楽しいってことだ!」

ルラーナ「やめて!」

ザキリ

もう一つおでこを切った

ルラーナ「ああああああ!」

クルー「じゃあな、小娘。」

ルラーナ「待って!」

行ってしまった。

ゼール「だから言ったろ!ここに来るなって!」

ルラーナ「でも…」

ゼール「あいつがいるからお前は2つも傷を付けられたんだぞ!」

ルラーナ「クルーを見捨てたくなかったか。」

ゼール「記憶がないんだぞ!」

ルラーナ「原因は何よ!」

ゼール「…」

ルラーナ「分からない?」

ゼール「長い間眠ってて…それで目を覚めたた時には…」

ルラーナ「クルーを探しに。」

ゼール「傷を治療しないと。」

ルラーナ「かすり傷よ!」

ゼール「念のためのこれを。」

ルラーナ「どれだけ大事か分かった?」

ゼール「…」

ルラーナ「行ってくる。」

ゼール「気を付けて。」

ルラーナ「クルー?いるの?」

クルー「グルルルル、がぶがぶ!」

ルラーナ「!なんでクルーがシカを襲ってるの…」

クルー「グルルルル」

ルラーナ「なんで!小動物の肉しか食べないって言ったじゃない!」

クルー「そんな事、俺いつ言ったけ?」

ルラーナ「噓つき!噓つき噓つき!」

クルー「噓じゃない、ほんとのことだ、しつこいとお前も食うぞ。」

ルラーナ「裏切り者!噓つきオオカミ!」

クルー「うるさいな!黙ってろ!」

ルラーナ「!」

クルー「そもそもこの森に来るな!」

ルラーナ「ひゃ!」

クルー「出てけ!」

ルラーナ「たった。」

ソロックス「ルラーナ、大丈夫だった?」

ルラーナ「全然大丈夫じゃない!クルーは私の事覚えてないし、頭に傷はできるし!」

ソロックス「ああ…」

ルラーナ「クルーと出会って不幸な事はなかった!」

ソロックス「覚えてないってどういう事?」

ルラーナ「私の事も!友達だったことも!何もかも覚えてないの!なんでこうなったか!

分からないけど…」

ソロックス「取りあえず、家に行こう。」

ルラーナ「ここだよ。」

ソロックス「はいろう、待ってて、ミルクを入れてあげるよ。」

ルラーナ「なんでこんな時にミルク?」

ソロックス「いいから。」

ルラーナ「傷が痛むな…」

ソロックス「ほら、飲んで。」

ルラーナ「じゅるる、美味しい、落ち着いた。」

ソロックス「姉ちゃんに教えてもらった、温かいミルクを飲むと心が落ち着くんだ。」

ルラーナ「治療しなきゃ、傷を。」

ソロックス「その傷って?」

ルラーナ「信じられないけど…クルーに切られたの…」

ソロックス「え!まさか!」

ルラーナ「私も分からないの!」

ソロックス「今日は泊まっていい?」

ルラーナ「なんで?」

ソロックス「姉ちゃんは入院してるし、お兄ちゃんは姉ちゃん見とかなきゃならないし。」

ルラーナ「いいよ、ママが今日帰ってくるけど、構わない?」

ソロックス「構わないよ、退院できて良かったね。」

ルラーナ「ママもさすがに病院生活はイヤみたいで。」

ソロックス「分かる。」

ルラーナ「ミルク美味しいよ。」

ソロックス「だろう。」

ルラーナ「…救急箱どっかにあるから、持ってきて。」

ソロックス「どこに?」

ルラーナ「探すの得意でしょ?」

ソロックス「分かったよ。」

ルラーナ「ばい菌が入る、早く持ってきて。」

ソロックス「あったよ。」

ルラーナ「ありがとう…ママまだかな?」

ソロックス「しみるよ。」

ルラーナ「痛い!」

ソロックス「ごめん、じっとして。」

ルラーナ「どうして、切ったんだと思う?」

ソロックス「さあね、彼に詳しいルラーナにも分からないなら、俺に分かるはずがない。」

ルラーナ「クルーに話してみようかな、落ち着かせればきっと大丈夫。」

ソロックス「俺は行かないでおくよ。」

ルラーナ「そうした方がいい。」

ソロックス「お父さんは帰ってくるの?」

ルラーナ「仕事で遅くなる。」

シャールナー「ただいま。」

ルラーナ「お帰り、お腹すいた。」

シャールナー「その傷どうしたの?」

ルラーナ「え?気にしないで。」

シャールナー「そう、あれソロックス、どうしたの?」

ルラーナ「泊めてほしいんだって。」

シャールナー「ここでいいなら止まっていいわよ。」

ルラーナ「良かったね。」

ソロックス「ありがとう。」

ルラーナ「もう入院いやだよ。」

シャールナー「わかったわ、ここにいた方がすぐに良くなる。」

ルラーナ「噓じゃない?」

シャールナー「ママはうそつかなわよ。」

ルラーナ「そっか、今日の夕食って?」

シャールナー「パスタにしようかしら。」

ルラーナ「やったー!」

ソロックス「パスタ好きなの?」

ルラーナ「そうだよ。」

シャールナー「部屋で待ってて。」

ルラーナ「うん、行こう。」

ソロックス「どんな部屋なんだい?」

ルラーナ「お楽しみ。」

思い出して!クルー!

ルラーナ「じゃーん。」

ソロックス「わあー、こんな部屋なんだ!全部ピンクだね!」

ルラーナ「いい部屋でしょ?」

ソロックス「ソファー座っていい?」

ルラーナ「どうぞ。」

ソロックス「この箱何だい?」

ルラーナ「え?」

ソロックス「マフラー?」

ルラーナ「ママが編み物とか縫い物が好きで、教えてもらったの。」

ソロックス「すごい。」

ルラーナ「ありがとう、クルーにお揃いのプレゼントしたんだけど…」

ソロックス「マフラーの事も覚えてないのかな?」

ルラーナ「それだけはいや!」

ソロックス「分からないよね。」

ルラーナ「わかってほしい。」

ソロックス「そうだよね。」

シャールナー「ルラーナー、手伝ってくれる?」

ルラーナ「うん。」

ソロックス「俺もいく。」

シャールナー「パスタ見といて。」

ルラーナ「はーい。」

ソロックス「俺もできる事なら。」

シャールナー「じゃあ、、ソース作ってくれる?」

ソロックス「任せて。」

ルラーナ「ソロックス、料理するんだね。」

ソロックス「よく姉ちゃんのお手伝いやってる。」

ルラーナ「私もママのお手伝いやってる。」

ソロックス「俺がソーセージ焼いたり。」

ルラーナ「私の場合はパンを焼く。」

ソロックス「そうなんだ。」

ルラーナ「たまに焦がしたりするけど。」

ソロックス「俺がパンを焦がしたら、姉ちゃんに怒鳴られる。」

ルラーナ「ママはそんなんで怒らないなあ。」

ソロックス「なんで?」

ルラーナ「何でだろう?」

ソロックス「本当。」

ルラーナ「わーん、焦がしちゃった!」

シャールナー「泣かないで、いいの失敗は誰にでもあるわ、パンを焦がすのは誰にでもあることよ。」

ルラーナ「私のパンが!」

シャールナー「ママが食べる、こっち食べなさい。」

ルラーナ「うん…」

ソロックス「おいどうした?」

ルラーナ「え?私がパンを焦がしてた時の思い出を思い出してたの。」

ソロックス「焦がすなよ。」

ルラーナ「この時の為に弱火にしてる。」

ソロックス「ハハハハハ。」

ルラーナ「何で笑うの?」

ソロックス「いやいや、面白くて!」

ルラーナ「ぷっ、ハハハ。」

ソロックス「ハハハハハ。」

思い出のマフラー

ルラーナ「行ってくる。」

シャールナー「行ってらっしゃい。」

ルラーナ「クルー!いるの?」

クルー「しつこいな!」

ルラーナ「ひ!」

クルー「俺に食われたいのか?」

ルラーナ「この話で最後よ!それでも思い出せないなら!食べていいわ!」

クルー「ひひ。」

ルラーナ「クルー?あなたは本当に私の大親友を超えるくらい、大事な友だちだったの!

ある日、私が道路から飛び出して、トラックがこっちに向かってきたの。

クルーは私をかばって、大きなけがを負ったの。」

クルー「ドジを超えるドジだな、ハハハ。」

ルラーナ「!ドジ!なんで!ひどいわ!」

クルー「ホントにドジだ!」

ルラーナ「クルー!どうしたの?ホントに何もかも忘れたの?」

クルー「そもそも、俺に人間の友などいらない。」

ルラーナ「!クルーのバカ!裏切り者!噓つき!あんたなんて!友達じゃないわ!

ただの自分勝手なオオカミよ!」

クルー「そうだ、俺はそんなオオカミだ。」

ルラーナ「もう二人で仲良くならなきゃ良かった!森に来なければ良かった!

マフラーだっておそろいにしなければよかった!」

クルー「!マ・・フ・・・ラー・・・?」

ルラーナ「早く私を殺して!」

クルー「バカ!誰が殺すかよ!お前の事、大親友を食えるわけないだろ。」

ルラーナ「クルー!」

クルー「?どうした?急に?その傷どうした?」

ルラーナ「気にしないで、ずっと友達。」

エピソード3へ続く

 

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