スポンサーリンク

愛ときずなの花飾り①・二人の友情物語「秘密の二人編」

りりぃブログ
スポンサーリンク

登場するキャラクター

ジャンル:ラブストーリー/ドラマ

ルラーナ・ローリス

物語の主人公。

身長:145cm

年齢:9歳

誕生日:4月15日

メインの色:白、緑。

好きなもの:家族、花。

嫌いなもの:噓つき、暴力。

性格:家族思い、心優しい。

趣味:図工。

白色のロングヘアに緑色の目が特徴な少女。

昔から、作ることが大好き。

花畑が好きで、森によくお散歩に行く。

母が病弱で、元気がない時が多い。

家族以外の人にからかわれている、孤独な少女。

友達もいなく、独りぼっちの日々を送っていた。

ノルウェー生まれ。

クルー

第二の主人公。

大きさ:10メートル

メインの色:黒茶色

好きなもの:小動物の肉。

嫌いなもの:群れのボス。

性格:心優しい、怖いもの知らず。

鋭い爪、鋭い牙、黄色のギラギラした目が特徴。

黒茶色のオオカミ、普通のオオカミの倍の大きさ。

外見は怖いが、実は子供を助ける優しいオオカミでもある。

群れのオオカミとうまくいっていない、子供に優しいところがあるため群れのオオカミにからかわれている。

子どもの頃に両親を失っている。

シャールナー・ローリス

ルラーナの母。

身長:178cm

年齢:29歳

誕生日:2月23日

メインの色:白、緑。

好きなもの:娘、家族。

嫌いなもの:泥、黒いインク。

趣味:編み物

性格:家族思い、頑張り屋。

ルラーナと同様、白色の髪、緑色の目が特徴。

20歳の時から、重いガンをわずらっており、ルラーナの世話ができない時が多い。

命がけでルラーナを産んだ。

世話ができない代わりに、ルラーナに編み物を教えている。

子どもの頃はクルーと仲が良く、森によく遊んでいた。

ゼール・ローリス

ルラーナの父。

身長:182cm

年齢:30歳

誕生日:7月18日

メインの色:茶色、緑。

好きなもの:家族。

嫌いなもの:黒いインク。

趣味:料理。

性格:家族思い。

茶色の髪、緑色の目が特徴。

母の代わりにご飯を作っている。

家族思いの父親。

仕事が忙しく母と同様、ルラーナの世話ができない時が多い。

ルラーナにかなりの気をつかっている。

黒いインクが嫌い。

クレーナ・ローリス

シャールナーの姉

身長:179cm

年齢:31歳

誕生日:9月10日

メインの色:白色

好きなのもの:妹。

嫌いなもの:昆虫

趣味:子育て

性格:妹おもい、世話好き。

ベビーシッターの経験がある。

現在ではスーパーで働いている。

妹と同様、白色の髪、緑色の目。

子育て好きなシャールナーの姉。

ギリ―

オオカミのボス

大きさ:11メートル。

メインの色:黒

好きなもの:肉、人間の肉。

嫌いなもの:人間と仲良くするオオカミ。

性格:気が荒い。

全身黒色のオオカミ、人間に優しいクルーを嫌っている。

人間の子供の肉が好き。

目は赤色、体が一回りクルーより大きい。

非常に気が荒く、血も涙もないオオカミ。

ゾリー

クルーの兄

大きさ:10メートル

メインの色:青色

好きなもの:弟

嫌いなもの:群れのボス。

性格:弟思い

全身青色の弟思いのオオカミ、クルーと同様黄色目をしている。

クルーと同様、ボスを嫌っている。

自分勝手な者が嫌い、クルーの手助けをすることもある。

狩りが上手い、好物はメスジカ。

シェーラ「名前、思い出の話、夢で登場。」

クルーの母

大きさ:11メートル

メインの色:茶色。

好きなもの:息子

嫌いなもの:自分勝手。

性格:息子思い。

病気によって亡くなった、クルーの母親。

生きていた頃は子供思いの母親。

生まれつき体が弱い。

あらすじ

ノルウェーに住む少女ルラーナは、大好きな母親に構ってもらえず。

嫌われてばかりの日々を送っていた。

ある日、同じような日々を送る1匹のオオカミ、クルーに出会う。

クルーはルラーナの気持ちを聞き、勇敢になったルラーナは、母にある言葉を聞く。

物語の始まり

ぴぴぴぴぴー!

ルラーナ「ポチ、おはよう。」

シャールナー「おはよう、ルラーナ。」

ルラーナ「おはよう、ママ。」

ゼール「ご飯置いてあるぞ。」

ルラーナ「ありがとう、パパ。」

シャールナー「ルラーナいらっしゃい。」

ルラーナ「何?ママ?」

シャールナー「いつもごめんね。」

ルラーナ「ママが元気になるんだったら、別にいい。」

シャールナー「ありがとうね。」

ルラーナ「いただきます、パクリ。」

ゼール「仕事に行ってくるな。」

ルラーナ「行ってらっしゃい。」

シャールナー「気をつけてね。」

ルラーナ「外に遊びに行こう。」

ガチャ

???「よおお目覚めか?おねぼうちゃん。」

ルラーナ「ザリーやめて。」

ザリー「お前のおかあちゃんは元気がないんだろう、お気の毒に。」

ルラーナ「ママは命がけで私を産んだの。」

ザリー「お前のおかあちゃんはどうなるかな、ハハハ。」

ルラーナ「どうして、いつもからかわれてばっかりなんだろう。」

キリー「ドン!」

ルラーナ「うわ!」

キリー「ドジ!気を付けろ、臆病なルラーナ。」

ルラーナ「…」

キリー「何も言えないのか?こうしてやる!バン!」

ルラーナ「やめて!」

キリー「もっとキックしてやる!オラオラ!弱虫、弱虫。」

ルラーナ「どうして私だけ。」

シャールナー「お帰り。」

ルラーナ「ママ、私はどうしていつもママの事でからかわれてるの。」

シャールナー「ママのせいなの、ごめんね。」

ルラーナ「お休み。」

シャールナー「お休み。」

ルラーナ「私に味方してくれる相手がいたらな。」

クルーの出会い

ルラーナ「おはよう。」

ゼール「大丈夫か?」

シャールナー「はあはあ、ルラーナためにも。」

ルラーナ「ママ…お散歩に行こう。」

ゼール「どこ行くんだ?」

ルラーナ「お散歩。」

ゼール「気を付けるんだぞ。」

ルラーナ「はあー、ママは元気になるのかな…」

クルー「グルルルル!」

ルラーナ「誰?」

クルー「ガオ―!」

ルラーナ「キャー!」

クルー「ひひひ、ゴクリ、ごちそう発見。」

ルラーナ「食べないで!ママともうちょっと一緒にいたいの!」

クルー「お前名前は?」

ルラーナ「ルラーナ、そういうあなたは?」

クルー「クルーだ、お母さんの事を話せ。」

ルラーナ「何かしてくれる?」

クルー「食べるのを辞めてやる。」

ルラーナ「ママは病気なの、もうすぐ入院になるかもしんない。」

クルー「俺の親だって、病気で死んだぞ。」

ルラーナ「ママが病気だから、私以外のお母さんは病気じゃないみたい。

からかわれてばっかり。」

クルー「早くいけ、親の元へ帰れ。」

ルラーナ「いいの?ありがとうクルー。」

クルー「親がいるだけでも幸せだ。」

ルラーナ「ただいま。」

シャールナー「お帰り。」

ルラーナ「ママ。」

シャールナー「どうしたの?寂しかったの?心配かけてごめんね。」

ルラーナ「私はもう寝る。」

シャールナー「お休み。」

クルーのところでは

ゾリー「よお、お帰り、クルー。」

クルー「俺はもう寝る。」

ゾリー「おいどうした。」

クルー「今日はほっといてくれ。」

ゾリー「あいつどうしたんだ?」

ギリー「おい、何してる!早く寝ろ!」

ゾリー「分かりました。」

次の日

ルラーナ「おはよう。」

シャールナー「あら早いわね、どこか行くの?」

ルラーナ「森に行くのが楽しみになって。」

シャールナー「いいことね。」

ルラーナ「パンは自分でやくよ。」

シャールナー「ごめんね。」

ルラーナ「このパン美味しい。」

シャールナー「そうかしら?」

ゾリー「起きろ、朝ご飯だぞ。」

クルー「ハイハイ。」

ゾリー「むしゃむしゃ。」

クルー「モグモグ。」

ゾリー「お前、昨日から変だぞ。」

クルー「そうか?気のせいじゃ。」

ゾリー「そうか。」

ルラーナ「森に遊びに行くの。」

シャールナー「暗くなる前に帰ってね。」

ルラーナ「はーい。」

キリー「よお、ルラー、どこに行くんだい?」

ルラーナ「ルラーじゃない。」

キリー「なんだと、お前は臆病で無力な女の子なんだろ?」

ルラーナ「何でそんなこと言うの!」

キリー「おら!ほらやっぱり無力だ。」

ルラーナ「無力じゃないのに。」

キリー「臆病、臆病、弱虫、弱虫。」

ルラーナ「どいて!ぐす。」

キリー「森に何をしに行く?」

ルラーナ「なんでいつも、からかわれてばっかりなの…」

クルー「どうした?ルラーナ。」

ルラーナ「は!あなた?ルラーナって呼ばれたのは初めて。」

クルー「からかわれてばっかりなんだろ?俺もボスに怒らてばっかりだ。」

ルラーナ「ママが病気だから、からかわれてるの。」

クルー「…」

ルラーナ「私が赤ちゃんの時から、ママは病気だったの。」

クルー「気の毒に。」

ルラーナ「もうすぐ入院になるんだ、治るってママは言ってるんだけど、夜の話がいつも聞こえてる来るの。」

シャールナー「あの子になんていえば。」

ゼール「シャールナーそんなこと言うな。」

シャールナー「私はもう長くないかも。」

ルラーナ「ママは私を産む前は元気だったの、ママが病気なのは正直言って私を産んだから。」

クルー「俺の母も俺を産んで弱っていった。」

ルラーナ「怒って花瓶を割った事がある。」

クルー「怒った時は気が済むまで暴れろ。」

ルラーナ「どうして?」

クルー「スッキリするからだ。」

ルラーナ「もう帰らなきゃ。」

シャールナー「ゲホゲホ。」

ゼール「大丈夫か?」

シャールナー「ゲホゲホ。」

ルラーナ「ママ?」

ゼール「部屋に行きなさい。」

ルラーナ「はーい。」

ゼール「薬を持ってくるから。」

シャールナー「はあはあ。」

ゼール「ほら飲んで。」

シャールナー「ゴクリ。」

ルラーナ「…」

ゼール「君が言った通り、もう長くないかもしれない。」

シャールナー「あの子に寂しい思いをさせちゃダメ。」

ゼール「ルラーナを産んだのを後悔してないか?」

シャールナー「もちろん、あの子のためにも。」

クルーとルラーナの苦しみ

ギリー「集まれ。」

クルー「なんだよ。」

ギリー「最近は食料が減ってきている、狩りに出かけなければ。」

クルー「狩りだと?何を捕まえに行く?」

ギリー「大物だ、小動物だと全然足りない。」

クルー「大物?そんなの大変なだけじゃねーか。」

ギリー「文句を言うな!早くいけ。」

ルラーナ「ガチャン。」

キリー「よお、母ちゃんの様子はどうだ?弱っていってるんだろ?」

ルラーナ「うるさいよ!」

キリー「もう長くないかもな、こいよ。」

ルラーナ「…」

クルー「気が済むまでやってやれ。」

ルラーナ「…」

キリー「やって来いよ。」

ルラーナ「この!」

キリー「うわ!」

ルラーナ「いじわるキリー!あなたの方が無力よ!あなた本当はママがいないくせに!」

キリー「何で分かった?うがっ!」

ルラーナ「弱い者いじめで、孤独なくせに!そんなことするから友だちができないのよ!」

キリー「よせ!やめろ!」

ルラーナ「もう一発!」

キリー「うがっ!」

バタン!

ルラーナ「はあはあ。」

ゼール「何をやってる!ルラーナ。」

ルラーナ「いつもいじめられてる。」

ゼール「どうして。」

ルラーナ「気が済むまで暴れろとかってあるでしょ。」

ゼール「家に入りなさい。」

ルラーナ「…」

シャールナー「どうしたの?」

ルラーナ「人をケガさせたの。」

シャールナー「いつもいじめられてるんでしょ?」

ルラーナ「気が済むまでやってやったの。」

シャールナー「それでいいの、ママも昔いじめられてたから。

それで森に散歩に行っててね、1匹のオオカミと出会ってね。」

ルラーナ「え?」

シャールナー「それで自分と同じようにからかわれててね、気持ちを聞いてくれたの。

そして怒ったときは気が済むまで暴れろって。」

ルラーナ「私もあったよ、そのオオカミに。」

シャールナー「やっぱり、そう思ったの。」

ルラーナ「ごめんなさい…」

シャールナー「なんであやまってるの?」

ルラーナ「ひどいことをしちゃったから。」

シャールナー「気にしないで、ねえルラーナちょっとおつかいに行って来て。」

ルラーナ「うん。」

シャールナー「好きなのを買ってきていいから。」

ルラーナ「ママに花束を買ってきてあげよ。」

クレーナ「あらルラーナ久しぶり。」

ルラーナ「お使いに、花束を買いに。」

クレーナ「お母さんどうなの?お母さんが入荷になったら、私の家にくる?」

ルラーナ「構わない?」

クレーナ「ええ。」

ルラーナ「考えておくよ。」

クレーナ「ゆっくり見てきて。」

ルラーナ「卵に、チーズ、ジャガイモに牛肉、玉ねぎ。

カレーライスを作るのかな?」

女の子「ママこれ買おうよ。」

母「いいわね、今日はグラタンよ。」

女の子「やったー。」

ルラーナ「はあー、昔は二人でここに来たのに。」

シャールナー「今日は何する?」

ルラーナ「ママ体大丈夫?」

シャールナー「気にしないで、今日の夕食はごちそうよ。」

ルラーナ「好きなのかっていいの?」

シャールナー「食べたいの買っていいわよ。」

ルラーナ「あの頃は元気だったのに。」

クルー「母が生きてるだけでも幸せだと思え。」

ルラーナ「クルーの言う通りかも、どの花束にしようかな?」

クレーナ「この花にしたら?この季節にしか咲かないんだ。」

ルラーナ「これにする。」

クレーナ「喜んでもらえると良いね。」

シャールナー「お帰り。」

ルラーナ「ママが珍しく料理?」

シャールナー「スーパーのご飯じゃイヤでしょ、親の手料理が食べたいと思ってるかなって。」

ルラーナ「何を作ってるの?」

シャールナー「ドリアを作ってるの、ロールパンを焼いたから、ドリアとパン。」

ルラーナ「ねえママ、渡したい物があるの。」

シャールナー「どしたの?」

ルラーナ「はい花束。」

シャールナー「ルラーナ…」

ポチャポチャ

ルラーナ「ママ?」

シャールナー「ぎゅう、ごめんなさい、ありがとう。」

ルラーナ「何で泣くの。」

シャールナー「ママが情けなくて、いつも一人にさせて。」

ルラーナ「…」

シャールナー「お使いを頼んだだけなのに。」

ルラーナ「喜ぶかなって。」

シャールナー「ご飯にしましょう。」

ルラーナ「お腹すいたよ。」

シャールナー「熱いわよ。」

ルラーナ「トロトロしてて美味しい、パンももちもちで。」

シャールナー「ねえルラーナ、ママが入院なったらどうするの。」

ルラーナ「クレーナお姉ちゃんの家に行く。」

シャールナー「姉さんぐらいしかいないからね。」

ルラーナ「ごちそうさま。」

シャールナー「どこに行くの?」

ルラーナ「花畑。」

シャールナー「気をつけてね、9時までに帰るのよ。」

ルラーナ「きれいだな。」

クルー「グルルルル!がぶがぶ!」

ルラーナ「!誰!」

クルー「おいどうしてここに来た!」

ルラーナ「ダメだった?」

クルー「狩りに出かけてたところだ、ボスに見つかったらどうする!」

ルラーナ「ごめんなさい。」

クルー「いいか、ボスに見つかったらひとたまりもないぞ!

お前はボスのおやつにされる!」

ルラーナ「この時間は来ちゃっダメなの。」

クルー「ボスは夜になると、狂暴化する。」

ルラーナ「じゃあもう帰るよ。」

クルー「お前のためだ。」

ルラーナ「これだけ聞かせて、ボスの名前と見た目は?」

クルー「名前はギリー、目は赤色で全身黒色。」

ルラーナ「気を付けるよ。」

クルー「お前のお母さんの名前は?」

ルラーナ「シャールナー・ローリス。」

クルー「シャールナー!」

ルラーナ「今日はこれで。」

クルー「…」

シャールナー「薬の時間、あった、ゴクリ。」

ルラーナ「ただいま。」

シャールナー「お帰り、お風呂に入っていいわよ。」

ルラーナ「お薬?」

シャールナー「気にしないで、はやく。」

ルラーナ「うん。」

ジャワ―

ルラーナ「ゴシゴシ、ジャワー。」

キュ

ルラーナ「バシャン、はあー、ママはいつになったら元気になるのかな…」

シャールナー「ゴシゴシ、ジャワー」

ルラーナ「きゃはははは。」

シャールナー「きれいになったわよ。」

ルラーナ「ひひひ。」

シャールナー「いい子ね。」

ルラーナ「私のせいなのかな…」

シャールナー「寝ましょう。」

ルラーナ「ママは私のせいで病気なの?」

シャールナー「そんなわけないでしょ、ママは後悔してないわよ。

生まれて来てよかったでしょ?」

ルラーナ「うん。」

シャールナー「それでいいの。」

ルラーナ「違うって言ってるけど、私を産んでから病気だったから。」

シャールナー「ルラーナ?まだ入ってるの?」

ルラーナ「いまあがるところ。」

シャールナー「何独り言してるの。」

ルラーナ「してないよ。」

シャールナー「早く寝なさい。」

ルラーナ「はーい。」

シャールナーの過去

先生「シャールナーさん残念ですが、今の状況でその子を産むのは非常に危険です。

悪化する可能性が高いです。」

シャールナー「それでも私は産みます、この子を幸せにするの!」

先生「ガンがさらに悪化するってことですよ、覚悟はできますか?」

シャールナー「もう覚悟はできています。」

先生「もっとひどい場合は死の可能性があります。」

シャールナー「この子の顔を一目見れたら満足だわ!」

先生「分かりました。」

シャールナー「ああああああ!あああああ!」

先生「産まれましたよ。」

おぎゃああ

シャールナー「はあはあ。」

ルラーナ「ママ…ママ…、!夢か…」

ゼール「おはようルラーナ…」

ルラーナ「パパ?」

ゼール「悲しいお知らせが。」

ルラーナ「何?」

ゼール「ママが入荷になるんだ。」

ルラーナ「え?噓でしょ。」

ゼール「今日からクレーナの家にうつろう、荷造りするんだ。」

ルラーナ「ママは?」

ゼール「とっくに病院にいったよ。」

ルラーナ「…」

ゼール「着替えて。」

ルラーナ「クルーのところに行こう…」

ゼール「パンは自分で焼けるな?」

ルラーナ「うん。」

ゼール「上に行ってくる。」

チーン

ルラーナ「サクサク、ゴクリ。」

ゼール「ルラーナも荷造りを。」

ルラーナ「分かった。」

ゼール「なるべく要らないものは持っていくなよ。」

ルラーナ「とうとう入院か…?何この写真?」

シャールナー・ローナ・ウェルランド。

ルラーナ「子供時代の写真。」

ゼール「できたか?」

ルラーナ「いま。」

ゼール「外で待っとくぞ。」

ルラーナ「よいしょ、完璧。」

ゼール「ほら乗れ。」

弱っていく母

クレーナ「ルラーナ、いらっしゃい。」

ルラーナ「今日からよろしく。」

クレーナ「部屋を案内するわ。」

ルラーナ「わあ。」

クレーナ「気に入った?」

ルラーナ「すごく。」

クレーナ「シャールナーのことは残念だったわね。」

ルラーナ「森に行ってきていいですか?」

クレーナ「今からお茶にしようと思ったんだけど。」

ルラーナ「いいの。」

クレーナ「場所はわかる?」

ルラーナ「うん。」

クルー「暇だ。」

ルラーナ「ねえ。」

クルー「!なんだお前かよ、どうした?」

ルラーナ「ママが入院になったの。」

クルー「気の毒に。」

ルラーナ「こういう時は私はどうしたらいい?」

クルー「ひたすら願え、お母さんが元気になることを願え。」

ルラーナ「それだけでいいの?」

クルー「それといい子に大人しくしてろ。」

ルラーナ「ママが心配な時は?」

クルー「お母さんの顔を見に行け。」

ルラーナ「ママが手術とかになったら?」

クルー「母を信じろ。」

ルラーナ「クルーのお母さんも病気で?」

クルー「俺が15の時に死んだ。」

ルラーナ「野生の世界の方がつらいと思う。」

クルー「そうだな。」

ルラーナ「じゃあね。」

クルー「はあ…」

シェーラ「ほらクルー、いっぱい食べて。」

クルー「むしゃむしゃ。」

シェーラ「美味しい?」

クルー「お母さんも食べなよ。」

シェーラ「いいわ、お腹すいてないの。」

クルー「じゃあ僕が全部食べちゃうよ。」

ルラーナ「いい家だね。」

クレーナ「チーズケーキ食べる?」

ルラーナ「ケーキは大好きです。」

クレーナ「どうぞ。」

ルラーナ「美味しい、ありがとうございます。」

クレーナ「手作りなのよ。」

ルラーナ「すごい!お姉ちゃんすごいね!」

クレーナ「お姉ちゃんだなんて。」

ルラーナ「へんか。」

クレーナ「シャールナーは昔はあなたみたいに元気だったのよ、良く森に行って。」

ルラーナ「…」

クレーナ「あなたは昔のシャールナーそっくりだわ。」

ルラーナ「ビデオある?」

クレーナ「確かここに、あったわ。」

ヒュイーン

クレーナ「シャールナーは本当に花畑が好きなのね。」

シャールナー「可愛いじゃん。」

ルラーナ「これがママ?」

クレーナ「自分そっくりでしょ?」

シャールナー「お姉ちゃん、花飾り作ってあげる。」

クレーナ「ありがとう。」

ルラーナ「何歳?」

クレーナ「9歳の時のビデオ。」

シャールナー「はい。」

クレーナ「うまいね。」

ルラーナ「ピッ。」

クレーナ「懐かしい。」

ルラーナ「…」

クレーナ「買い物に行ってくるわ。」

ルラーナ「行ってらっしゃい。」

クルーの群れ

クルー「…」

ギリー「何ボーッとしてる!」

クルー「!なんだよ!」

ギリー「お前最近おかしいぞ!」

クルー「最近仲良くなったら女の子の事で。」

ギリー「女の子!お前また人間と仲良くなったのか?」

クルー「悪いのかよ!」

ギリー「そうだよ!」

ゾリー「おい!何もめてる!」

ギリー「うるさいな!ボスのいうことは絶対だ!」

クルー「ボスなんて知るか!」

ギリー「おい!どこ行く!」

クルー「群れにボスなんているから!この!」

ルラーナ「私と同じね。」

クルー「は?何時の間に。」

ルラーナ「ボスにからかわれてるんでしょ?私も。」

クルー「同じだな、お前みたいな子供に優しいから、バカにされる。」

ルラーナ「私は臆病で泣き虫でママが病気だからって理由でね、ひどいでしょ?」

クルー「似てる。」

ルラーナ「うん、似てる、花畑って綺麗だね。」

クルー「シャールナーも同じだった。」

ルラーナ「知ってる。」

クルー「あいつが病気で入院。」

ルラーナ「長くないかも。」

クルー「母を信じろ。」

ルラーナ「ねえクルーのお父さんは?」

クルー「狩りをしてる時に別の群れのボスに殺された。」

ルラーナ「私のパパは仕事で、ママのお姉さんの家に住んでる。」

クルー「本当は俺がボスになりたい。」

ルラーナ「ボスのいうこと絶対にってルールがあるからね。」

クルー「母が恋しい。」

ルラーナ「クルーは誰に育てられたの?」

クルー「兄に。」

ルラーナ「お兄さんいるんだ、私は一人っ子だよ。」

クルー「ハハハ。」

ルラーナ「帰らなきゃ、心配してるかも。」

クルー「気を付けろよ。」

ギリーの悪だくみ。

ギリー「クンクン、人間の匂いだ、しかも近くにいるぞ。」

ルラーナ「ルンルン。」

ギリー「ひひひ。」

ルラーナ「?なんか視線が。」

ギリー「食わせてらう。」

ルラーナ「!」

ギリー「ガオー!」

クルー「シュイン!」

ギリー「邪魔するな!」

クルー「グルルルル!」

ギリー「ガウガウ!」

ルラーナ「はあ!」

クルー「グルルルル!」

ギリー「ザキリ!」

クルー「グアー!」

ギリー「クソ!はなせ!今日はここまでだ!」

クルー「絶対だな!」

ギリー「やめろ。」

クルー「分かった。」

ルラーナ「はあはあ。」

クルー「うう…」

ルラーナ「ケガしてるよ。」

クルー「すぐ治る。」

ルラーナ「血が出てる。」

クルー「気にするな。」

ルラーナ「でも・・」

クルー「大丈夫だ、早くいけ母さんが待ってるぞ。」

ルラーナ「ママは病院。」

クルー「心配してる。」

ルラーナ「分かった、ありがとう。」

たった

ゾリー「!クルー!どうした?」

クルー「大物を狙っててな、それで。」

ゾリー「こっちにこい、寝転んだ方がいい。」

クルー「ボスはいつも悪いことを考えてるよな。」

ゾリー「さっきの女の子なんだ?」

クルー「最近仲良くなった。」

ゾリー「俺は構わないけど、ボスが許すかどうか。」

クルー「もうばれてる。」

ゾリー「ここにいてろ。」

深刻な事件

ルラーナ「ただいま。」

クレーナ「どこ行ってたの!心配したでしょ!」

ゼール「ルラーナ、また残念なお知らせが。」

ルラーナ「ママのこと?」

ゼール「かなり弱ってるみたいだ、治療を続けないと手遅れになるって。」

ルラーナ「え?」

クレーナ「明日は手術を受けるみたいよ。」

ルラーナ「そんな…」

クレーナ「それでもママを信じるの、良い?」

ルラーナ「うん。」

ゼール「いまからママに会いに行くか?」

ルラーナ「もちろん。」

病院

ゼール「この部屋だ。」

ルラーナ「ママ?」

シャールナー「あら来たのね、いらっしゃい。」

ルラーナ「なんでそんなに笑ってるの?」

シャールナー「笑うことはいいことよ。」

ルラーナ「ホントは苦しんでるのに。」

シャールナー「大丈夫よ、ママが元気になったら、どこか連れていってあげるわ。

どこがいい?」

ルラーナ「旅行、遊園地、水族館。」

シャールナー「どこに行きたい?」

ルラーナ「ニューヨーク。」

シャールナー「いいところよね、ママも子どもの頃行ってみたかったの。」

ルラーナ「…」

シャールナー「どうしたの?」

ルラーナ「いつになったら元気になる?」

シャールナー「それは分からない、でもママを信じて。」

ルラーナ「クルーも同じこと言ってた…」

シャールナー「人に優しいオオカミもいるのね。」

ルラーナ「私を助けくれたよ。」

シャールナー「森で迷ったら、クルーに助けてもらいなさい。

その時はクルーを信じるの。」

ルラーナ「分かった。」

シャールナー「行きなさい。」

ゼール「大丈夫か?無理するなよ。」

シャールナー「あの子に心配させたくない。」

ゼール「そうだな。」

シャールナー「これをあの子にわたして。」

ゼール「分かった。」

ルラーナ「パパ。」

ゼール「ご飯食べに行こうか。」

ルラーナ「うん。」

ゼール「ここのレストラン懐かしいな、良くママと行った。」

ルラーナ「…どうして昔の話を?」

ゼール「悪い、ママのことを思い出すよな。」

ルラーナ「…」

ゼール「好きなの頼んでいいぞ。」

ルラーナ「オムライス。」

ゼール「エビフライ付けれるぞ。」

ルラーナ「付ける。」

お店の人「どうぞ。」

ルラーナ「パクリ、おいしい、でもママのが一番…」

ゼール「お店に失礼だろ。」

ルラーナ「はい。」

ゼール「ママを恋しがるな。」

ルラーナ「でも考えちゃう。」

ゼール「…」

シャールナー「ルラーナ、どれにする?」

ルラーナ「どれにしようかな?」

シャールナー「何でもいいわよ。」

ルラーナ「オムライス。」

シャールナー「いいわよ。」

ルラーナ「美味しい、でもママのが一番。」

シャールナー「嬉しいわ。」

ゼール「ダメだ!思い出すな!」

ルラーナ「パパだって思い出しってんじゃん。」

ゼール「パパもそう思ってて。」

ルラーナ「ごちそうさま。」

ゼール「帰るか。」

クレーナ「お帰り。」

ルラーナ「ただいま。」

クレーナ「お風呂沸いたわ。」

ルラーナ「今から入る。」

ジャワ―

ルラーナ「ゴシゴシ。」

ジャワ―

ルラーナ「ふう。」

ゼール「あがったか?」

ルラーナ「気持ちよかった。」

ゼール「ママがこれを。」

ルラーナ「?なんだろう?」

ゼール「ママの宝物か?」

ルラーナ「花飾りとネックレスだ。」

ゼール「ママの宝物だ。」

ルラーナ「でもどうして?」

ゼール「預かってもらいたかったんだろう。」

ルラーナ「…」

ゼール「早く寝ろ。」

ルラーナ「はい…」

編み物の思い出

ルラーナ「はあ…、?これなんだろう?」

ルラーナ、編み物を覚える。

ルラーナ「私が編んだ、マフラーだ、ママが教えてくれたな。」

シャールナー「ここをこう通す。」

ルラーナ「痛た!」

シャールナー「大丈夫?気を付けて。」

ルラーナ「血が出た…」

シャールナー「このくらいなら大丈夫よ。」

ルラーナ「もうやりたくない!」

シャールナー「あきらめないの、編み物が作れるようになったらいいのよ。」

ルラーナ「分かった、やってみる!」

シャールナー「そうね。」

ルラーナ「またなにか作ってみよう。」

友に送るマフラー

ルラーナ「おはよう。」

クレーナ「おはよう、よく眠れた?」

ルラーナ「うん。」

クレーナ「卵食べる?」

ルラーナ「卵は朝ご飯の定番でしょ?それとパンね。」

クレーナ「ママがいなくて寂しいわね。」

ルラーナ「でもママは大丈夫だって。」

クレーナ「ママを信じてるのね。」

ルラーナ「ママがそう言うから。」

クレーナ「ほら食べて。」

ルラーナ「いただきます。」

クレーナ「ゼールは仕事に行ったわ。」

ルラーナ「うん。」

クレーナ「私も今から行かなきゃならないの。」

ルラーナ「いい子に留守番しとく。」

クレーナ「行ってくるね。」

ガチャン

ルラーナ「ごちそうさま、上に行こう。」

ガチャン

ルラーナ「クルーのためにマフラーを作ってあげよう、同じ色のマフラーを2枚作って

お揃いにしよう。」

あみあみ

ルラーナ「ママに教えてもらった価値があるな、1枚め完成、2枚目も作ろう。

私が初めて作ったのは確か手袋だったかな?」

シャールナー「何を作ってるの?」

ルラーナ「手袋。」

シャールナー「すごいじゃない!うまいね、ママが教えたからかな?」

ルラーナ「えへへ。」

シャールナー「可愛いルラーナ。」

ルラーナ「完成、赤色のマフラー、クルーにお似合いね。」

友情のかけら

ルラーナ「クルー?いないの?」

クルー「?ルラーナ?いたた。」

ルラーナ「まだ治ってないの?」

クルー「血は出なくなった。」

ルラーナ「渡したい物が。」

クルー「?」

ルラーナ「はい。」

クルー「マフラー?」

ルラーナ「私が編んだんだ、お揃いだよ。」

クルー「ありがとよ。」

ルラーナ「ねえ、どうしてウソをついたの?」

クルー「は?」

ルラーナ「お兄さんに。」

クルー「ボスに襲い掛かったこと言えなくて。」

ルラーナ「ウソってついついついちゃうよね。」

クルー「お前のママもウソをついてるかも。」

ルラーナ「え?まさか。」

クルー「…」

ルラーナ「大事にしてね。」

クルー「これで付けたら、ケガがマシになった。」

ルラーナ「本当に!マフラーのおかげなのかな?」

クルー「ボスに見つかるなよ」

ルラーナ「ただいま。」

クレーナ「お帰り。」

ルラーナ「お腹すいた。」

クレーナ「いま作ってるから、どこ行ってたの?」

ルラーナ「森に遊びに。」

クレーナ「シャールナーそっくり。」

ルラーナ「そんなに?ママは元気じゃないよね。」

クレーナ「ああ…」

ゼール「ガチャン、おい二人ともいいニュースだ!」

ルラーナ「なにパパ?」

ゼール「ママの体調が少しづつ良くなってるぞ。」

ルラーナ「本当!」

ゼール「会いに行くか。」

ルラーナ「早く。」

ゼール「シャールナー、きたぞ。」

ルラーナ「ママ!」

シャールナー「久しぶりね、いつも通り元気ね。」

ルラーナ「へへ。」

シャールナー「ママの言ったとおりでしょ?」

ルラーナ「いつ退院するの?」

シャールナー「興奮しないの、気が早いわね。」

ルラーナ「ママが家にいないと落ち着かないよ。」

シャールナー「そうよね、パパも同じだと思うわ。」

ルラーナ「ママの手料理が食べたい。」

シャールナー「ママのが一番って言ってくれるほどだからね。」

ルラーナ「本当のことだもん。」

シャールナー「何が一番好きなの?」

ルラーナ「オムライス。」

シャールナー「言うと思ったわ。」

ルラーナ「今でも作って欲しい。」

シャールナー「今は無理。」

ルラーナ「分かってる。」

ゼール「帰るぞ。」

ルラーナ「じゃあねママ。」

ゼール「ケーキ買いに行くか?」

ルラーナ「食べたい。」

ゼール「好きなの買っていいぞ。」

ルラーナ「チョコレートケーキとモンブラン。」

ゼール「今日は特別だ。」

ルラーナ「ただいま。」

クレーナ「お帰り。」

ルラーナ「ケーキ買ってきたの。」

クレーナ「よかったわね。」

ルラーナ「いただきます。」

あん

ルラーナ「美味しい。」

クレーナ「退院決まったの?」

ゼール「まだわからない。」

クレーナ「まあ元気になってよかったわ。」

ルラーナ「すっごく美味しい。」

クレーナ「本当ね。」

ルラーナ「ごちそうさま。」

クレーナ「クリームがついてるわよ。」

ルラーナ「本当だ。」

クレーナ「お風呂入って。」

ルラーナ「うん。」

クレーナ「安心したわ、シャールナーの体調がよくなって。」

ゼール「そうだな。」

プルルルル

クレーナ「誰かしら?」

ゼール「僕が出るよ、はいローリスです。」

先生「シャールナーさんの退院が決まりましたよ。」

ゼール「本当ですか!」

先生「すっかり元気です、食力もありますし、歩けるようになりました。」

ゼール「明日すぐに向かいに行きます。」

クレーナ「先生から?」

ゼール「退院が決まった!」

クレーナ「あの子に報告しなきゃ。」

ルラーナ「はあ気持ちよかった。」

クレーナ「早く着替えて、話があるから。」

ルラーナ「はーい。」

クレーナ「あの子きっと興奮するでしょうね。」

ルラーナ「着替えたよ。」

ゼール「ルラーナ、ママの退院が決まったぞ。」

ルラーナ「本当!いついつ!」

ゼール「明日だ。」

ルラーナ「ママが戻ってくるの!」

ゼール「そうだ、お祝いにどこか行こう、でも体力を使わないところだぞ。」

ルラーナ「えっと、水族館がいい。」

ゼール「決まりだ。」

ルラーナ「クルーに報告しなきゃ。」

ゼール「クルーって?」

ルラーナ「友達だよ、森に行ってくる。」

ゼール「こんな時間に行くのか?てか友達いたのか?」

ルラーナ「すぐ戻る。」

クレーナ「こうなると思ったわ。」

クルー「はあー、いい気分だ。」

ルラーナ「クルー!いい出来事。」

クルー「俺も。」

ルラーナ「ママが退院するの、そして水族館に行くの。」

クルー「俺はボスになったんだ。」

ルラーナ「すごいじゃん!でもどうして?」

クルー「俺がボスと戦った時、俺がボスにふさわしいって言われてな。」

ルラーナ「クルーは怖いもの知らずだからね。」

クルー「最初は冗談かと思った、俺がボス!信じられないだろ。」

ルラーナ「ボスにふさわしいよ、最優のボスって感じ。」

クルー「家まで送るぞ。」

ルラーナ「ええそんな、大丈夫なの?」

クルー「もうみんな寝てるよ。」

ルラーナ「南にあるよ。」

クルー「しっかりつかまってろよ。」

ルラーナ「え?」

たったった!

ルラーナ「わあー!速い!」

クルー「落ちるなよ。」

ルラーナ「気持ちいい。」

クルー「到着。」

ルラーナ「ハマるだけど。」

クルー「お休み。」

ルラーナ「ただいま。」

クレーナ「寒くなかった?」

ルラーナ「大丈夫。」

クレーナ「早く寝なさい。」

ルラーナ「お休み。」

日々の再起動

ルラーナ「ふあー。」

クレーナ「おはよう、ママもうすぐ来るわよ。」

ルラーナ「ママが来るまで食べない。」

クレーナ「分かった、ママと朝食をしたいのね。」

ルラーナ「まだ?」

ガチャン

ルラーナ「帰ってきた!」

シャールナー「ただいま。」

ルラーナ「ママ!」

シャールナー「元気ね。」

ルラーナ「抱っこ。」

シャールナー「よいしょ。」

ルラーナ「ひひ。」

シャールナー「甘えん坊さん。」

ルラーナ「ぎゅるるる。」

シャールナー「ご飯食べてなわね。」

ルラーナ「帰ってくるの待ってたから。」

シャールナー「できたわよ。」

ルラーナ「ママが作った目玉焼き久しぶり。」

ゼール「やっぱり君の料理が一番だ。」

シャールナー「ありがとう。」

ルラーナ「いつ水族館に行くの?」

ゼール「明日。」

ルラーナ「楽しみ。」

母との約束

ルラーナ「ママ速く。」

シャールナー「待って。」

ルラーナ「はやくいきたいよ。」

シャールナー「行きましょう。」

クレーナ「シャールナーとお出かけって久しぶり。」

シャールナー「ほんとね。」

ゼール「バス遅れるぞ。」

ルラーナ「まだかな?」

ゼール「乗るぞ。」

ルラーナ「ママここ座っていいよ。」

シャールナー「大丈夫だから、あなたが。」

ゼール「無理はダメだぞ、ルラーナはこっちに座れ。」

シャールナー「ありがと。」

ルラーナ「楽しみ。」

ゼール「降りるぞ。」

ルラーナ「大きい。」

ゼール「行くぞ。」

ルラーナ「わあ、きれい。」

シャールナー「特別でしょ?」

ルラーナ「可愛い。」

シャールナー「ママ昔飼ってたのよ。」

ルラーナ「カワウソ?」

シャールナー「可愛いわよ。」

ルラーナ「私も飼いたい。」

シャールナー「今日買いに行く?」

ルラーナ「いいの!」

シャールナー「他の子も良いわよ。」

ゼール「せっかくだ、有名なペットショップがあるぞ。」

ルラーナ「値段関係ない?」

シャールナー「飼いたかった子言って。」

ルラーナ「ママ体大丈夫?」

シャールナー「心配しないで、いい子ね。」

ルラーナ「アザラシだ、可愛い。」

シャールナー「子供のコーナーがあるわよ。」

ルラーナ「カワウソの赤ちゃんいるかな?」

シャールナー「やっぱりいたわ、ふれあいるみたいよ。」

ルラーナ「可愛い、抱っこしてみよ。」

カワウソ「キュウ―ン。」

ルラーナ「落ち着いてるよ。」

シャールナー「ランチにする?」

ルラーナ「お腹すいた。」

シャールナー「何がいい?」

ルラーナ「ハンバーガー。」

シャールナー「このハンバーガー期間限定よ。」

ルラーナ「これにする。」

シャールナー「ルラーナの大好きなアップルパイがあるわよ。」

ルラーナ「アップルパイも。」

シャールナー「食べていいわよ。」

ルラーナ「ガブリ、ジューシーで美味しい。」

シャールナー「ハンバーグが大きいわね。」

ルラーナ「トマトいらない。」

シャールナー「好き嫌いしないの。」

ルラーナ「嫌だ。」

シャールナー「まあ食べてみなさい。」

ルラーナ「あん、いける。」

シャールナー「美味しいでしょ?」

ルラーナ「すごく。」

シャールナー「ペットショップ行きましょうか。」

ルラーナ「カワウソちゃんいるかな。」

シャールナー「ここよ。」

ルラーナ「はやく。」

シャールナー「まって。」

ルラーナ「カワウソさっそくいた、この子にする。」

シャールナー「色んな子見てきていいのよ。」

ルラーナ「ハムちゃんだ、しろいジャンガリアンハムスター欲しい。」

シャールナー「ハムスターも飼ってたわ。」

ルラーナ「フェレットだ!白い子欲しい。」

シャールナー「女の子だわ。」

ルラーナ「ラットだ、ここにいる子みんな1匹ずつ欲しい。」

シャールナー「ヘビとかカエルも欲しいの?」

ルラーナ「!それはいい。」

シャールナー「お願いします。」

ゼール「贅沢だな。」

シャールナー「家に送ったもらうわ。」

ルラーナ「楽しかった。」

シャールナー「帰りましょうか。」

母の愛は

ルラーナ「ただいま。」

シャールナー「楽しかった?」

ルラーナ「うん。」

シャールナー「ママから約束があるの。」

ルラーナ「なに?」

シャールナー「ママがもしも何かあっても、悲しまないで、もしもの事だけど。」

ルラーナ「うん。」

シャールナー「お風呂に入りましょう。」

ルラーナ「一緒に入る。」

シャールナー「ゴシゴシ。」

ルラーナ「ゴシゴシ。」

ジャワ―

シャールナー「サラサラね、すこし伸びたんじゃない?」

ルラーナ「切る気はないよ。」

シャールナー「伸ばしすぎは注意よ。」

ルラーナ「はい。」

シャールナー「明日はどこいくの?」

ルラーナ「いつも通り森に行くの。」

シャールナー「迷子になったら?」

ルラーナ「知ってるよ。」

シャールナー「あがるわよ。」

狼と少女

ルラーナ「行ってきます。」

シャールナー「いってらっしゃい。」

ルラーナ「はあー空気がおいしい。」

アウーーン!

ルラーナ「!なに!」

ガサツ

ルラーナ「うわー!」

ヒュイー―ン

バシャン!

ルラーナ「助けて!泳げないの!わ!ブクブク。

私は終わったんだ、ママ、パパ、ごめんなさい…」

バシャ

ルラーナ「…」

クルー「…」

ルラーナ「…ここは?」

クルー「やっと起きたか、大丈夫か?」

ルラーナ「ゲホゲホ。」

クルー「お前川でおぼれてたんだぞ。」

ルラーナ「ここどこ?」

クルー「ただの洞窟だ。」

ルラーナ「お家に帰りたい。」

クルー「当分無理だ。」

ルラーナ「なんで?」

クルー「オオカミたちが狩りに行ってて、お前が襲われたら。

狩りが終わるまで帰れない。」

ルラーナ「マフラー気に入ってくれた?」

クルー「すごくな。」

ルラーナ「お腹すいた。」

クルー「生肉はイヤだろ?まってろ。」

ルラーナ「どこいくの。」

クルー「まあいいからまってろ。」

ルラーナ「早くしてよ。」

数分後

クルー「持ってきたぞ。」

ルラーナ「変な奴じゃないよね。」

クルー「肉じゃない、安心しろ。」

ルラーナ「木の実?フルーツ?」

クルー「食べてみろ。」

ルラーナ「もぐ、!美味しい。」

クルー「だろ。」

ルラーナ「肉が好物なんじゃないの?」

クルー「肉が好物なわけじゃない、俺以外な。」

ルラーナ「美味しい。」

クルー「お前はここに隠れてろ、群れのオオカミは約束を破るのが多い。」

ルラーナ「ボスの言うことを聞かないの?エゴなオオカミね。」

クルー「お前ずっと一人だったんだろ?友達もいなくて。」

ルラーナ「からかわれてばっかり、いつもけられたり、殴られたり。」

クルー「子供の俺とそっくりだ。」

ルラーナ「へえー。」

クルー「俺も飯食ってくるから、そこにいとけよ。」

ルラーナ「早く戻ってきてよね。」

クルー「分かってる。」

ルラーナ「ママが心配してるのに。」

数分後

クルー「ただいま。」

ルラーナ「口についてる。」

クルー「失礼。」

ルラーナ「クルーは私のことどう思ってるの?」

クルー「!友達、家族。」

ルラーナ「ふうーん。」

クルー「迷子になったんだろう。」

ルラーナ「ドジっ子だから。」

クルー「川でおぼれるなんてよ。」

ルラーナ「ダメだね。」

クルー「そこにいてろよ、出かけてくる。」

ルラーナ「どこ行くんだろ?」

クルー「どこでもいいだろ。」

ルラーナ「木の実取ってきて。」

クルー「気に入ったか。」

ルラーナ「おやつが欲しいから。」

クルー「ふっ。」

ルラーナ「ママにまた心配かけちゃった。」

クルー「ガツガツ、?なんだ?」

ギリー「動物がすくなくなっている、どうしようか。。」

クルー「?動物ならまだまだいるぞ。」

ギリー「この森を出て、街にいくか、人間たちのいる。」

クルー「なんだって!ルラーナの家に!」

ギリー「なんだ!誰だ!」

クルー「ヤバイ!」

ギリー「気のせいか。」

クルー「あぶな!」

ルラーナ「おそいなー。」

クルー「ただいま…」

ルラーナ「遅いよ!でっ、木の実は?」

クルー「暗くなってきたから…」

ルラーナ「ホントだ、どうしたの?」

クルー「お前の母さんの命が危ない。」

ルラーナ「え!なんで!」

クルー「オオカミたちが街に餌を探しに行くって。」

ルラーナ「家に帰れる?」

クルー「…」

ルラーナ「わからないの!ママとパパはどうなるの!」

クルー「オレに何ができる!」

ルラーナ「ボスでしょ、自分が辞めさせればいいじゃん。」

クルー「…」

ルラーナ「そうじゃないの?」

クルー「考えればそうだ。」

ルラーナ「決まり。」

街の危機

シャールナー「どこに行ったの…私のせいだわ…」

ゼール「ああ…」

クレーナ「シャールナー!街に巨大なオオカミが!スーパーやお店をあらしてるの!」

シャールナー「オオカミ?」

ガチャリ

キャーキャー

ギリー「グルルルル!」

シャールナー「ルラーナが…」

ルラーナ「ママたちが危ない、はやく。」

クルー「俺を気にせずに母さんのところに行け。」

ルラーナ「嫌だ!」

クルー「お前が生きていたら…それでいいんだ。」

ルラーナ「…」

クルー「行け…」

ルラーナ「たった。」

シャールナー「ルラーナ!どこなの!」

ギリー「ここにきて正解だ!ひひひ。」

シャールナー「は!」

クルー「おい!辞めろ!」

ギリー「やあクルー、何しに来た!」

クルー「今からここをされ!」

ギリー「オレに勝ったらな!」

クルー「俺が勝ったら、言うことを聞け。」

ギリー「ああ約束する。」

ルラーナ「ママ!パパ!」

シャールナー「ルラーナ!どこなの!」

ルラーナ「ママ!」

シャールナー「ルラーナ!」

ルラーナ「ママ。」

シャールナー「けがはない?」

ギリー「始めようぜ!」

ルラーナ「ダメ!」

クルー「ガブリ!」

ギリー「グルルルル、ザキリ!」

クルー「ザキリ!ガブリ!」

ギリー「お前はなぜ、あの女を!」

クルー「守りたいだけだ…一人で臆病な女だからな。」

ギリー「おいボス!答えろ!あの女をどう思ってる!」

クルー「俺の…恋人だ…」

ルラーナ「は!」

シャールナー「あの狼見覚えが…」

ギリー「ガブリ!」

クルー「うううう…」

ギリー「これで終わりか!」

ルラーナ「負けないで!頑張って!勝って!」

クルー「は!」

ガブリ!

ギリー「うがあああああ…」

じゅわわー

クルー「俺の勝ちだ、ここから去れ、ボスの命令だ…」

ギリー「行くぞ…」

シャールナー「あなた…」

クルー「…久しぶりだな、昔と変わってない…」

シャールナー「もしかして…」

クルー「シャールナー、いい子を作ったな…」

シャールナー「…」

クルー「シャールナー。」

シャールナー「ええ、クルー。」

ルラーナ「ママもやっぱり会ってたんだ。」

エピソード2へ続く

コメント

タイトルとURLをコピーしました